ブックマーク / wirelesswire.jp (15)

  • Googleからウェブサイトへのトラフィックがゼロになる日

    Googleからウェブサイトへのトラフィックがゼロになる日 2024.06.10 Updated by yomoyomo on June 10, 2024, 16:28 pm JST 今年のはじめにこの連載で、今こそインターネットは変化の機が熟しており、ヒューマンスケールのインターネットが再興すべきときだと訴える文章を書きました。たまたま、その続きといえる文章を最近いくつか読んだので、今回はまずはそれを紹介したいと思います。 Web3の代表的な批判者として知られるソフトウエア・エンジニアのモリー・ホワイトは、「我々は違ったウェブを手にできる」で、ウェブの「古き良き時代」に憧れる人は多いが、我々はそれを取り戻せるし、それどころかウェブをもっと素晴らしいものにできると説きます。 ホワイト自身も、ウェブをずっと愛してきた者として、現状は少し絶望的な気分にならずにはいられないと認めます。 検索エン

    Googleからウェブサイトへのトラフィックがゼロになる日
    dltlt
    dltlt 2024/06/10
  • BlueskyやThreadsに受け継がれたネット原住民の叡智

    BlueskyやThreadsに受け継がれたネット原住民の叡智 2024.04.15 Updated by yomoyomo on April 15, 2024, 14:17 pm JST 旧聞に属しますが、少し前にBlueskyを眺めていて、マイク・マズニックが「ガチギレしてごめん。我慢ならなかった」とTechdirtの記事を告知する投稿をみて、相変わらず意気盛んだなと微笑ましく思った話から今回は始めたいと思います。 マズニックがガチギレしたのは、「バーチャルリアリティーの父」ジャロン・ラニアーと政治学者でミドルベリー大学教授のアリソン・スタンガーがWIREDに寄稿した「すべてを救えるインターネット・ハック」という記事で、これは前回の文章でも触れた、ユーザー生成コンテンツに対するプラットフォーム企業の免責条項を定めたとも言われる通信品位法230条の撤廃、つまりは「インターネットを生み出し

    BlueskyやThreadsに受け継がれたネット原住民の叡智
    dltlt
    dltlt 2024/04/15
    『なぜザッカーバーグはマズニックにアプローチしたのでしょうか。それは、マズニックが2019年に著した論文「プラットフォームでなくプロトコルを:言論の自由に対する技術的なアプローチ」の存在が大きいはずです』
  • 「お前の手は血まみれだ」に始まる2024年のクリシェ、そしてAIの儚い未来の落としどころ

    「お前の手は血まみれだ」に始まる2024年のクリシェ、そしてAIの儚い未来の落としどころ 2024.02.15 Updated by yomoyomo on February 15, 2024, 11:49 am JST 「棒や石で骨が折れるかもしれないが、言葉は決して私を傷つけない」 ライス大学のモシェ・バルディ教授が、Communications of the ACMの2024年1月号に寄稿した「コンピューティング、お前の手は血まみれだ」は、この古いことわざの引用から始まります。 このことわざは、言葉で実際に傷がつくことはないのだから、他人に嫌なことを言われてもいちいち気にすることはないという意味らしいのですが、当然ながらというべきか、言葉が人を傷つけないわけはないとすかさず否定されています。続けて語られるのは、イーロン・マスク買収後のTwitterあらためXにおけるヘイトスピーチの拡

    「お前の手は血まみれだ」に始まる2024年のクリシェ、そしてAIの儚い未来の落としどころ
    dltlt
    dltlt 2024/02/14
  • WEIRDでいこう! もしくは、我々は生成的で開かれたウェブを取り戻せるか

    WEIRDでいこう! もしくは、我々は生成的で開かれたウェブを取り戻せるか 2024.01.18 Updated by yomoyomo on January 18, 2024, 13:00 pm JST インターネット起業家にしてベテランブロガーのアニール・ダッシュの文章は、以前にも「ソーシャルネットワークの黄昏、Web 2.0の振り返り、そして壊れたテック/コンテンツ文化のサイクル」で取り上げたことがありますが、彼がCEOを務めていたGlitchは2022年にFastlyに買収されており、Fasltyのデベロッパーエクスペリエンス部門のVPが現在の彼の肩書のようです。 そのアニール・ダッシュが昨年末、なぜかローリング・ストーン誌に「インターネットがまた奇妙になろうとしている」という文章を寄稿していて目を惹いたので、今回はそれを取り上げたいと思います。 「インターネット上は、劇的で厄介な

    WEIRDでいこう! もしくは、我々は生成的で開かれたウェブを取り戻せるか
    dltlt
    dltlt 2024/01/18
  • オープンソースの失われた10年と「オープンソースAI」の行方

    オープンソースの失われた10年と「オープンソースAI」の行方 2023.12.13 Updated by yomoyomo on December 13, 2023, 07:34 am JST 今年も残り少なくなり、2023年を振り返る記事が出始めてますが、来年を占うというのも年末にありがちだったりします。今年最後は、自分もそういうのをやろうかぼんやり考えていたのですが、先月におけるOpenAIのサム・アルトマンの電撃的解任から数日後の復活という劇的な展開、そして2023年を通して悪目立ちし続けたイーロン・マスクの広告出稿を停止した世界的大企業である広告主に対して「くたばれ」と言い放つ自爆行為を目の当たりにすると、毒気が抜けるというか、一寸先のことすら何も分からんよ、という気分にもなります。 来年の今頃、AGI(汎用人工知能)が人類を支配してても驚かないっすね(投げやり)。 オライリー・メ

    オープンソースの失われた10年と「オープンソースAI」の行方
    dltlt
    dltlt 2023/12/13
  • 「テクノ楽観主義者宣言」にみる先鋭化するテック大富豪のイキり、そしてテック業界の潮目の変化

    「テクノ楽観主義者宣言」にみる先鋭化するテック大富豪のイキり、そしてテック業界の潮目の変化 2023.11.07 Updated by yomoyomo on November 7, 2023, 12:00 pm JST 前々回「先鋭化する大富豪の白人男性たち、警告する女性たち」、前回「テクノ楽観主義者からラッダイトまで」を書いた者として、今回はマーク・アンドリーセンの「テクノ楽観主義者宣言(The Techno-Optimist Manifesto)」(解説付き日語訳)を取り上げるのが必然と思われます。まさに大富豪の白人男性の先鋭化とテクノ楽観主義者の現在を見るうえで必読と言える内容になっています。 しかし、この渾身のマニフェストに対する風当たりは強い、という印象があります。それについては後で取り上げますが、いろいろな意味で潮目の変化を感じずにはいられません。 著者のマーク・アンドリー

    「テクノ楽観主義者宣言」にみる先鋭化するテック大富豪のイキり、そしてテック業界の潮目の変化
    dltlt
    dltlt 2023/11/07
    『アンドリーセンは、「社会的責任」、「持続可能な開発」、「技術倫理」と並んで「権威主義」を挙げ、彼が「敵」とみなす主体や概念を列挙……「リスク管理」が敵であり、「信頼と安全」が敵であると考えている』
  • テクノ楽観主義者からラッダイトまで

    テクノ楽観主義者からラッダイトまで 2023.10.11 Updated by yomoyomo on October 11, 2023, 12:39 pm JST 前回の「先鋭化する大富豪の白人男性たち、警告する女性たち」を書いた後に、「中央公論」2023年10月号に掲載された八田真行氏の「イーロン・マスクは一人ではない」(前半部がウェブ公開されています)を読み、イーロン・マスク、ピーター・ティール、マーク・アンドリーセンといった「シリコンバレーのテクノクラートたち」の思想を表現する「TESCREAL」という造語が紹介されているのが注意を引きました。 「TESCREAL」とは、トランスヒューマニズム(Transhumanism)、エクストリピアニズム(Extropianism)、シンギュラリタリアニズム(Singularitarianism)、宇宙主義(Cosmicism)、合理主義(R

    テクノ楽観主義者からラッダイトまで
    dltlt
    dltlt 2023/10/11
  • 先鋭化する大富豪の白人男性たち、警告する女性たち

    先鋭化する大富豪の白人男性たち、警告する女性たち 2023.09.11 Updated by yomoyomo on September 11, 2023, 21:53 pm JST 「テックブロ(tech bro)」という言葉があります。IT業界で働く男性を指しますが、ケンブリッジ英英辞典によると、社交性に欠けるのに自身の能力を過信する米国の若い男性という含意もあるようです。 最近、この言葉が出てくる文章で気になったものがあるので、それらの紹介から始めたいと思います。 一つはダナ・ボイドの「メタバースは未だシカトさせていただきます」です。これはメタバースがテーマの新刊を送ってきた友人に対し、メタバースには一貫して興味がないと宣言する文章なのですが、彼女の拒否反応には理由があります。彼女は初期のバーチャルリアリティー(VR)の体験者であり、2014年にはVR体験の性差にフォーカスした「Oc

    先鋭化する大富豪の白人男性たち、警告する女性たち
    dltlt
    dltlt 2023/09/11
  • 人工知能規制、資本主義批判、民主主義再考

    人工知能規制、資主義批判、民主主義再考 2023.05.22 Updated by yomoyomo on May 22, 2023, 18:58 pm JST 先週、米上院の公聴会に召喚されたOpenAIのサム・アルトマンCEOが、「AIに規制は必要」と発言したことが話題になりました。ディープラーニング分野に多大な貢献をしたAI研究の第一人者であるジェフリー・ヒントンが、Googleを退社して「AIは人類の脅威になる」と警鐘を鳴らすのと合わせ、今のAIを巡る報道には不安をかきたてる浮足立った空気があります。 冷静に考えれば、AI開発を免許制にすべきという規制を求めるサム・アルトマンの発言は、オープンソースによるコモディティ化を牽制しながら、市場で優位性を確保したところで規制を求めるルールメイキング戦略の定石に沿ったもので、要は現状の優位性の定着が目的であり、驚くところはありません。 た

    人工知能規制、資本主義批判、民主主義再考
    dltlt
    dltlt 2023/05/23
  • 米国の国家サイバーセキュリティ戦略とインフラとしてのオープンソース

    米国の国家サイバーセキュリティ戦略とインフラとしてのオープンソース 2023.03.23 Updated by yomoyomo on March 23, 2023, 11:08 am JST 今回は、今月のはじめに米国のバイデン政権により発表された国家サイバーセキュリティ戦略(全文PDF、概要書)の話から始めたいと思います。 その冒頭で「サイバーセキュリティは、我々の経済の基機能、重要インフラの運用、民主主義並びに民主的制度の強靭さ、データや通信のプライバシー、そして国家防衛に欠かせない」と宣言するバイデン政権は、国家サイバーセキュリティ戦略における5つの柱を掲げています。 重要なインフラの防衛 脅威アクターの妨害、解体 安全と回復力を推進する市場力形成 回復力のある未来への投資 共通の目標を達成する国際的パートナーシップの構築 注目すべきは、「重要なインフラの防衛」についての記述に顕

    米国の国家サイバーセキュリティ戦略とインフラとしてのオープンソース
    dltlt
    dltlt 2023/03/23
  • やはり予想を超えてこなかったGPT-4と、GPUの未来、ホビイストへの手紙

    やはり予想を超えてこなかったGPT-4と、GPUの未来、ホビイストへの手紙 2023.03.16 Updated by Ryo Shimizu on March 16, 2023, 08:00 am JST 3月14日の早朝、GPT-4が公開され、筆者は早速試した。 その後、開けて3月15日の早朝、APIも部分的に解放され、筆者はそれも試した。 その上で、先週書いた記事の内容についての確信が深まった。 やはり、GPT-4は期待を超えてはこなかった。 GPT-4は、ChatGPT Plusに入会すると誰でもすぐに使うことができる。APIだけは招待制だが、それも筆者と同じくらいのタイミングでアンロックされた方も少なくないのではないか。 100倍規模のパラメータがあっても、アプローチには限界があるのである。 また、ChatGPTが注目を集めたことで、これまで下火になっていた他の大規模言語モデル(

    やはり予想を超えてこなかったGPT-4と、GPUの未来、ホビイストへの手紙
    dltlt
    dltlt 2023/03/17
  • クリエイターの時代

    クリエイターの時代 2023.03.11 Updated by Ryo Shimizu on March 11, 2023, 15:48 pm JST ChatGPTが流行り過ぎている。 来週にはGPT-4が出るという話になっていて、しかもGPT-3は1750億パラメータであるのに対し、GPT-4は100兆パラメータと言われている。 普通に考えて単位が桁違いにおかしいのだが、そもそもそんなに巨大なニューラルネットワークが学習できてしまったことも驚きだが、実用的に使うためには信じられないくらい大規模な機械が必要になる。 まだ出てもいないGPT-4を警戒しても仕方ないので、むしろGPT-4が出る前の今のタイミングだからこそ、敢えて「ChatGPTブームの終わりは近い」と予測してみたい。 なぜか? 第一に、ChatGPTは、簡単に使え過ぎてしまう。 朝思いついて昼には新しいアプリができてしまう。

    クリエイターの時代
    dltlt
    dltlt 2023/03/12
    そんな簡単に使えるなら、企業がテキスト資産を全て読み込ませて検索アプライアンス的に使うのが普通になり、今度はその「モデル」がランサムやエスピオナージの対象になるのだろう。
  • DXを阻む障害

    DXを阻む障害 2021.07.22 Updated by Ryo Shimizu on July 22, 2021, 09:12 am JST いわゆるDX、デジタルトランスフォーメーションする必要性を多くの企業が迫られている。 ところが、これがなかなか難しい。 たとえば、DXコンサルティング会社に依頼するも、そもそもそのコンサルティング会社そのものがDXしてないので「DXのようなもの」しか提案できない。 とあるコンサルティング会社が顧客先にDXを提案する資料を見せてもらったことがあるが、一言で言えば、それはDXというよりも「OA化」と呼んだ方がいい段階の提案に留まっていた。 たとえば、「AIの活用」という項目では、「FAX書類に書かれた文字の自動読み取り(AI-OCR)」という項目があるだけで、そもそも我々のような生粋のIT企業では、仕事上の文章は全てE-mailやPDFでやり取りさ

    DXを阻む障害
    dltlt
    dltlt 2021/07/23
    AIが「現実」を相手にしようとすると、エッジケースが次から次へと湧いてくるのでは。(自律運転が直面するヘビー・テイル分布⇒ https://www.eetimes.com/is-the-spec-for-vehicle-automation-levels-a-dead-end/#
  • 自転車とAI 構造の持つ力

    自転車AI 構造の持つ力 2021.07.04 Updated by Ryo Shimizu on July 4, 2021, 04:11 am JST 長年乗っていた電動自転車を手放して、しばらく自転車のない生活をしていたのだが、自転車がないというのはすごく不便で、結局ドコモが展開してる都内のレンタル電動自転車を多用するようになった。 これは充電する手間がなくてとても良かったのだが、人気が出てしまって色んな人たちがめちゃくちゃ酷使するので自転車としてヘタってる個体が増えてきたのと、使いたい時に使えないという使い勝手の悪さなんかがあってやっぱり自転車を買わなければならないと思うようになった。 しかしこれがいけなかった。Facebookで適当に誰かに聞けばいいだろうと思って「電動自転車何がいいの?」と聞こうもんなら、大変なことになってしまい、あーでもないこーでもないと僕と関係のないところで

    自転車とAI 構造の持つ力
    dltlt
    dltlt 2021/07/04
    BDから入ってポケロケ……「自転車に詳しい友人」←沼からの手
  • 米政府、ソフトウェア著作権の新ガイドライン発表 – 自動車などのソフトウェア変更が一部可能に

    米政府、ソフトウェア著作権の新ガイドライン発表 - 自動車などのソフトウェア変更が一部可能に 2015.10.28 Updated by WirelessWire News編集部 on October 28, 2015, 11:47 am JST 米著作権局(U.S. Copyright Office)を監督する米国議会図書館(Library of Congress)が現地時間27日、自動車などの車輌に搭載されるソフトウェアに関する新たなガイドラインを発表。そのなかで、車載ソフトウェアを車輌の所有者やセキュリティ研究者などが勝手に変更しても著作権法には抵触しないとする方針を示したことから、今後この問題をめぐる議論が活発化しそうだという。 自動車の所有者がメーカー指定以外の修理工場に車輌を持ち込んで検査や修理を行うことや、自動車愛好者がパーツを交換して性能向上を試みることは、これまでも認めら

    米政府、ソフトウェア著作権の新ガイドライン発表 – 自動車などのソフトウェア変更が一部可能に
    dltlt
    dltlt 2015/10/28
    カーネギー・メロン大ECEでも、堂々とECUファームウェアを吸い出して検査できるようになるのか…。
  • 1