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2015年12月9日のブックマーク (4件)

  • 「まともではない論文誌」への投稿数が最多の日本の大学は? - 宇宙線実験の覚え書き

    srad.jp の記事で研究者としてもデータ解析としても気になるものがあったので、ちょっと久々に blog を書きます。science.srad.jp これの元ネタは、Facebook にある Toshikazu Wada さんという方のデータ解析のようです。www.facebook.com SCIRP という怪しい出版社の論文データベースを解析し、どの大学からの投稿が多いかを調べたものです。面白いことを思いつかれますね。 論点 1 「まともではない論文誌」への投稿数は、日国内だと当に東大が圧倒しているのか。記事中では、「東京大学所属の著者が投稿した論文数が二位の九州大学の利用数117件に大差をつけて364件という圧倒的な結果」とあったのですが、出身大学が悪く言われるのも嫌なので数えなおしてみましょう。 記事のコメントと、はてなブックマークのコメントでは、SCIRP の検索機能が駄目な

    「まともではない論文誌」への投稿数が最多の日本の大学は? - 宇宙線実験の覚え書き
  • 金谷武洋氏の言説と今後どう付き合っていこうかなあ(専門的に見ると問題のある本や言説にどう立ち向かうか) - dlitの殴り書き

    machida77さんのエントリを読んで考えたことを断片的に書く。d.hatena.ne.jp 紹介して下さったのは嬉しいのだけれど、「よりによって専門的知識が世間一般に伝わっていないという話題で同書を肯定的に紹介」というエピソードにはやはり気持ちが暗くなってしまう。言語(学)についてはプロの人文系の人でも変な言説に引っかかってるのを見るのはそこまで珍しくないので、驚きはしないけれども気が重くはある。 ブコメにも書いたように金谷氏の著作・主張についてはけっこう一般的に行き渡ってしまったかという印象がある。検索などしなくても(というかむしろ積極的に調べることを避けている)肯定的に言及している発言はTwitterやブログなどで定期的に見かける。 実は、言語系の学会の発表などでも文献リストに上がっているのを見ないわけではない。これは予想できるところで、日語学に関する知識が(まだ)それほどなく、

    金谷武洋氏の言説と今後どう付き合っていこうかなあ(専門的に見ると問題のある本や言説にどう立ち向かうか) - dlitの殴り書き
    dlit
    dlit 2015/12/09
  • 研究不正を内部告発した教授らに大学が解雇処分の判断

    岡山大学は、研究不正を内部告発した森山教授らに対し、懲戒処分を前提として2015年5月26日から職員就業規則第68条の2規定に基づき懲戒処分が決するまで自宅待機を命じていました。しかし、この懲戒処分の理由となる嫌疑は不明であり、現在も自宅待機が続いています。 国立大学法人岡山大学職員就業規則 http://www.okayama-u.ac.jp/up_load_files/soumu-pdf/shokisoku/21H16kisoku10.pdf (自宅待機) 第68条の2 学長は,職員が懲戒処分に該当する行為を行った場合は,当該懲戒処分が決定するまでの間,当該職員に自宅待機を命ずることができる。 そうした中、岡山大学教育研究評議会の人事審査により、「懲戒解雇」ではなく国立大学法人岡山職員人事規定第10条に基づく「通常解雇」の手続きによって、2015年10月26日に職員就業規則第23条第1

    研究不正を内部告発した教授らに大学が解雇処分の判断
  • 金谷武洋『日本語に主語はいらない』の問題とリンク - 火薬と鋼

    金谷武洋『日語に主語はいらない』(講談社、2002)が出版されてもうだいぶ経つが、いまだにこのの問題点は知られていない。事実誤認や偏った視点、実証を伴わない主張などかなり危ういなのだ。まともな学術研究や日教育と合致しない内容であるのに日語特殊論など受け入れられやすい要素があり、広く浸透している。 先月、図書館総合展での同業者との会話でよりによって専門的知識が世間一般に伝わっていないという話題で同書を肯定的に紹介した人がいて驚いたことがあった。金谷武洋のはむしろ言語に関する学術研究に基づかないのに一般に広まってしまったであり、その同業者の批判対象と同じ括りに入るものだ。その場は時間の都合もあって私から過去のいくつかの批判を紹介するに留まった。 この手の話題は何度も遭遇する機会がありそうなので、金谷武洋を批判した方々の過去の記事にリンクしておく。 『日語に主語はいらない』に

    金谷武洋『日本語に主語はいらない』の問題とリンク - 火薬と鋼
    dlit
    dlit 2015/12/09
    金谷氏の言説については、一般的にはもう専門家の言説の一つとして受け入れられてしまったかという印象すらある/ちょっと書いた:http://dlit.hatenablog.com/entry/2015/12/09/181125