県教育委員会は3日、来年度から全県立高校の1年生が購入するタブレット端末の自己負担額は一律5万円になると明らかにした。現時点で端末価格は未定だが、5万円を超えるのは確実で、超過分は県が補助する。各家庭の経済状況に配慮した補助制度は創設しない。 ICT(情報通信技術)を進める県教委はタブレット端末を「標準教材」と位置づけており、来春の県立高入学生全員が購入する必要がある。 県教育情報化推進室によると、端末の基本ソフトはウィンドウズ8に決まっているものの、ハードのメーカーや導入するデジタル教材、最終価格は入札で決定する。ただ、「5万円を下回ることはない」(同推進室)ことから、生徒の自己負担額を5万円に設定した。 県は9月10日開会の県議会に補助費として約2億円を計上した。分割払いができるかどうかは「検討中」という。 同推進室は「端末は教科書と同様、全員に購入してもらう。家庭によってさまざまな事
映画を通じたまちづくりを目指す唐津シネマの会(辻幸徳会長)が26日に発足する。大手口センタービルの多目的ホールを活用し、毎週水曜と土曜の2日間、多彩な作品を上映する計画で、7月18日からスタート。唐津市内から映画館が消えて18年、映画文化を盛り上げ、市民に交流の場を提供する。 唐津シネマの会は、第3セクターまちづくり会社「いきいき唐津」が運営。息の長い活動を続けていくため、負担の大きい自前の映画施設は持たずに、昨秋開業したセンタービル3階ホールを活用する。1年目の運転資金は県CSOモデル事業の助成金970万円を充て、2年目以降は鑑賞料収入や個人・法人会費などで運営していく。 第1弾となる7月18日はオードリー・ヘップバーン主演の「ローマの休日」を上映。7~8月はフェイスブック創業者を描いた「ソーシャルネット・ワーク」、子ども向けに「カンフー・パンダ」などを予定している。月に1度はクラシック
武雄市が市図書館の運営に指定管理者制度を導入し、レンタルソフト店「TSUTAYA(ツタヤ)」を展開するカルチュア・コンビニエンス・クラブ(CCC)に運営委託する計画を明らかにした。図書館への同制度導入については、これまでもさまざまな議論がなされている。利便性や質の維持向上などについて、利用者側に立った長期的視点での論議が欠かせない。 市の説明によると、運営委託は来年4月からで、開館時間を1日4時間延長し、無休で365日開館する。雑誌や文具を販売するスペース、蔵書を持ち込めるカフェも設ける。貸し出しカードはCCCの「Tカード」を導入。本を借りてポイントがつく。施設の改築、併設している歴史資料館の移転も検討する。 日本図書館協会は指定管理者制度導入には否定的だ。理由として(1)入館料がない図書館事業は収益が見込みにくい(2)運営委託期間が限られるため専門性の蓄積や長期的視点での蔵書、資料収集が
武雄市が市図書館の運営を民間に委託する計画が波紋を広げている。開館時間延長など利便性の向上に歓迎の声がある一方、「営利ではない図書館運営が委託に向くか。質の維持向上は大丈夫か」という指摘もある。貸し出し履歴の管理に懸念の声が上がり、雑誌・文具販売には同業者が不安を漏らす。運営計画の詳細決定はこれからで、6月市議会の議論も注目を集めそうだ。 計画によると来年4月から、レンタルソフト店「TSUTAYA(ツタヤ)」を展開するカルチュア・コンビニエンス・クラブ(CCC)に委託する。年中無休にし、開館時間を1日4時間延長。雑誌や文具販売スペースやカフェも設ける。貸し出しカードはCCCの「Tカード」を導入。本を借りてポイントがつく。 市はサービス向上と併せ、年1億4500万円の運営費を1割程度削減することを目指す。計画に合わせて改築も行う。 こうした計画に「夜遅くまで開いていれば仕事帰りに寄れて助かる
奉賛会臨時総会で決定 伊万里トンテントン祭奉賛会(渋田正則会長)は22日、死傷事故が起きて中断している荒神輿(あらみこし)と団車(だんじり)を組んで倒すこれまでの合戦を廃止することを決めた。遺族が十分な安全策を取らない場合は損害賠償を求める意向を示したことでアンケートを実施。7割が従来の合戦をやめることを選んだことが同日の臨時総会で報告され、廃止が承認された。今後、新たな形での合戦が模索されることになりそうだ。 約60人が出席した臨時総会では、みこしをかつぐ「出番町」の世帯に行ったアンケート結果が報告された。(1)従来の組ませて押し倒す合戦をやめ裁判を回避する(2)従来の合戦を続け、提訴された場合の裁判費用は賛同者らで負担する-の二者択一で、3704枚配布して1129枚の回答があり、廃止が817票、継続が312票だったことが報告された。回収率の低さを指摘する意見もあったが、廃止への異議は
リリース、障害情報などのサービスのお知らせ
最新の人気エントリーの配信
処理を実行中です
j次のブックマーク
k前のブックマーク
lあとで読む
eコメント一覧を開く
oページを開く