ウクライナ東部では、ロシア軍が攻勢を強めていて、3日にはドネツク州で市民21人が死亡しました。欧米側は、ウクライナへの軍事支援をさらに強化する姿勢を鮮明にしていますが、ロシアのプーチン大統領は、欧米側による武器供与をけん制するなど、緊張が続いています。 ロシア国防省は3日、ウクライナ東部のルハンシク州やドネツク州にあるウクライナ軍の地対空ミサイルやアメリカ製のレーダーを攻撃したほか、司令部を含む軍事施設を破壊したと発表し、東部への攻勢を一層、強めています。 ドネツク州のキリレンコ知事は3日、自身のSNSで、ロシア軍の攻撃によって州内で市民21人が死亡したと明らかにしました。 また、西部リビウでは3日夜、市内の3か所の変電所や水道関連の施設にロシア軍のミサイル攻撃があり、2人がけがをしたほか、市内の電力供給に影響が出たと、市長がSNS上で明らかにしました。 こうした中、イギリスのジョンソン首