食品大手の「マルハニチロホールディングス」は、冷凍食品事業を手がける子会社の群馬県の工場で生産したピザなどの冷凍食品から農薬の一種が検出されたとして、この工場で生産された商品は賞味期限に限らずすべて自主回収すると発表しました。 発表を受けて、スーパーなどの間では該当する商品を店頭から撤去しています。 「マルハニチロホールディングス」の発表によりますと、自主回収の対象となるのは、子会社の「アクリフーズ」の群馬工場で生産した冷凍食品で、すでに販売が終了したものも含め90品目の商品です。会社によりますと、先月から、商品で異臭がするという苦情が合わせて20件寄せられ、詳しく調べたところ、27日になって、商品のミックスピザやコロッケなどから殺虫剤などとして使われる農薬の一種「マラチオン」が検出されたということです。 会社で原因を調べていますが、今のところ分かっていないということで、群馬工場の生産を中