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ブックマーク / syuraw.hatenablog.com (11)

  • 『つぶグミ』 - Ust's Diary

    僕の通う大学のキャンパス内にはこじんまりした購買があって、僕は時々そこへ、昼飯やらノートやらを買いにいく。軽く店内を一周して目当てのものを手に取った後レジに向かうだけど、そのカウンターの端にはいつも、さりげない自己主張を奏でるお菓子たちが並んでいる。『つぶグミ』はそのお菓子の中のひとつだ。派手にならない程度のささやかな暖色で飾った包装が目に入ると、僕は「まぁついでに」という調子でつい一緒に買ってしまう。それも十回に一度、せめて五回に一回とかならまだいいが、毎回のように買ってしまう。そうしていつも買ってしまってからため息ついて、やれやれまた買っちゃったな、と心うちでひとりごつ。レジに並ぶ直前まで「今日は買うまい」と決めていても、それを見た途端しゅるると風船みたいに決意が萎み、しまいにはなんだか変な購買意欲に駆られてしまって、結局、数百円だか余計なお金を払う羽目になるのだ。そんな僕の気を知って

    『つぶグミ』 - Ust's Diary
    dobonkai
    dobonkai 2014/05/16
    ハルキスト爆誕
  • 「就活対策としての資格取得」に対する考え方 - Ust's Diary

    就職対策としての資格取得が非効率だと思う理由 - grshbの日記 読みました。 僕は彼と違って就活生ではないので経験や実感という点では明らかに劣るけれど、あえて反論してみようと思う。 前提として、ここで検討するのはあくまで「就活対策としての」資格取得なので、就職後の十数年を見越してのコストパフォーマンスとか将来性といった要素はできる限り除外したい。多少短絡的ではあっても、あくまで就活のために有効(と思われる)なら取るべきという考え方だ。 就活対策としての資格取得は「リスクヘッジ」である げろしゃぶ (id:grshb)さん は「就活対策として資格取得は非効率的」という主張である。資格を取るためにかかる時間に比べ、そのメリットがあまりに少ないというわけだ。その数少ないメリットというのは ・書類審査通過のため ・他学生とスペックが拮抗した際のアドバンテージ だという。 上の二点についてはほぼ

    「就活対策としての資格取得」に対する考え方 - Ust's Diary
    dobonkai
    dobonkai 2014/03/22
    就活生がんばれ
  • 3.11について考えたこと - ゆーすとの日記

    東日大震災があった3年前、僕は大学受験の浪人生だった。 新聞が被災地の状況を連日伝え、テレビではACのコマーシャルが繰り返し流れるなか、僕はほぼ毎日予備校に通っていた。 ある日の授業中、予備校の先生が唐突にこんな話をはじめた。僕が浪人生をしていた前年の受験生、つまり2010年度入試を受けたAという教え子の話だ。 その生徒は浪人生ながらとても優秀で、第一志望は東京大学。予備校の寮で生活しており、講師室へ何度も足を運んでは、その先生に夜遅くまで質問して帰っていたらしい。その勤勉さと素直さを見て、先生は彼のその後の合格を、まだ指導をはじめてから間もないときから確信するほどだったという。 そして実際、Aくんは合格した。 しかし合格を喜ぶ間もなく、2011年3月11日、あの震災が起こった。 Aくんは東北出身だった。 震災の数日前、先生はAくんから合格報告を受けていた。しかしその後もう一度講師室に姿

    3.11について考えたこと - ゆーすとの日記
    dobonkai
    dobonkai 2014/03/12
    渾身のエントリー。これは多くの人に読んでもらいたい。
  • Amazonの3.11 - Ust's Diary

    Amazonの3.11─電子書籍オリジナル─ (角川書店単行) 作者: 星政明出版社/メーカー: KADOKAWA / 角川書店発売日: 2013/03/07メディア: Kindle版購入: 2人 クリック: 3回この商品を含むブログ (7件) を見る読みました。 『アマゾン』といえば、今や知らない人がいないほどの世界的なインターネット通販企業。僕も書籍を購入するときによく利用するし、電子書籍はオールKindle。もはやグーグルやアップルと並んで「あって当たり前」なかんじになってる会社です。そんなアマゾン(正確にはアマゾン・ジャパン)は、ちょうど3年前の東日大震災でどんな役割を果たしたのか。 近年はネットネイティブな世代であろう僕でもびっくりするくらい、社会の情報化が進んでいます。インターネットの分野は特にそれが目覚ましい。「巨大災害の世紀」とも言われる21世紀において、これからの災害

    Amazonの3.11 - Ust's Diary
    dobonkai
    dobonkai 2014/03/11
    個の力。現場の力。それを柔軟に受け入れるヤマト。今後は民間企業も大きな役割を担うでしょうね。
  • 21世紀は「複合災害」の世紀だ - Ust's Diary

    来月11日までの一か月間、震災についていろいろ考えようと思ったわけですが、まず手に取ったのはこの『巨大災害の世紀を生き抜く』。 巨大災害の世紀を生き抜く (集英社新書) 作者: 広瀬弘忠出版社/メーカー: 集英社発売日: 2011/11/17メディア: 新書 クリック: 5回この商品を含むブログ (2件) を見る 21世紀は複合災害の世紀だ。今や災害は単純な自然災害で終わる時代ではない。文明の規模が大きくなるにつれ、何かのはずみで巨大な脅威に転じるもの――原子力発電所であれ、新型ウィルスであれ――と我々は隣り合わせに生きているという認識が必要なのだ。小さな災害が、ドミノ倒しのように巨大で複合的な災害を引き起こす危険な時代に私たちは生きている (まえがきより) このは3年前の震災をうけ、これまでとは規模も危険性も大きく違う21世紀型の「複合災害」、またそうした災害からどのように身を守るべき

    21世紀は「複合災害」の世紀だ - Ust's Diary
    dobonkai
    dobonkai 2014/02/21
    きのこる先生案件。
  • 宗教とは何か、簡潔に説明してみた - ゆーすとの日記

    今年の正月、実家にいる間に弟の冬休み帳を見てあげてました。その一つに音読課題もあったんだけど、それが“大晦日”に関する読み物を音読して親(その時は僕)にサインをもらおうというものでした。それによると大晦日の“晦日(みそか)”は「三十日」、つまり月の最後の日って意味らしい。で、その中でも12月31日は最後の月と日が重なる最後の日だから、“大”が付いて「大晦日」なんだとか。知らなかったー。 まぁこういう雑学っぽい内容なんですが、その中で「仏教」って言葉が出てきたんです。弟はこの読み物をたらたら~っと音読してたんですが、意味分かってんのかなと思い「仏教って何?」って聞いてみました。そしたら案の定「知らない」と。 まぁ小学校の低学年なら仕方ないかと思って説明しようとしたんですが、これが意外と難しい。 これが中学生とかならちょっと小難しい言葉を使ってもなんとかなるんでしょうけど、相手は小学生です。相

    宗教とは何か、簡潔に説明してみた - ゆーすとの日記
    dobonkai
    dobonkai 2014/01/20
    わからないことや不思議なことを理解するためのものかな(かなり強引w)
  • 腐ったみかんに感じる愛情 - Ust's Diary

    先程実家の親から荷物が届いて、中を見るとみかんが入っていた。 僕は大学に入ってから下宿で一人暮らししているが、こうしてたまに親からべ物やら生活用品やら入った荷物が届く。万年金欠の貧乏学生にとってこれほどありがたいことはない。正直自炊なんてほとんどしないし、気が付くと一日何もべず水だけ飲んで過ごすなんてこともザラだ。たぶん母も僕のこういう自堕落な性格と生活を見抜いているのだろう、僕の体の栄養バランス崩壊2歩手前くらいの絶妙なタイミングで料を供給してくれる。しかも僕はみかんが大好きだ。 しかし今回は少し趣が違った。送られてきたみかん、なんとその3割ほどが腐りかけていたのである。 こういうとき他の人ならどうするのだろう。気にせず残りの7割を平らげるのだろうか。それとも慎重を期して捨ててしまうか。結論から言うと僕はべた。多少の腐りなど気にしないワイルドな男だから。ではない。単純に気づかなか

    腐ったみかんに感じる愛情 - Ust's Diary
    dobonkai
    dobonkai 2013/12/15
    しっかり滋養を付けなあかんよ。自炊も楽しいもんやで。おっちゃんが言うとなぜか切ないけども……。
  • 本気になれない人には「当事者意識」が足りない - Ust's Diary

    ここぞって時に気になれる人となれない人の違いは、当事者意識の有無です。 *** このエントリで使っている「当事者意識」という言葉の僕なりの定義を追記しておきます。 まずベースにあるのは辞書的な意味で間違いありません。 自分自身が、その事柄に直接関係すると分かっていること。関係者であるという自覚。 とうじしゃいしき【当事者意識】の意味 - 国語辞書 - goo辞書 これに加え、「適切な時に適切な危機感を持てること」「その場の自分の行動が及ぼす未来に想像力が働くこと」という意味を含みます。 詳しくは【気になれない人には「当事者意識」が足りない】への言及を受けて。 - ゆーすとの日記に書いておきました。 *** 人生には何度か「ここぞ」って場面があります。そこで上手くいくかどうかでその後の人生が大きく変わってしまうような場面――あるいはそこまでじゃなくても、重要な転機と思われる場面。その時心

    本気になれない人には「当事者意識」が足りない - Ust's Diary
    dobonkai
    dobonkai 2013/12/06
    正論すぎて耳が痛いwこの考え方は間違ってないけど信じるものが何かのきっかけで軸がずれた場合誰がそれを止められるかな。真っ直ぐすぎてそこだけ心配。
  • 街頭募金は非合理的だ。 - ゆーすとの日記

    2013-11-19 街頭募金は非合理的だ。 僕は街頭募金が苦手だ。 - いつか電池がきれるまで 読んだ。 街頭募金については僕も思うところがある。 はっきり言おう。街頭募金は非合理的だ。無駄とさえ言える。 少なくともid:fujiponさんが書かれているようなものに関しては。 そもそも募金をするのは何のためか。お金を集め、アフリカの貧しい人たちや病気で薬が買えない子供たちの一助となるためである。ということはつまり、よりたくさんのお金を集め、少しでも多くの人を助けることが募金活動の使命なわけだ。だがそのために「街頭募金をする」ということが、最もいい方法と言えるだろうか。僕はそうは思わない。 id:fujiponさんのエントリーにもあるように、街頭募金を行っているところで募金をするのは結構勇気がいる。お金を寄付するということは素晴らしいことであるはずだが、どうしてもためらいが生じ

    dobonkai
    dobonkai 2013/11/19
    この問題は難しい。私は残念ながら答えを持っていません。
  • 自分の声ってウンコ以下じゃね? - Ust's Diary

    下品なタイトルですみません。 でも言わずにはいられませんでした。自分の声ってウンコ以下だよな、と。 僕は自分の声が嫌いです。 ただし喋った時に自分で聞いてる声じゃありません。 ビデオとかレコーダーに録音したときに聞く声です。 録音した声って、普段自分が聞いてる声と違うじゃないですか。 僕の場合ですけど、なんだかボヤっとしてて、ただでさえ低い声がさらに低音になってるんですよ。 はっきり言って気持ち悪い。 しかもその声って、普段他人に話しかける時に出してる声なんですよね。 むしろそっちの方が物の「自分の声」。 そう考えるともうたまらん恥ずかしくて、激しい自己嫌悪に襲われる。 思うんですけど、普段他人に聞こえているように自分にも自分の声が聞こえていたら、気持ち悪いなんて思わないんでしょうか。 普段自分で聞いてる声だって特に好きではないですけど少なくとも嫌悪感なんて抱かないし、単なる慣れなんです

    自分の声ってウンコ以下じゃね? - Ust's Diary
    dobonkai
    dobonkai 2013/11/15
    どんなに綺麗な女の黒髪でも床に落ちてりゃただのゴミ
  • 「個人の宇宙」がゆるやかにつながる - Ust's Diary

    ブログを書くようになって2か月。僕は「もともと書くのが好きで、これまでも日記をつけていました」みたいな人ではないので、毎日何を書こうかと必死でネタを探し続けた2か月だった。面白いこと・ものを見つけてきて書くというよりは、自分の中にあるものを切り出してアウトプットする形が多かったように思う。これからはもうちょっと、自分の身の回りから、自分の外からネタを拾ってきたいなぁと思う今日この頃である。 ◆ 今は亡きスティーブ・ジョブスはipodを作り、世界を変えた。ipodが人類にもたらしたのは「個人の宇宙」だ。音楽はそれまで、ラジオやテレビ、CDラジカセによって多くの人に共有されていた。しかし今では、ipodという小さな箱に自分のお気に入りだけを詰め込み、イヤフォンをつけて聴く形が主流である。狭くて小さい自分だけの宇宙を、みんなが持つようになった。ここ何年かで「今年の流行歌」みたいなのがなくなったの

    「個人の宇宙」がゆるやかにつながる - Ust's Diary
    dobonkai
    dobonkai 2013/11/13
    美しい文章を書きますね。すごい。うらやましい。
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