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ブックマーク / blog.tinect.jp (4)

  • 会社はすぐに滅びるもの、という前提で働く。

    何事も永遠ではない。人は死ぬし建物はいつか壊れる。国も、いわんや企業をや、である。企業の寿命は30年と言われるが、ほとんどの企業の寿命は人間よりはるかに短い。 100年、200年と生きながらえる企業も中には存在するが、企業は想像よりもずっと早く滅びることを前提として考えるのが自然であろう。 だが、企業は「継続すること」を前提として運営が成されている。実際、「潰れてはならぬもの」として、沈みかけたものを必死に浮き上がらせようとする努力が、個別の企業の中でおこなわれている。また、リーマン・ショックの後、行政がIT業界向けの補助金などで、利益を出せなった企業を細々と生きながらえさせていた事は記憶に新しい。 企業は家族や自治体と異なり、存在そのものに意味がある、というものではない。特定の役割を社会から与えられ、それを効率良くこなせるからこそ、存在意義があるのだ。 役割を果たせなくなった企業は、すみ

    会社はすぐに滅びるもの、という前提で働く。
  • 退職者が極めて少なく、ほとんど定時で帰れるシステム開発会社、その秘密とは。

    何かと長労働時間、低賃金と騒がれがちなソフト開発であるが、優れた会社も数多くある。100名程度の普通のソフト開発会社であっても ・ほとんど定時で帰宅できる ・有休取得率8割 ・残業代100%支給 ・離職率は5%程度 と、まっとうな企業もそれなりに存在する。 では、いわゆる長時間労働、残業代未払い、高離職率の開発会社、いわゆる「ブラックのIT企業」と、彼らのようなIT企業は何が異なるのだろうか。 私の観察では、そういった会社は、以下において優れている。 1.経営者の営業力・交渉力 経営者および役員の営業力が高い。また、プロジェクトの途中での問題には率先して彼らが自ら顧客と交渉する。 このサポート体制のおかげで、技術者のリーダー陣は安心して仕事をできる。また、リーダー陣は経営陣の問題解決を見て、その方法を学ぶので、問題になるプロジェクトが少ない。 2.高いエンドユーザー率 営業力が高いので、全

    退職者が極めて少なく、ほとんど定時で帰れるシステム開発会社、その秘密とは。
  • 複数の仕事を同時に進めるための10のコツ

    前職、コンサルタントをやっていた時は、とにかく忙しかった。とても人におすすめできるような働き方ではないが、それでもひとつ得たものがある。 それは、「同時並行で仕事をいくつも進める技術」だ。「マルチタスク」と言ってもよい。 仕事を同時並行で行うことは難しい。一つの仕事だけでもこなすのが精一杯の時に、他の仕事も同様のクオリティで進めるのは至難の業だ。 そして、その難しさの質は、「忘れる」「余計なことが気になる」「重要な仕事がわからなくなる」の3つだ。だから、これらをきちんと解決しないと「同時並行は効率が悪い」ということになる。 もちろんマルチタスクなどない方が良い。だが、現実にはそうも言っていられない。仕事は次々と割り込んでくるし、成果が出ていない仕事にはテコ入れをしなくてはならない。 部下や後輩からの相談は放っておけない上、場合によってはお客さんとの交渉に駆り出されたりする。 そこで、前職

    複数の仕事を同時に進めるための10のコツ
  • 「正社員のいない会社」の話。

    少し前訪問した、あるテクノロジー系企業が、少し変わった会社だった。社長、役員、フリーランス、そしてパートタイム労働者だけで事業を構成しているのだ。 つまり、「正社員」は一人もいない。 聞くと、「こういう会社は結構多い」とのこと。 どのように事業を運営しているか。具体的には次のようなものである。 1.経営戦略、企画、新規事業、研究開発、営業は社長と役員が成果主義で行う。 報酬は青天井。成果に応じて支払われる。役員は労基法の適用外とされており、労働時間に対しての対価はない。 社長の給与も会社全体の成果に連動しており、オーナーだからといって、お手盛りは許されていない。 2.実作業はフリーランスが行う。 こちらは契約によって成果が定義され、時間はどれだけかかろうがもちろん支払いは一定である。 だが、成果が定義されているので、一定の要件を満たすと割増の報酬があり、かなりの額を稼ぐことができる。安定し

    「正社員のいない会社」の話。
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