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2008年12月29日のブックマーク (3件)

  • 明日は明日の風が吹く: 大竹文雄のブログ

    もしあなたが漁師だったら あなたが漁師だったとしよう。あなたは、サラリーマンのように毎日8時間漁に出かけるような仕事の仕方をするだろうか。サラリーマンではないのだから、毎日、働く時間を変えるという人も多いだろう。きちんと計画を立てることが好きな人なら、一日の目標漁獲高を決めて、漁に出かける人がいるかもしれない。魚がなかなか取れない日は、目標に到達するまで長時間仕事をして、大漁の日はすぐに目標を達成できるのでさっさと引き上げてくる。一方、魚が取れそうもない天候の時は仕事を休んで、魚の大群が来て天候もいいという日に漁に出かけるという人もいるだろう。 ここで、漁師の仕事はきつくて、どの働き方の漁師も1週間の労働時間は40時間で仕事をしているとしよう。毎日天候がランダムに変化しているとしよう。このとき、毎日8時間タイプ、目標漁獲高タイプ、大漁時集中タイプのどの漁師が、一週間での漁獲高が一番多くなる

    明日は明日の風が吹く: 大竹文雄のブログ
    dnakama
    dnakama 2008/12/29
    NYのタクシー運転手の多くは、時間当たりの売り上げが少ない日に長時間働き、時間当たり売り上げが多い日に短く働いていることを乗務記録を用いて明らかにした。この傾向はベテラン運転手にはあまり見られない。
  • スピード競争をする漁師: 大竹文雄のブログ

    2009年1月号の『フォーサイト』に掲載された一ノ口晴人氏の記事によれば、日の漁業規制が、漁師たちに歪んだ競争をさせているそうだ。漁師たちは、漁船の船体を新しくするよりは、古い船体に高性能のエンジンやGPSを搭載して、漁場までのスピード競争をしているというのだ(注)。漁師が人よりも早く漁場に着いて漁をしたいと思うのは、当然だと思う人もいるかもしれない。しかし、もし後で説明するような規制がなければ、漁師がそのようなスピード競争に励むのは、必ずしも合理的ではない。 そのことを説明するために、つぎの問題を考えていただきたい。 問題 あなたが漁師だったとしよう。一定の労働時間で、最大の所得を得るにはどのように働くべきだろうか。 (1) 毎日決まった時間に漁に出て、決まった時間漁をする。 (2) 魚が多く取れそうな天候の日に長時間漁をして、そうでない日は他のことをする。 (3) 魚が少ない日に集中

    スピード競争をする漁師: 大竹文雄のブログ
    dnakama
    dnakama 2008/12/29
    日本の漁業規制が、漁師たちに歪んだ競争をさせている オリンピック方式では、漁期と漁獲量の上限が決められている。オリンピックと同様、漁獲競争をして、一番早く一番多くとったものが最大の所得を得られる仕組み
  • 「アイディアマンの大罪」 〜再びT.レビットの論文から:村上敬亮 情報産業の未来図

    「情報の生産性を起点にして、産業構造/バリューチェーンの組替が起きる。」 前回は、そういうお話をさせていただきました。となると、次は、「じゃあ、その組替は、誰がどこから、どうやって始めるの?」ということになります。 組替を起こす「最初の一撃」はどこから来るのか。今こそ、そこに一撃を加える創造的な人材が求められる時代。そうなりがちですよね。害悪なのは、既存のラインマネージャーであり、必要なのは、「自由に創造性を発揮するアイディアマン」。今回のエントリは、これが当かどうか、そこをテーマにしたいと思います。 社内や周囲を見渡すと、確かに創造的なヒトっています。しかし、そういう人たちが当に自分で世の中を変えたことって、どのくらいあるんでしょうか?着想は、確かにそうかもしれませんが、それでそのとおりに世の中が変わったことって、どのくらいあります?でも、そうだとすると、それは何故?? 実は、年末に

    「アイディアマンの大罪」 〜再びT.レビットの論文から:村上敬亮 情報産業の未来図
    dnakama
    dnakama 2008/12/29
    大事なのは、必然性が積み上がっていくような段取りをどう描くか。どんな組織にいようとも、その組織の良いところを使い、悪いところを避けながら、アイディアを実行に移す段取りが描ける能力