以前、翻訳者・通訳者である関根マイクさんと、「翻訳」、「通訳」、「フリー」のいずれかが関係するビジネス アイデアのコンペティションをしようじゃないかという話になりました(関根さんのブログ記事も参照)。 関根さんや私のほか数名が参加し、アイデア提出の期限は今月末です。締め切り後に投票が行われる予定です。 アイデアが出そろい、投票サイトの準備が整ったら、本ブログでも紹介したいと思います。投票は誰でも可だと思うので、興味のある方はぜひ見比べて投票してみてください。 私は 3 つのアイデアを提出します。 ・割り勘翻訳 ・スマホ通訳 ・アプリ海外展開サポート それぞれの詳細を以下で説明します。 ◆ 割り勘翻訳 1. 概要 翻訳が欲しいドキュメントについて、賛同者を募って翻訳費用を分担できるサービス。 2. 顧客 翻訳サービスを求めている個人または団体。 特に、ある程度公共性のあるドキュメントが想定さ
2011年5月4日 Universal Subtitlesが面白い。 日本で映像翻訳を仕事にするには株式会社カンバスが発売しているSST(字幕制作ソフト)を持っていないと話になりませんが(これがまた高額なのです…)、ウェブ素材の簡易字幕制作においてはここ数年で技術がかなり発展し、誰でも簡単に利用できる無料サービスが増えてきています。その一つがUniversal Subtitlesなのですが、無料とは思えないほど高機能です。 字幕制作に慣れている人はハコ書き→スポッティング→翻訳という流れが身についているので、Universal Subtitlesの逆の流れ、つまり一度全部翻訳→スポッティングにはかなり違和感を覚えるかもしれません。デザイナーが直感的操作を意識した結果なのでしょう。まあでも細かいフレーム等を気にしないであれば(そこまで細かい設定はできない)、単に使えるどころか、これまで制作
最近、河野一郎著『翻訳のおきて』を読みました。この本を最初に読んだのは、まだ翻訳学校の日英翻訳者養成コースに入学する前の年で、今になって改めて読み直したいと思い、再読しました。 河野一郎さんといったら、東京外国語大学、フェリス女学院大学名誉教授で、現代イギリス文学を専門とする英文学者、比較文学者、翻訳家として、カポーティ『遠い声 遠い部屋』、E・ブロンテ『嵐が丘』、『ロレンス短篇集』、『対訳英米童謡集』など多くの訳書を持っています。 画像:Pexels 最初に読んでから長い年月が流れているので、内容についてほとんど覚えておらず、今回再読して改めて学ぶものが多くありました。また、本書を読んで、河野一郎さんが高度な英語力を持つ、まぎれもない一流の名翻訳家だということがひしひしと伝わってきました。 誤訳の例は貴重な他山の石 前述の通り、この本を初めて読んだのはまだ翻訳学校に入る前のことで、その時
ブログを個人ウェブサイト上に引っ越して統合しました。 新しいURLはこちらとなります。 https://nishinos.com/ よろしかったら引き続きお読みください。英語学習(教育)、プログラミング、出版あたりの話題が多くなると思います。 今のlivedoorブログには2009年から13年も無料でお世話になりました。どうもありがとうございました。 拙訳の『リセットを押せ:ゲーム業界における破滅と再生の物語』が6/20に発売となりました。ビデオゲームの開発現場を描いたノンフィクションです。リンク先で試し読みもできます。 著者は『血と汗とピクセル』のジェイソン・シュライアーです。どちらもゲーム開発現場を扱ったノンフィクションですが、『血と汗とピクセル』が各ゲームタイトルに注目していたのに対し、『リセットを押せ』はゲーム開発スタジオに焦点を当てています。 私にとって特に印象深かったのは元メジ
「翻訳・通訳とフリー」アイデアコンペに参加することにしました。というか、ひっぱり出された感が無くもないのですが、考えはじめると結構楽しいのです。まだまだ、世の中フリーミアムのモデルがいくらでも考えられるのではないでしょうか? ■Interpreter Search - "Yours" なんだかCatchyな名前が思いつきません、笑。 ■概要 直接的内部相互補助モデル?通訳料は高い…。それに加え、通訳者の少ない地方で通訳を手配する場合には交通費がクライアントにとって大きな負担になっている事は少なくない。そこで、近くにいる通訳者にリーチできる手段を提供する。ただし、無料でリーチできる範囲は経験の少ない通訳者のみ。こうする事で地方在住の駆け出し通訳にも経験を得るチャンスが生まれる。一方、有料会員には、レベル情報も公開することで、会議の内容に応じた通訳手配を可能にし、なおかつ交通費を部分負担/負担
インドネシアから約3年前に来日し、鶴巻温泉病院で看護助手として働きながら看護師資格の取得を目指していたルシィ・フィトリアニさんが国家試験に合格。今年4月から同病院で看護師として歩みだした。ルシィさんは「来日してよかった。覚えることは多いけれど、頑張る」と抱負を述べた。 インドネシアで看護師をしていたルシィさんは2008年8月、同国との経済連携協定(EPA)に基づき来日。2009年2月から、鶴巻温泉病院で研修を始めた。EPAによる滞在可能期間は3年のため、受験のチャンスは3回。研修直後に受けた2009年の試験は語学の壁もあり不合格。懸命の勉強も実らず、翌年も涙を飲んだ。 今回の試験がラストチャンスだったが、昨年の夏には日本語能力検定の3級に合格するなど着実に前進。病院側の全面的なバックアップもあり、年明けからは勉強に専念することができた。「病棟の仲間や患者さんも応援してくれていたので、絶対に
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