法律には、公布の際に、暦年ごとの番号が付けられます。これを法律番号といいます。たとえば、令和2年に最初に成立した地方交付税法及び特別会計に関する法律の一部を改正する法律の法律番号は「令和2年法律第1号」となります。 法律番号自体は、公布の際に付けられるものであり、法律そのものの一部ではありません。では、なぜ法律には法律番号が付けられるのかというと、それは当該法律を特定するためです。法律には、同一の題名のものが意外と多いのです。「租税特別措置法の一部を改正する法律」という題名の法律は、租税特別措置法が昭和32年に現在の形になってから令和2年4月1日現在までの間に、何と51件も成立しています。しかも、昭和59年の第101回国会では、一国会で同名の法律が3件も成立しています。これらの法律を他の法令で引用する場合、題名だけでは他の法律と混同するおそれがあります。ですから、引用する法律の題名の下にか
リリース、障害情報などのサービスのお知らせ
最新の人気エントリーの配信
処理を実行中です
j次のブックマーク
k前のブックマーク
lあとで読む
eコメント一覧を開く
oページを開く