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2010年11月29日のブックマーク (3件)

  • 『選択の科学』 - 成毛眞ブログ

    選択の科学 作者: シーナ・アイエンガー,櫻井 祐子出版社/メーカー: 文藝春秋発売日: 2010/11/12メディア: 単行購入: 27人 クリック: 666回この商品を含むブログ (99件) を見る著者は盲目のシーク教徒である。彼女は1997年にスタンフォード大学から社会心理学の分野で博士号を取得している。翌年「Choice and its Discontents」(選択と不満)という論文発表し、実験社会学会からベスト論文賞を獲得した。この論文こそが彼女の出世作であり、多くの企業が利用する理論となった。 この通称「ジャム研究」を誤解を恐れずに1行でまとめると「選択枝が多すぎると、人々は選択できなくなる」というものだ。すなわち「品揃えが豊富すぎると、売り上げが下がる」という研究だ。書でも226ページからロングテール現象とともに紹介されている。 この有名な研究にたいする日企業の対応は

    『選択の科学』 - 成毛眞ブログ
  • 成長を阻害している最大の要因 : 池田信夫 blog

    2010年11月13日17:30 カテゴリ経済 成長を阻害している最大の要因 物理学を勉強しないで電子回路を設計する人はいないが、成長理論を知らないで「成長戦略」を語る人は多い。まぁ経済学とはその程度の学問だと思われているのだろう。特に成長理論は、数学的に高度なわりに実用にならないと思われているが、最近は途上国で政策に応用されたりして経験的な蓄積も増えた。書はそういう経験も踏まえて実証データに重点を置いた経済成長の教科書で、数学的にはやさしいのでサラリーマンでも読める。 書の特長は、内生的成長理論などの高度なモデルを使わないで、なるべく伝統的な成長理論で説明している点だ。成長率を決める上でもっとも重要な生産性の中身も、かなりの部分はテクノロジーというより新古典派的な効率性で説明できるとしている。これは産業を部門別に比較すると明らかだ: 米国 日 ドイツ自動車10012784鉄鋼10

    成長を阻害している最大の要因 : 池田信夫 blog
  • Built to Last: 地球の果てでの思索の跡 : コンサルから投資家への脱皮とBlack Swan

    2010年04月18日20:20 カテゴリ経済私 コンサルから投資家への脱皮とBlack Swan PEファンドに転職した直後、コンサルタント出身で「投資」について無知だった私に一から「投資の頭の使い方」を仕込んでくれた人がいる。彼は某投資銀行出身、一流ヘッジファンドで日株担当FMをやって素晴らしいリターンを出していた筋金入りの一流投資家。数字面の強さと共に全体感をもって論点仮説思考を徹底するというコンサル的な頭脳の使い方もできる、優秀な方だった。かなりの毒舌でもあったのだが、ものわかりの悪い自分を長い時間を使って鍛えてくれて、当に感謝している。 彼からは投資のTacticsだけではく、人生論や頭の使い方も色々勉強したのだが、そのうち一つのアドバイスは、「スタンスを取れないものは取れないと言え。コンサル的な仕事のプロセスから抜け出せ」というものであった。コンサルタントはビジネスモデルの