セ・・・・ セ・・・・ セミだああああああああ! 感じろ、この圧倒的セミ感を 出ました。ついに出てしまいました。“講談社界のMAD MAX”と名高いツナミノユウ先生の「蟬丸残日録」の単行本が出ました(勝手にMAD MAXだと呼んでます)。同日に「つまさきおとしと私」という作品も出ているのでそちらも読んでもらいたいのですが、とにかく面白い。ツナミノユウと書いて「天才」と呼びたいほどに面白い。 物語を楽しむというよりは、シュールさがとにかく突き抜けてます。以前、「彗星継父プロキオン(http://d.hatena.ne.jp/toldo13/20130202/p1)」という継父とヒーローの狭間で悩む青年の物語をやっていましたが、その頃からずーっと人間の内面の悩みを描くのが上手いです。悩みとか陥る状況のほとんどがあるあるだったりもしますが、そこからの葛藤、そして暴走へ。そんな流れがお約束のように