PayPal(ペイパル)創業者ピーター・ティール氏らは「ペイパルマフィア」と呼ばれ、ペイパル売却後も複数の起業を成功し、現在はシリコンバレーのスタートアップ育成で重要な役割を担っている。ティール氏のベンチャーキャピタルの拠点が、Foundersfund(ファウンダーズ・ファンド:創業者によるファンドの意)だ。同社の人工知能スタートアップDeepMindへの投資は、Googleによる4億ポンド(約630億円)の買収につながっており、機械学習の波を先にとらえたものだった。 ユニコーン(評価額10億ドル以上の非上場ベンチャー)である配車サービスLyftへの投資を成功させている、Foundersfundパートナーのジェフ・ルイス氏は5月13〜14日に千葉・幕張で開催されたSlush Asiaに登壇。ルイス氏は、DIGIDAY[日本版]の取材に応じ、既に日本のスタートアップ十数社と会合をもったことを