もし、美少女から「私の毛を剃って」と言われたら、きっと頭の中は妄想とコーフンでいっぱいになってしまうだろう。 毛のない男子と毛深い女子のヒミツの関係を描いたこの『スイートプールサイド』は、そう言われてしまった男子の目線を中心にした、フェチズム満載の青春映画だ。 毛が生えず悩む高1男子と毛深くて悩む高1女子 主人公は高校の水泳部1年生の太田年彦(須賀健太)。彼には誰にも言えない悩みがあった。それは、高校1年生になってもお肌がツルッツルなこと。単にお肌がツルツルなだけならまだしも、彼の場合、下半身のアソコの毛も生える気配がない。 ところが世の中うまくいかないもので、同じ水泳部の女子の中に、逆に毛深いことで悩んでいる後藤綾子(刈谷友衣子)がいた。その悩みは深刻で、彼女は真夏でも長袖を着ているほど。 そんな2人が、ある日、部室で遭遇。水泳部の部室で自分の腕の毛を剃ろうとして失敗した綾子と2人きりに