メールだの企画書だの会議の資料だのと、毎日毎日文章を書いているものの、「どーも、なんていうか、伝わってこないんだよね、君の報告は」とかなんとか言われて、へこんでしまったり。だからと言って、そんな意見を真に受けて直すと、以前の指摘と正反対のことを言われたり、なんて、よく、よくありますよね。 そんな気まぐれな意見を繰り出す相手が、ぐうの音も出せないような、説得力のある文章の書き方ってあるんでしょうか? 文章って誰でも意見を挟めるから、一人の意見だけを参考にするのは、偏ってしまう可能性が高いもの。そこで「多くの人に正確に伝わる文章」を書く上で参考になるのが、数百万の利用者が閲覧する「Wikipedia」のガイドライン。 なかでも「言葉を濁さない」の項にある「曖昧な言い方の改善例」は、客観的な記述を求められる場面で、どんな風に書けばよいのかを、具体的に解説しています。 意見の持ち主を明示する 以下