ESP8266 の deep sleep モードは CPU などの電源を全て落として、RTC (時刻を持ってるわけではないっぽいけど内蔵RTCがあるらしい) だけ生かして設定時刻になったら RTC にリセットさせるという挙動をする。 そういうわけで、ディープスリープ後はリセット直後と同じ状態になり、メモリなどは引き継げない。 もちろん deep sleep 時には wifi の接続も切れてしまうので、毎回繋ぎなおしになる。自分の環境だとAPに接続するまで5秒ぐらいかかるし、接続中は電流が80mA(データシート的には最大で180mA)ぐらい流れる。高い頻度で起動すると初期化のコストがかなり大きい。 ユースケース センサーデータは数秒に一度取得したいが、データ送信はさらに少ない頻度でどこかに送信したい、というような場合。 system_rtc_mem_read / system_rtc_mem
概要 秋月電子の AE-BME280をI2C接続でESP-WROOM-02に接続し、温度/湿度/気圧を測定する。測定結果は室内のWiFiルーターに接続後、インターネット上のサーバーにhttpリクエストでもって投げて、同じサーバーで動いているMySQLに保存する。測定と送信は約5分間隔で行い、送信後は次の測定タイミングまでdeep-sleepモードに入る。 当初は、前に作った温度/湿度センサーのHDC1000を使ったボードに気圧センサーのみを追加しようと思っていたのだけど、いろいろなセンサーを物色しているうちに、つい、BME280を使ったモジュールをポチッとしてしまった。もったいないので、HDC1000も同じボードに載せてやって温度と湿度については2つのセンサーからの値を報告させることにする。同じボード上のI2Cバスに複数のデバイスを接続する、ということになる。 今回は回路側のお話。 また、
!告! DropBoxの仕様変更に伴いまして過去の記事の画像が 見えなくなっていた問題はようやく解消しました! 現在EDGEで正常に閲覧できるよう過去の記事を適宜修正中です。 20161231追: ESP-WROOM-32ではさらにとんでもない自体に!!1!!! 20161231追: 2か月くらい前にESP-WROOM-02の紹介記事を2点書きました。それを多くの方が 紹介してくださったおかげで閑古鳥が鳴いていたこのぶろぐのアクセスも東海自然 歩道攻略時のころの全盛期まで盛り返し私もモチベもムクムク盛り返しております♥ 多くの人の目に触れるとなると当然質問も多く頂くのですが「電源投入しても 文字列がずっと垂れ流されるだけでコマンドが全く反応しないor最初は上手く 動いてたのに急にずっと文字列(orゴミデータ)が垂れ流しになった!ESP8266が 壊れたぞ!」という不具合についての相談を多く
ESP8266/ESP-wroom-02 Advent Calendar 2016 の枠が空いているので調子こいて小ネタを投稿しています。。。 ESP8266を使用する回路で、電源によく使われるのがリニアレギュレータ(三端子レギュレータ)です。 安くて安定した電源を供給してくれる便利な部品なのですが、一つ欠点があります。それは発熱することです。 入力5Vから3.3Vを作って、75mAぐらいの電流(ESP8266の起動後平常時の電流)を流す、という分には大丈夫なのですが、入力が5Vではなく12Vから、となると発熱が気になってきます。 リニアレギュレータは、入力と出力の電位差を熱に変えることで出力電圧を作っています。式で書くと、(入力電圧-出力電圧)×電流 の熱が出ます。 計算例 入力5V ESP8266平常時(75mA) (5-3.3)×0.075 = 0.1275[W] 入力5V ESP8
前々回、前回に続き実用できるか試すシリーズです。 今回は、玄関のドアを開けたらSlackに通知するマシンです。 前回の洗剤の残量を保存してWeb上で表示するのは良いのですが、Web上にあっても自分から見に行く必要があってあんまり便利じゃないです。。なので、残量が少なかったら外に出るときに「洗剤買えよ」と通知して欲しかったというのが、今回のマシンを作る動機です。 いつものごとく以下の3点を意識しましたが、3番目はだいぶ手を抜きました。。 安定して動作する 省電力 メカメカしい見た目にしない ちなみに、今回は乾電池ではなくMicroUSB給電です。フォトリフレクタを使っているので、どうしても乾電池じゃ無理でした。。 工夫点(皆さんに共有したいノウハウ) 今回に限らず、「センサー値の変化を契機にしたインターネットへのアクション」を安定して行うにはどうすれば良いかという話です。 前々回、前回を見て
スペックシートより 今回は、この中のDeep-Sleepを使ってみます。 注意点 Deep-Sleepでは、出力IOピンの状態は維持されません。計測間隔が数分になるとか、仕事が無い間にDeep-Sleepモードに入れて電力の消費をへらすなどが考えられます。 Deep-Sleepモードからの復帰時は、ボードがリセットされるのでプログラムの先頭からの実行になります。 Deep-Sleepモードへの移行は少し時間が掛かるようです。プログラムの中でコレに関しての工夫が入っています。(モード変更命令出した後にdelayを入れるだけですが) 配線について IO16のピンがWAKE(目覚め)ピンになっています。コレをRST端子に接続しておくことがDeep-Sleepモードからの復帰のためには必要です。 ここからは想像ですが、Deep-Sleepモードからの復帰は、内蔵のRCタイマーを掛けてそれが、規定カ
最近,WiFiモジュールのESP-WROOM-02にハマっています。Arduino IDEでESP-WROOM-02のプログラムを書いてアップロードできるのは便利です。ESP-WROOM-02にstandardFirmata.wifiを書き込んでおいて,Node.js + johnny-fiveでESP-WROOM-02に接続したデバイスをコントロールすれば簡単にIoTの実験ができます。 ESP-WROOM-02のプログラムを作るときスイッチサイエンスのESPr Developer(ESP-WROOM-02開発ボード)を便利に利用しています。Arduino IDEからプログラムのアップロード時には自動的にESP-WROOM-02がプログラム書込みモードに遷移します。 ESPr Developerがどのようにしてプログラム書込みモードに遷移させるのか興味があったので回路図を見ると,USB-S
ESPr Door Seonsor の使い方 ESP-WROOM-02 Wi-Fiモジュールとリードスイッチを搭載したドアセンサです。公共施設にあるようなトイレの個室ドアに設置することを目的に設計しました。ドアの動作によってはうまく情報が取れない可能性もありますのでご注意ください。(4.動作説明参照) また、本製品は待機時の消費電力を抑えるため、ドアの開閉時に必ずリセットがかかる仕様になっていますので本製品自体にサーバー機能を持たせて運用することはできません。センサからの情報を受け取るホストを別途用意する必要があります。 トイレの個室ドアに設置した様子。 1.電源 電源供給にはMicro USBケーブル(下図赤枠)もしくはリチウムイオン電池(下図緑枠)を使用します。その他にVin端子(下図青枠)に乾電池などの電源(3.7 V~6.0 V)をつなげることもできます。Vin端子とリチウムイオ
さて、Advent Calendarですよ! めりーくりすまーす!!! Arduinoも遂に無線の時代に突入!! そこで、WIFI-TNGだ!というわけで、今回の記事です。 WIFI-TNGとは? ESP-WROOM-02(ESP8266EX搭載モジュール)は大人気のモジュールなのですが、外部IOのピン間隔が狭く、変換基板などを使わないと、ブレッドボードやユニバーサル基板で使えません。 さらにArduinoからスケッチの書き込みを行うには、USBシリアル変換モジュールも必要になります。 人気がある割には少しハードルが高いなぁ、というのが正直な感想でした。 そんな時に、作者の@morecat_labさんから頂いたのがWIFI-TNGです。 WIFI-TNGは、@morecat_labさんオリジナルのESP-WROOM-02用基板で、ESP-WROOM-02とFTDI231Xを1枚のボードにコ
各設定項目について調べてみました ざっとググッてまとめてみました。不備がありましたらコメントにてご指摘いただけると嬉しいです マイコンボード ESP8266をどの状態で使用するのかを指定します。ESP8266に直接スケッチを書き込む場合はGeneric ESP8266 Moduleを選択します。 Flash Mode Flashメモリにデータを書き込むモードを選択します。DIO:Dual I/OでQIO:Quad I/Oのようです(参考記事「What is the difference between QIO and DIO flash mode?」)。名前の通りQuadがDualより速いのでQIOを選択します。 Flash Frequency フラッシュメモリの動作周波数です。80MHzを選択します。 Upload Using スケッチの書き込み方式です。USBで書き込むのでSerial
こんばんは。 話題の格安技適認証済みのESP-WROOM-02 (チップはESP8266) とArduino UNO で、やっとATコマンドWi-Fi 通信ができました。 最初はシリアル(UART)通信すらできなくて、故障かと思って放ったらかしてたのですが、 データシートとマニュアルをもう一度見直して、ようやく出来ましたのでご報告します。 これの大きなポイントは電源容量でした。 ESP WROOM-02 は電源が3.3Vです。 ですから、最初はArduino UNO の3.3V電源から取っていたんです。 ですが、シリアル(UART)通信すらできないんです。 ATコマンドをいくらシリアルモニターで入力しても全然ダメでした。 シリアル信号を5Vから3.3Vにロジックレベル変換してもダメでした。 電源起動時に信号が出ているのは確認できたのですが、Arduinoからの信号が全然受け付けてくれません
Arduinoのバージョン確認 まずはじめに、ESP-WROOM-02をArduinoとして利用するためには、適切なバージョンのArduinoを利用しているかどうか確認します。現在Arduinoでは、arduino.ccおよびarduino.orgの2つのウェブサイトからそれぞれのバージョンのArduino IDEがリリースされています(詳細はスイッチサイエンスさんの記事「Arduinoの内部分裂について」がわかりやすく書かれています)。ESP-WROOM-02を利用するには、arduino.ccからリリースされているArduino IDEをインストールしてください。(記事執筆時2015年11月の最新バージョンは1.6.6) ArduinoにESP-WROOM-02ボードを追加する ESP-WROOM-02をArduinoとして利用するには、Arduinoの開発環境であるIDEにESP-W
ESP-WROOM-02搭載のフラッシュは2MBです。 旧製品名:ESP-WROOM-02 Arduino互換ボード ESP-WROOM-02 Wi-FiモジュールをArduino互換の基板に搭載したボードです。ESP-WROOM-02のGPIOはArduino程多くありませんので、重複して割り当てられているピンがあります。アナログ入力ピンはA0の1本のみです。そのため基板形状はArduino互換ですが、シールドの種類によっては動作しないものがありますのでご注意ください。Arduino IDEで開発する方法はこちらです。入出力ピンの電圧は3.3 Vです。 USBからの給電で動作が安定しない場合ACアダプタでの給電をお試しください。 仕様 電源 DCジャック:DC7~12 V (外径5.5mm、内径2.1mm) USB:DC5 V 動作電圧:3.3 V ESP-WROOM-02の特徴 IEE
……という夢を見よう。 「ESP8266をUSB-TTLシリアル変換してWi-Fiを確認する」では、PL2303 を使ったUSB-TTLシリアル変換ケーブルを使っていたのですが、私の手元には秋月の「定番のFT232を使用したUSBシリアル変換モジュールAE-UM232R」があるので、それでやってみます。 FT232RLを使うには FTDI社の仮想COMポートドライバが必要です。AE-UM232RのFAQを参考に導入し、PCに接続したときに「仮想COMポート」となるようにしておきます。 なお参考までに、PL2303を使う場合はProlific社のドライバが必要です。 配線 RX (ESP8266) -> TXD (AE-UM232R) TX (ESP8266) -> RXD (AE-UM232R) CH_PD (ESP8266) -> 3v3 (AE-UM232R) VCC (ESP8266
最近 ESP-WROOM-02 弄るときはスイッチサイエンスの ESP-WROOM-02開発ボード ばっかり使っていて楽していたら、素の ESP-WROOM-02 を弄ったとの配線でアレどうするんだっけ、となったのでメモ。 何を参考にすべきか 回路図読めるなら http://doc.switch-science.com/schematic/ESP-WROOM-02_devboad/ESP_WROOM_02_FTDI.pdf 見るのが一番すんなりと理解出来ると。 3V3 直接 3.3V 電源へ。なおUSBシリアル変換チップ経由で 3.3V とると電流不足で WiFi 有効時に安定しないので注意。 GND GND へ EN プルアップ用の10k抵抗はさんで3.3V電源へ IO2 プルアップ用の10k抵抗はさんで3.3V電源へ IO15 プルダウン用の10k抵抗はさんでGNDへ IO0 通常起動
まとめ Arduino IDEから、秋月電子のESP-WROOM-02へスケッチが書き込めるところまでの動作確認を行いました。 ポイントは、モード設定用のピンを正しく接続することです。 GPIO15, GPIO0, GPIO2 UART Download Mode(スケッチの書込み) = Low - Low - High Flash Boot Mode(スケッチの実行) = Low - High - LowHigh 事前準備 使用した機材 PC DELL Vostro270s Corei5 2.9GHz Windows10 Home 64bit USBシリアルコンバータ(400円) USB2.0 TO TTL 6ピン シリアル·コンバータ UART モジュール CP2102 STC 6ピンケーブル ACアダプタ(3.3V 2A)とDCジャック ACアダプタは数年前に若松通商で買った部品キッ
「ESP8266」で始めるIoT入門シリーズはこちらからお読みいただけます ブレイクアウトボード実装編 Arduinoでワイヤレススイッチ作成編 ESP8266モジュール単体でミニ四駆をワイヤレス化! スマホで操作できるIoTミニ四駆の仕組み(ワークショップ開催) 電子工作界隈で以前から人気だった、格安Wi-FiモジュールESP8266が技適も通って、日本でも問題なく使えるようになりました。 高性能CPU内蔵でUARTから操作でき、扱いも簡単です。 Cerevoでも直販サイトで7/7より発売開始しました! ブレイクアウトボードつきモジュール → こちら モジュール単体(ESP-WROOM-02) → こちら DM便なら送料込み、ブレイクアウト基板付きで999円です(記事出筆時点の価格)。ArduinoのWi-Fiシールドが4~5千円掛かることを考えるとかなりお値打ちで、複数利用するプロダク
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