独断と偏見と客観性にもとづき、今年刊行された漫画単行本の優秀作をあげる。 上半期篇でえらびわすれたのが、加藤マユミ/横山了一『飯田橋のふたばちゃん』。 出版社を擬人化した変り種だ。 まづ7月。 体育会系女子のホンネがたのしい、くみちょう『B.B.GIRLS』完結、 はげしく百合百合しい登山モノ、文月晃『頂!』、 ハズレなしの名手・板倉梓の腕がさえる『なぎとのどかの萌える不動産』、 「オルタナティヴ百合」と命名した、たもりただぢ/伊藤ヒロ『百合×薔薇』、 14年へて初単行本化、松本剛/石田雄太『ラストマウンド』など。 この月は大豊作! ここはいまだアマゾンレヴューが投稿されてない(あとでボクがするつもり)、 学園忍者モノ、百瀬武昭『まとめ×さいと!』を推そう。 昭和ぽいテイストと今風のフックがとけあう、絶妙の味わいをたのしめる。 7月ベストは、ひろやまひろし『いもかみさま』。 妹ファンとして