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ブックマーク / fujipon.hatenadiary.com (186)

  • GOSICKVIII‐ゴシック・神々の黄昏 ☆☆☆☆☆ - 琥珀色の戯言

    GOSICK -ゴシック- VIII 上 ゴシック・神々の黄昏 (角川文庫) 作者: 桜庭一樹出版社/メーカー: 角川書店(角川グループパブリッシング)発売日: 2011/06/23メディア: 文庫購入: 3人 クリック: 40回この商品を含むブログ (47件) を見る GOSICK VIII 下 ゴシック・神々の黄昏‐ (角川文庫) 作者: 桜庭一樹出版社/メーカー: 角川書店(角川グループパブリッシング)発売日: 2011/07/23メディア: 文庫購入: 1人 クリック: 37回この商品を含むブログ (49件) を見る 内容(「BOOK」データベースより) クリスマス当日、ヴィクトリカが所望したのは、15個の謎―必死で謎を集める一弥は、村に起こりつつある異変に気づく。それは、大いなる変化、すなわち“2度目の嵐”の前触れにほかならなかった。迫る別れと、自分の運命を正しく予感したヴィクト

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    dododod 2011/09/11
  • 世界屠畜紀行 ☆☆☆☆ - 琥珀色の戯言

    世界屠畜紀行 THE WORLD’S SLAUGHTERHOUSE TOUR (角川文庫) 作者: 内澤旬子出版社/メーカー: 角川書店(角川グループパブリッシング)発売日: 2011/05/25メディア: 文庫購入: 4人 クリック: 70回この商品を含むブログ (53件) を見る 内容(「BOOK」データベースより) 「べるために動物を殺すことをかわいそうと思ったり、屠畜に従事する人を残酷と感じるのは、日だけなの?他の国は違うなら、彼らと私たちでは何がどう違うの?」アメリカ、インド、エジプト、チェコ、モンゴル、バリ、韓国、東京、沖縄。世界の屠畜現場を徹底取材!いつも「肉」をべているのに、なぜか考えない「肉になるまで」の営み。そこはとても面白い世界だった。イラストルポルタージュの傑作、遂に文庫化。 2007年に単行が解放出版社から出たときも、かなり話題になったのを覚えています。

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    dododod 2011/09/08
  • 神様のカルテ ☆☆☆ - 琥珀色の戯言

    あらすじ: 自然あふれる長野・松庄病院で、内科医として働く栗原一止(櫻井翔)。24時間365日体制で医師不足の問題を抱える病院で、前向きな職員たちと共に診療をこなす一止にとって、最愛の・榛名(宮崎あおい)らと語らうことが日々の楽しみだった。そんなある日、一止はある患者と出会い、人生の岐路に立つこととなり……。 映画『神様のカルテ』公式サイト 2011年22作目の劇場鑑賞作品。 9月1日のレイトショーで、1000円均一だったためか、観客は30人くらいとなかなかの盛況でした。 外は、けっこう激しい雨だったんですけどね。 現役医師・夏川草介さんの大ヒット小説が原作のこの映画、ネットでの前評判は賛否両論というか、やや「否」が多いかな、という印象でした。 僕は原作にちょっと恨みもあるので、「怖いものみたさ」というか、「あら探し」気分で観に行ったことをあらかじめ書いておきます。 観終えての感想

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    dododod 2011/09/02
  • ウソを見破る統計学 ☆☆☆☆ - 琥珀色の戯言

    ウソを見破る統計学―退屈させない統計入門 (ブルーバックス) 作者: 神永正博出版社/メーカー: 講談社発売日: 2011/04/21メディア: 新書購入: 6人 クリック: 85回この商品を含むブログ (14件) を見る 内容説明 太った人ほど年収が高い!? マラソン世界記録の限界が分かる!? 40歳までに結婚すると長生きする!? その統計、信じていいの? 数字の裏に潜む「隠れた関係」をあぶり出し、事実を正しく見極める「統計思考力」が身につく。  大学で統計を教える主人公・素呂須譲二(そろすじょうじ)。彼のもとに、統計アレルギーの学生や怪しい営業マン、はては文系女子のや娘が次々と難題を持ち込んで……。平均、標準偏差から相関、検定、回帰分析、推測統計まで、難しい数式は一切使わず、統計の基と使い方が会得できる! 久しぶりに『ブルーバックス』を読みました。 海堂尊さんの『死因不明社会』以来

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    dododod 2011/08/18
  • 第145回芥川賞選評 - 琥珀色の戯言

    文藝春秋 2011年 09月号 [雑誌] 出版社/メーカー: 文藝春秋発売日: 2011/08/10メディア: 雑誌購入: 1人 クリック: 4回この商品を含むブログ (4件) を見る 今月号の「文藝春秋」には、「受賞者なし」となった芥川賞の選評と候補作『ぴんぞろ』が掲載されています。 恒例の選評の抄録です(各選考委員の敬称は略させていただきます)。 小川洋子 私にとって最も切実な問題をはらんでいたのは、『これはペンです』だった。何かを書こうとする動機、書かれる内容、書き手の人間性になど特別な意味はなく、ただ書き方がもたらす偶然のみが言葉を決定してゆく。この理論に則って叔父さんがでっち上げる文章は、実際に今、小説を書いている者の心を揺さぶる。自分の身体の内側から搾り出すようにして生み出した、などと思っているのは作家の勝手な幻想で、実は英字パスタをスプーンですくっても同じ小説は欠けてしまう。

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    dododod 2011/08/13
    『これはペンです』
  • この世界の片隅に ☆☆☆☆☆ - 琥珀色の戯言

    この世界の片隅に(前編) (アクションコミックス) 作者: こうの史代出版社/メーカー: 双葉社発売日: 2011/07/21メディア: コミック購入: 2人 クリック: 8回この商品を含むブログ (25件) を見るこの世界の片隅に(後編) (アクションコミックス) 作者: こうの史代出版社/メーカー: 双葉社発売日: 2011/07/21メディア: コミック購入: 2人 クリック: 4回この商品を含むブログ (13件) を見る 出版社 / 著者からの内容紹介 平成の名作・ロングセラー「夕凪の街 桜の国」の第2弾ともいうべき作。戦中の広島県の軍都、呉を舞台にした家族ドラマ。主人公、すずは広島市から呉へ嫁ぎ、新しい家族、新しい街、新しい世界に戸惑う。しかし、一日一日を確かに健気に生きていく…。 今夜、この漫画を原作としたテレビドラマが日テレビ系列で放映されるそうです。 今回、前後編2冊の

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  • マイケル・サンデル 大震災特別講義 私たちはどう生きるのか ☆☆☆☆ - 琥珀色の戯言

    マイケル・サンデル 大震災特別講義 私たちはどう生きるのか 作者: マイケル・サンデル,NHK[マイケル・サンデル究極の選択」制作チーム出版社/メーカー: NHK出版発売日: 2011/05/26メディア: 単行(ソフトカバー)購入: 3人 クリック: 30回この商品を含むブログ (8件) を見る 内容紹介 サンデル教授と 大震災とその後の世界を考える 日人の秩序だった行動を世界はどう見たか? 原発処理には誰があたるべきなのか? 原子力発電を今後どうするべきか? 世界から寄せられた支援の輪はグローバルな公共性へとつながるのか? サンデル教授が試練に直面する日人を励まし、世界の若者たちと被災地日と世界の今後を考えるための特別講義。 ※NHK番組『マイケル・サンデル 究極の選択』を緊急出版化! 東日大震災の約1ヶ月後に、震災や福島第一原発の放射能漏れ問題について、東京、ボストン、上海

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    dododod 2011/07/13
  • 科学的とはどういう意味か ☆☆☆☆ - 琥珀色の戯言

    科学的とはどういう意味か (幻冬舎新書) 作者: 森博嗣出版社/メーカー: 幻冬舎発売日: 2011/06/29メディア: 新書購入: 3人 クリック: 146回この商品を含むブログ (76件) を見る 内容紹介 科学的無知、思考停止ほど、危険なものはない! 「横行する非科学に騙されるな!」 元・N大学工学部助教授の理系作家による科学的思考法入門。 科学――誰もが知る言葉だが、それが何かを明確に答えられる人は少ない。しばしば「自然の猛威の前で人間は無力だ」という。これは油断への訓誡としては正しい。しかし自然の猛威から生命を守ることは可能だし、それができるのは科学や技術しかない。また「発展しすぎた科学が環境を破壊し、人間は真の幸せを見失った」ともいう。だが環境破壊の原因は科学でなく経済である。俗説や占い、オカルトなど非科学が横行し、理数離れが進む中、もはや科学は好き嫌いでは語れない。今、個人

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    dododod 2011/07/11
  • 荒木飛呂彦の奇妙なホラー映画論 ☆☆☆☆ - 琥珀色の戯言

    荒木飛呂彦の奇妙なホラー映画論 (集英社新書) 作者: 荒木飛呂彦出版社/メーカー: 集英社発売日: 2011/06/17メディア: 新書購入: 18人 クリック: 431回この商品を含むブログ (114件) を見る 内容(「BOOK」データベースより) 荒木飛呂彦がこよなく愛するホラー作品の数々は、『ジョジョの奇妙な冒険』をはじめ、自身が描いた漫画作品へも大きな影響を与えている。書では、自身の創作との関係も交えながら、時には作家、そして時には絵描きの視点から作品を分析し、独自のホラー映画論を展開する。巻頭には「荒木飛呂彦が選ぶホラー映画Best20」も収録。ホラー映画には一家言ある著者の、一九七〇年代以降のモダンホラー映画を題材とした偏愛的映画論。 荒木先生、こんなに「ホラー映画」好きだったのか…… まずは、荒木先生の「ホラー映画」の定義から。 それでは、いよいよ幕を……という前に、自

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    dododod 2011/06/24
  • デンデラ ☆☆☆☆ - 琥珀色の戯言

    デンデラ (新潮文庫) 作者: 佐藤友哉出版社/メーカー: 新潮社発売日: 2011/04/26メディア: 文庫購入: 2人 クリック: 33回この商品を含むブログ (31件) を見る 内容(「BOOK」データベースより) 斎藤カユは見知らぬ場所で目醒めた。姥捨ての風習に従い、雪深い『お山』から極楽浄土へ旅立つつもりだったのだが。そこはデンデラ。『村』に棄てられた五十人以上の女により、三十年の歳月をかけて秘かに作りあげられた共同体だった。やがて老婆たちは、猛り狂った巨大な雌羆との対決を迫られる―。生と死が絡み合い、螺旋を描く。あなたが未だ見たことのないアナザーワールド。 この文庫のオビには、こんな宣伝が書かれています。 映画化原作 6月25日全国ロードショー ふーん、映画化されるのかこれ、と、何の疑問も持たずに読み始めたのですが、読んでいくうちに、「えっ?」という気分になってきました。 こ

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    dododod 2011/05/22
    ユヤタンの
  • 『さるさる日記』の終了と「閉じてゆくネットコミュニケーション」 - 琥珀色の戯言

    参考リンク:『さるさる日記』が滅ぶべくして滅んだ当の理由(九十九式) 『さるさる日記』も、ついにサービス終了か…… 僕も10年前、ネットで最初に書き始めたのが『さるさる日記』だったので、サービス終了には、淋しい思いもあります。 でもまあ、「滅ぶべくして滅んだ」というか、よくいままで、あのスタイルで続けてきたよなあ、と感心しているというのが、偽らざる気持ちです。 僕が『さるさる日記』を使っていた頃は、ネットで何かを書くためには、HTMLを理解しているか、『ホームページ・ビルダー』を使わなければならず、それはかなり高いハードルだったのです。 『さるさる日記』は、登録してしまえば、ワープロと同じように、文章を書いてアップするだけ、というシンプルなシステムで、非常にわかりやすく、アクセスランキングなどもあって、当時としてはかなり画期的なツールだったんですよね。あの頃は「ようやく簡単に使えそうな表

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    dododod 2011/05/18
    リアルが充実
  • 「『きかんしゃトーマス』って全然面白くない」 - 琥珀色の戯言

    週末、家族で富士急ハイランドに行っていたのです。 息子は最近『きかんしゃトーマス』がお気に入りで、今回も、富士急ハイランド内にある『トーマスランド』で遊び、ホテルの『トーマスルーム』 に泊まるという、まさに『トーマス漬け』の旅行でした。 かなり御満悦の様子で、富士急ハイランドから新宿ゆきの『トーマスバス』に乗り込み、新宿のバスターミナルで下車。 それは、バスから荷物を下ろされるのを待っている間のことでした。 通りすがりの20歳くらいの男性が、『トーマスバス』を一瞥し、一緒に歩いていた、連れにひとこと。 「『きかんしゃトーマス』って、昔観てたことあったけど、全然面白くないんだよね」 その言葉を耳にした瞬間、僕はなんだか冷水をぶっかけられたような気分になりました。 彼はもちろん、いままさに『トーマスバス』から降りてきた僕たちに向けて言ったわけじゃなかったはずだけれど、その声はちょっと大きすぎた

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    dododod 2011/05/16
    周りの人
  • ネットと読書の共通点と相違点(1)〜「共感」について - 琥珀色の戯言

    参考リンク:ネットと読書 どちらがより有意義なのか? | ライフハックちゃんねる弐式 いま、僕が考えている「ネットと読書」についてのあれこれを、じっくり語ってみたいと思います。 僕は「ネットも読書も」かなりやっている(というか、「自分の時間」の大部分は、このどちらかをやっている)人間なのですが、両者には、2つの「共通して得られるもの」があるようです。 そのひとつめは、「共感」で、ふたつめは「情報」なのですが、今回はまず「共感」についての話をしていきます。 いやまあ、「共感」と「情報」のあいだには、クリアカットに線引きできるとは限らないケースもたくさんあるのですけどね。 読書とネットの大きな共通点は、「他人が何を考えていて、どんなふうに生きて(あるいは、生きさせられて)いるのか?」を知ることができることです。 ネット以前の時代に、僕たちがそれを知るためには、「を読む」か、「誰かの話を聞く」

    ネットと読書の共通点と相違点(1)〜「共感」について - 琥珀色の戯言
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    dododod 2011/05/04
    他者をどう扱うか
  • あなたが主張している「正論」は、「不安な人」には届かない。 - 琥珀色の戯言

    もしあなたが「なんとなく体調が悪くて不安」だったとしよう。 あなたは総合病院を受診し、不安を訴える。 診察室で、医者はあなたの訴えをパソコンのディスプレイを見たまま聞き流し、「じゃあ検査しましょう」と言う。 そして、血液検査やレントゲン検査を受けて、診察室に戻ってきたあなたに、医者はこんな態度をとるのだ。 「ああ、検査したけど、異常値は出てないし、レントゲンも問題ない。あなたの症状は、気のせいですよ。とにかく、検査で異常がないからだいじょうぶ、じゃあ次の人!」 さて、あなたはこれで「満足」できるだろうか? 「検査で異常がない」でも、あなたには「症状」がある。「不安」だ。 たぶん、「近くの病院でこんな対応をされた」ことを誰かがネットに書けば、そこには、同情の声が集まるはずだ。 いま、ネット上での「正論」の多くは、まさに、こういう「冷たい態度の医者」そっくりだと僕には思われる。 彼らは、「不安

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    dododod 2011/04/18
    「正論」≒「冷たい態度の医者」
  • 突然、僕は殺人犯にされた ☆☆☆☆☆ - 琥珀色の戯言

    突然、僕は殺人犯にされた  ?ネット中傷被害を受けた10年間 作者: スマイリーキクチ出版社/メーカー: 竹書房発売日: 2011/03/22メディア: 単行購入: 4人 クリック: 202回この商品を含むブログ (22件) を見る 内容紹介 お笑い芸人のスマイリーキクチが、ネット上で10年間に渡り受け続けた誹謗中傷の全貌について綴った単行。 インターネットの巨大掲示板“2ちゃんねる”などで、「足立区で実際に起きた残虐な殺人事件の犯人だ」といった誹謗中傷を受け続けたスマイリーキクチ。 その誹謗中傷は10年間続き、デマを信じたネットユーザーから、自身のブログなどに殺害予告の書き込みもされるなど、事態は悪化する一方だった。 対応に悩むスマイリーキクチは警察に相談。 09年2月と3月には悪質な書き込みをしていた18人が名誉毀損等の罪で書類送検され、話題を呼んだ。 この10年に渡る誹謗中傷がど

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    dododod 2011/04/13
  • 『ハゲワシと少女』と「テレビを消す自由」 - 琥珀色の戯言

    なんだか今日はすごく仕事も忙しくて、疲れもとれないので、なるべくテレビやネットには触らずに過ごしています。 「情報とそれをめぐっての人々の感情の渦」みたいなものに、圧倒されてしまっていて。 とくに、「マスメディア」に対するtwitter上での争いをみていると、いろんなことを考えさせられます。 「悲劇」をことさらに強調し、「美談」をつくりあげ、被災者に「報道の自由」の名の下にカメラを向け…… 僕もテレビを見ながら、何度も憤りました。 でも、その一方で、淡々と数字だけが積み重ねられていくような報道だったら、ここまで大きな「被災地の力になろう!」という動きが生まれていたかどうか疑問ではあるのです。 「被災地の衝撃的な映像」や「遺族の涙」が「視聴者」に、現地への大きな感情移入を生み出すのもまだ事実。 以前書いたものの焼き直しです。 『ジャーナリズム崩壊』(上杉隆著・幻冬舎新書)より。 1993年、

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    dododod 2011/03/17
  • 自分の運の良さを「正しさ」だと勘違いしている人たちへ - 琥珀色の戯言

    先週の金曜日、飲み会帰りのタクシーで60歳くらいの運転手さんと、熊の3歳の女の子が20歳の大学生に命を奪われた事件の話になった。 「あれは親にも責任がありますよ。まだ3歳なんだから、親も目を離したらいかんですよ。トイレに行かせるのだって、ちゃんと遠くからでも見ておかないと」 大概の場合、僕はこういうときに「そうですねえ」とか曖昧に頷いてやり過ごしてしまうのだけれど、お酒が入っていたこともあり、「そんなふうに常に見張っておけっていうのはおかしいし、どんな親にだって、『ちょっと油断してしまう瞬間』はあると思います。それで責めるのはあんまりでしょう」と反論して、車内はやや気まずい空気になってしまった。 「人生の先輩」として、「そういうときでも、ちゃんと見ているのが親ってもんでしょう?」というのは、確かに「正論」のようにも思えるけれど、僕はそこまで完璧に自分の子どもを見張っておくことができるだろ

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  • キック・アス ☆☆☆☆☆ - 琥珀色の戯言

    キック・アス DVD 出版社/メーカー: 東宝発売日: 2011/03/18メディア: DVD購入: 8人 クリック: 103回この商品を含むブログ (157件) を見る あらすじ: コミックオタクでスーパーヒーローにあこがれる高校生デイヴ(アーロン・ジョンソン)は、ある日、インターネットで買ったスーツマスクで、ヒーローとして街で活動を始める。何の能力も持たない彼はあっさり犯罪者にやられるも、捨て身の活動がネット上に動画で流され、“キック・アス”の名で一躍有名になってしまう。 2011年6目の劇場鑑賞作品。 ネットでは「面白い!」と評判だったこの映画なのですが、僕が住んでいる街では上映されておらず、ようやく短期間だけ公開されることになったのです。 帰りに寄ったTSUTAYAで、「3月4日から、TSUTAYA限定でレンタル開始!」なんていう店内放送を聴いて、ちょっと脱力してしまいましたけ

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  • 自分探しと楽しさについて ☆☆☆☆ - 琥珀色の戯言

    自分探しと楽しさについて (集英社新書) 作者: 森博嗣出版社/メーカー: 集英社発売日: 2011/02/17メディア: 新書購入: 4人 クリック: 144回この商品を含むブログ (67件) を見る 内容(「BOOK」データベースより) 老若男女を問わず、「自分探し」を続けている人は少なくない。自分の存在は、自分にとって最も明らかなはずなのに、なぜ見つけることができないのだろうか。現実に多くの人が、自分の生き方に悩み、自分探しを続けている。もちろん、個々人が置かれた状況はさまざまであり、万能薬は存在しない。その事実を踏まえたうえで、人気作家が、「あなたの中の前向きな気持ち」を、そっと引き出してくれる一冊。 森博嗣先生のエッセイを読み終えるたび、僕は溜息をついてしまいます。 ああ、森先生はすごいなあ、真似できないなあ、って。 この新書で森先生の思考にはじめて触れる人は、「こんな身も蓋も無

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    dododod
    dododod 2011/02/25
    森博嗣の一般新書
  • ナマコの思い出 - 琥珀色の戯言

    先日、飲み会の席に、ナマコが出てきた。 スライスしたナマコにポン酢。 ナマコのべ方としては、かなりポピュラーなものだと思う。 僕は自ら好んでナマコを注文することはない。 味や感が嫌い、というわけじゃないんだけど。 ナマコをべると、あの夜のことを思い出す。ただそれだけだ。 あれは、僕が大学生のときだった。 当時、母は重い病で入院しており、僕は病室にいた父親とふたりで、病院の近くの寿司屋に夕を摂りに出ることになった。 正直、父親とふたりで事をするというのは、気が重くて仕方がなかった。 もともと世間話というのがお互いにあまり得意ではなかったし、「彼女できたか」とか「酒の飲み方を教えてやる」とか、そんな話題しかない父と、テレビゲームにしか興味のない僕(まあ、これは今でも似たようなものか)に、まともな会話なんて、成り立つわけがない。 夜は「飲みに行く」ときどき「家族全員を追い立てて、

    ナマコの思い出 - 琥珀色の戯言