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ブックマーク / note.com/ublftbo (3)

  • 科学とニセ科学のはなし|TAKESAN

    可能な限り簡潔に行きましょう。 科学とは何か※ある程度話を簡単にするため、ここでの科学とは、いわゆる実証科学や経験科学と呼ばれる分野に限定する 自然現象や社会現象の構造、因果関係について、調査・観察・実験などから得られたデータを数理的に解析する事で解明・追究する営み、および、それによって構築された知識の体系。 科学の方法調査・観察・実験、などによってデータを集める。データは、専用の機器・器具や、質問紙、調査票によって測定される。測る道具・基準などを、尺度と表現する。 尺度によって得られたデータを、数理的(数学的)方法によって解析する。現象の持つ構造を、数学的な構造を当てはめて表現したり、現象の起こりそうな程度を確率論・統計学によって解析する。 データの解析から導いた理論は、その構造の良し悪しを他の研究者などからチェックされ、また、実際の現象の予測や制御などに用いられ、あるいは、技術的に応用

    科学とニセ科学のはなし|TAKESAN
  • 結節やのう胞の余剰発見(過剰診断)|TAKESAN

    福島の甲状腺検査(先行検査)では、B判定(主に、5.1mm以上の結節や20.1mm以上の のう胞がエコー検査によって認められた、という場合)以上の人が、2,000人強発見されました。この内の大部分(約92%)が二次検査(※《二回目》では無い)を受診(詳細なエコー、血液・尿検査)し、ほとんどの結果が確定しました。確定者の内34%は、A判定相当で次回検査へ、残りは通常診療(保険診療)となり、通常診療の中の500人強が精密検査(穿刺吸引細胞診)を受けています。 結果、悪性ないし悪性疑いと100人強で判定されました。福島における甲状腺検診の議論では、主にこの方がたが余剰発見(過剰診断)であるか、が注目されているように思います。 ここでは視点を替えて、がん以外と診断されたケースを考えます。 先行検査では、2,000人くらいが二次検査を受け、その内700人が次回検査、1,200人強が、通常診療(保険診

    結節やのう胞の余剰発見(過剰診断)|TAKESAN
    dlit
    dlit 2018/02/01
    福島の甲状腺検査におけるがん以外(結節やのう胞)の過剰診断(余剰発見)との向き合い方について
  • 理系文系|TAKESAN

    より一般的には、研究・探究の対象によって分けるものだし、またそうであるのが望ましいと思う。けれど、実情としては、(契機はその一般的な分類だったにしても)結果的に形成された集団等への「所属」が強調され論じられるように感ずる。 実際、組織なり何なりで、似たような考えかたをする人が集まる、というのはあり得る事で(属している人も似た人を集めようとすれば)、そういう意味で、「傾向」が形成されるのも、充分生じ得る。だけれど、問題は、「傾向が明らかにされていないのに」傾向があるかのように言われる所。 私がよく、何らかの社会的なカテゴリ(に属する人)の性質を云々する言説に対して、「証拠はあるのか?」と問うのは、その言説自体が、社会現象のありかたに関する主張で、量的な表現に還元出来る言明、という構造になっている場合があるから。 自然現象の振る舞いの記述は、その精確さを厳しくチェックするのに、社会現象について

    理系文系|TAKESAN
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