「自炊代行」のニーズは大きい――しかしその合法性を巡っては議論が 分かれ裁判で係争中でもあります。蔵書を自炊したいという利用者の ニーズと、自炊によって著作権が侵害されるのではないかという著作者の 懸念とを、うまく調整することは可能なのでしょうか? 今年3月には、一定のルールが守られれば自炊を認めても良いとする 著作者を中心とした「Myブック変換協議会」が発足しました。 また、6月には、こういった議論を受けて、自炊代行を健全な市場にする ことを目指す事業者団体「日本蔵書電子化事業者協会」が発足しました。 これらの当事者と、研究者、弁護士をあつめ、自炊代行の是非を めぐって徹底的に議論を行います。 ニコニコ生放送では議論の様子を生中継でお送りさせていただきます。 ●パネリスト 生貝直人(国立情報学研究所) 石川准(静岡県立大学) 瀬尾太一(Myブック変換協議会統括) 林紘一郎(情報セキュリテ