国内の膨大な数の論文を検索・閲覧できるとして研究者などに広く使われてきた、「CiNii」(サイニー)と呼ばれるサービスで、新年度から多くの論文を検索できなくなったとして、ソーシャルメディアでは、「卒論のテーマが決まらない」など、困惑した投稿が相次ぎ、運営する国の機関が公式にコメントを出すなど対応に追われました。 国立情報学研究所によりますと、国の方針に沿って国内の学会や研究機関が、論文の電子ファイルをCiNiiから別のサービスなどに移行する手続きを進めていましたが、年度末までに間に合わなかった論文が検索できなくなっているということです。 ツイッターなどでは、「CiNiiが廃止になった」という誤った情報も多く投稿されたため、国立情報学研究所では、「サービスは今後も継続する」と説明したうえで、「技術面でのサポートなどを行って、早期の移行に協力したい」としていますが、ツイッターなどでは、「早くま