タグ

*あとで読むと読む本リストに関するdnakamaのブックマーク (6)

  •  「ワタリガラスの謎」 - shorebird 進化心理学中心の書評など

    ワタリガラスの謎 作者: バーンドハインリッチ,Bernd Heinrich,渡辺政隆出版社/メーカー: どうぶつ社発売日: 1995/05メディア: 単行購入: 7人 クリック: 79回この商品を含むブログ (9件) を見る 「マルハナバチの経済学」で有名なベルンド・ハインリッチ(書ではバーンド・ハインリッチという表記になっている)による.原書が出版されたのは1990年,翻訳された書は1995年に出されたものだ.ハインリッチは「マルハナバチの経済学」の後,「ヤナギランの花咲く野辺で」というを出して自分の半生と研究の周辺を語ってくれた.そのときの著者のリサーチのフォーカスは昆虫の生理,行動パターンがいかに環境に適応しているかというものであり,まだハミルトンに始まる行動生態学的な関心は見せていない.書はその後のメーン州で行動生態学的な視点でワタリガラスを研究したエピソードを詳しく

     「ワタリガラスの謎」 - shorebird 進化心理学中心の書評など
  •  「解明される宗教」 - shorebird 進化心理学中心の書評など

    解明される宗教 進化論的アプローチ 作者: ダニエル・C・デネット,阿部文彦出版社/メーカー: 青土社発売日: 2010/08/25メディア: 単行購入: 5人 クリック: 133回この商品を含むブログ (37件) を見る 以前私が書評したダニエル・デネットの「Breaking the Spell」の邦訳が「解明される宗教」という題で出版された. このは,パスカル・ボイヤーの「Religion Explained」(邦題「神はなぜいるのか?」)やスコット・アトランの「In Gods We Trust」などの宗教を進化的に説明しようとした試みの流れを受けて出版されたもので,宗教を非常に巧妙な適応的な特徴(「信仰の信仰」,不可解な教理,管理者の存在など)を持つミーム複合体として説明した上で,それが人にとって有用かどうかを議論しているものだ.(当面の結論としては,「人にとって有用であるとは限

     「解明される宗教」 - shorebird 進化心理学中心の書評など
  • 『本を書く』アニー・ディラード著 | NED-WLT

    無料ストーリー公開中です! Amazon 心理学入門3位 読書推進運動協議会より 推薦図書に選ばれました! Amazon人物群像1位 増刷が決定しました! 電子書籍化が決まりました! Amazon企業革新2位 Amazonリーダーシップ2位 増刷が決定しました! Amazon会社経営7位 増刷が決定しました! 韓国での出版も決定! 新版・文庫発売しました! Amazon新書・文庫1位 Amazon総合ランキング8位 Amazon 2010年・新書7位 韓国での出版も決まりました。 『英会話ヒトリゴト学習法』第2版 Amazonビジネス英会話3位 韓国台湾での出版も決定。 オリコン/ビジネス書8位達成 オーディオブックFeBe1位達成 SPA! '08年下半期ビジネス書1位 Amazon 総合1位達成 Amazon 2008年総合15位 14万部突破しました。 韓国台湾中国でも出版です

    『本を書く』アニー・ディラード著 | NED-WLT
  • 21世紀の市民に必要な力 - 書評 - 不透明な時代を見抜く「統計思考力」 : 404 Blog Not Found

    2013年10月31日00:15 カテゴリ書評/画評/品評Value 2.0 21世紀の市民に必要な力 - 書評 - 不透明な時代を見抜く「統計思考力」 出た、出た。やっと出た。 不透明な時代を見抜く「統計思考力」 神永正博 2009.04.08 初出 2013.10.31 文庫版発行につき改訂 このを、待っていた。 こんなを、ではなくこのを。 そして、この国は待っている。 このを最大限活用してくれることを。 書「不透明な時代を見抜く「統計思考力」」は、「学力低下は錯覚である」をあざやかに証明してみせた著者が、その証明力を読者に分け与えるべく著した一冊。 目次(原著) - Discover - 書籍紹介 はじめに 第1章 基礎編 データを見る それ、ほんとう? まず元データに当たる習慣をつけよう! 1 生データを入手する それホント?まずは生データに当たれ! 数学が出来る=年収

    21世紀の市民に必要な力 - 書評 - 不透明な時代を見抜く「統計思考力」 : 404 Blog Not Found
  •  「これからの進化生態学」 - shorebird 進化心理学中心の書評など

    これからの進化生態学 ―生態学と進化学の融合― 作者: Peter Mayhew,江副日出夫,高倉耕一,巖圭介,石原道博出版社/メーカー: 共立出版発売日: 2009/03/20メディア: 単行購入: 12人 クリック: 82回この商品を含むブログ (5件) を見る 書はピーター・メイヒューによる進化生態学の入門書.若手研究者4人による邦訳となっている.原題は「Discovering Evolutionary Ecology」.私の感覚では「進化生態学」と言ったときには,進化的視点を含んだ生態学の一分野のようなやや狭い部分を指すようなことが多い気がしているが,書のスコープは大変広く,行動生態学を含んだ進化生物学の大きな分野を扱っている.そしてその広いスコープにもかかわらず非常に密度の高い書物に仕上がっている.実際には入門書と言うより,統一テーマに沿って見事に書かれた総説論文のコレクシ

     「これからの進化生態学」 - shorebird 進化心理学中心の書評など
  • 捏造された聖書(バート・D・アーマン):極東ブログ

    「捏造された聖書(バート・D・アーマン)」(参照)はいずれ読むんだろうなと思っていたが、ふと思い立ったように読んでみた。面白かった。 話は、聖書の文批評学(textual critic)を一般向けにしたものだ。聖書というのは信仰者の多くは神の言葉だと理解しているしそれはそれで信仰の問題だが、信仰といった部分を除いて考えるなら、普通に人間が書いた歴史文書であり、その編纂の歴史というものがある。書はその新約聖書の部分をまとめたもので、こういうと嫌われるかもしれないが、欧米の知識人と向き合うことがある日の知識人ならこの程度の内容はざっとごく常識として知っておいたほうがいい。その意味では必読書と言えるかもしれない。日の現代知識人は奇妙に歪んだ、キリスト教に対する優越心みたいなものを持っていることがあるようだけど、そんなのは欧米人には通じない。むしろきちんと彼らの背負い込んだ知識を理解したほ

  • 1