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ブックマーク / ask-john.cocolog-nifty.com (12)

  • 続きを原作MANGAから作ればいいのに頭から再ANIME化する日本って何なの?(その1): AskJohnふぁんくらぶ

    質問 日のANIME制作会社はMANGAを原作にテレビシリーズを作ってもその続編は作りたがらないみたいですね。続編が作れるところまで原作は話があるのに。皆『ベルセルク』の新作ANIMEが観たいのに、今度登場するのはすでにANIME化された話の再映画化です。話が後半になると暴力的すぎて放映枠が買いにくいからでしょうか。『北斗の拳』や『聖闘士星矢』ですら続きが作られたのに。(二十年以上も経ってからですが) あと、同じ疑問が『ハンター×ハンター』についてもいえます。OVA市場が業界側の期待するほど金にならず、興味を持ってくれそうな層が既に旧作を買ってしまっているとしてもヒットの実績がある作品に固執したほうがさしあたって安くあがるからってことでしょうか。それとも『ヘルシング アルティミット』がヒットしなかったことをうけて、ANIMEの制作会社は原作の続きぶんにはあえて手を出したがらないのか。 回

  • 日本のANIME会社はMANGAをもっと積極的に電子配信する気はないの?: AskJohnふぁんくらぶ

    質問 iPad、キンドル、ソニーリーダーといった電子読書機器が普及するなか、ANIME企業もMANGAを他の書籍のように有料で電子配信する日が来るでしょうか。 回答 英語圏のANIMEファンのあいだではANIMEやMAMGAの売上が世界規模で下降しているのは業界側が新たな配信技術、市場戦略、方法論にあまり積極的でなく背を向けているからだとする声が強くあります。これを100%間違いだと切り捨てるのは困難でしょうが、実際問題としてこれはMANGAとANIMEの売上を妨げている要因が一体何なのかあまり理解していない人間が好んで主張する説です。米国側業者は日の著作権者からの要望や希望を優先的に立ててあげなくてはいけません。日側にはひたすら前例に倣うのみで新たな挑戦を避けたがるところがあって、そこは批難されてしかるべきなのですが、といって日のANIME界が保守主義に固まっていると決めつけるのも

    dododod
    dododod 2010/05/20
  • 日本のANIMEってヘタレがヒーローを張るのはなんで?: AskJohnふぁんくらぶ

    質問 ANIMEで対決の話があるとたいていヒーローのほうが敵より弱くて、ところが対決の中盤になると何か能力や技が覚醒して完全勝利するのがパターンなのはなぜ。『るろうに剣心』は例外的に主人公が敵役より強いか互角の腕という設定でしたが、『犬夜又』『BLEACH』『ドラゴンボール』等、主役が敵役より弱くてぎりぎりまでやられたところでそれでも相手を叩きのめさねばと目覚めるのです。 回答 ANIMEでどうしてヒーローがいきなり潜在能力を覚醒させるパターンが多いのか、その理由はひとつには絞れません。この共通性については複数の背景要因が考えられます。それから主役がヘタレなのが頻出とはいっても常にそうとはいえません。ヒーロー、とりわけSHONEN系ヒーローが元々はヘタレで勝ち目なしに思える状況をなんとか切り抜けるという展開が多いのは、そういう類のドラマを観たがる層を対象視聴者にしていることにくわえ、日

  • 今度の『狼と香辛料』英訳版の表紙が実にアレなんですが: AskJohnふぁんくらぶ

    回答 エン・プレス社が今度売り出す『狼と香辛料』の原作小説(著・支倉凍砂)第一巻の表紙をめぐって批難ごうごうという話はすでに私も知っております。ここ米国のANIMEファンのあいだで批難の声はなにもあがっていないと言い張るつもりはありません。また、反応がどれも実に好意的と言う気もありません。ただ、発売にあたって業者側がくだした判断にこの国のOTAKU層からもろ手を挙げて歓迎された例が実際いくつあったでしょうか。(ここ米国のOTAKU層の体質についてここであれこれ語るのは今回の趣旨から外れるのでやめておきます) エン・プレス社側は、この表紙を選んだのはMANGA好きや原作小説についてそれなりに事前知識があるANIMEファンのような小さい消費者層に留まらず、もっと広く読者をつかむためであるとしています。 ファンタジー小説を市場に出すにあたってはごくもっともな狙いですし、筋が通っていると思います。

  • 『NARUTO』を平然と違法配信してるサイトをなぜ取り締まらない?: AskJohnふぁんくらぶ

    質問 今日ではファンサブは米国側業者に買われたコンテンツかどうかを問わずあらゆるANIME作品について作られ流通しています。しかしながら実にやっかいなことにファンサブは海賊行為そのものでもあります。なかでも一番悪名高いのは「narutofan.com」でしょう。このサイトに行くと「Tazmo」という管理人がダウンロード購読サービスを運営していて、そこでは何百というANIME番組が米国輸入/未輸入を問わず何百も揃っています。とりわけ売りは『NARUTO』です。全米最大の『NARUTO』ファンサイトであり、のべ何百万人という視聴者を集めるだけでなく、そのうちのかなりが購読サービスにお金を出しています。噂によるとあそこの管理人は少なく見積もっても何十万ドル、実際には数百万ドルのお金を海賊コンテンツの販売で稼いでいるとか。ファンサブには寛容にならざるをえない事情は理解しているつもりですし、違法配

    dododod
    dododod 2009/09/18
    有料配信
  • AskJohnふぁんくらぶ: ANIMEによく出てくる「KAMI-SAMA」とは一体何です

    質問 「KAMI-SAMA」というのはgodやdeityのことなのに、時々Godにもなります。ANIMEに出てくるKAMI-SAMAは一体何種類あるんですか。 回答 日語の「KAMI」の概念に厳密な定義はありません。唯一神だけでなく精霊の一群もまとめてKAMIと柔軟に呼ぶのが常だからです。日では普通「KAMI」は精霊を指し、「KAMI-SAMA」は唯一神への尊称として使われます。「KAMI」のほうが登場するANIMEには『かみちゅ!』や『千と千尋の神隠し』があります。どちらも万(よろず)の神々がどっさりでてきます。レーザーディスクの神、ラムネ・ソーダの神、自然物の精霊ほか色々です。ただANIMEにおける「KAMI-SAMA」はもうちょっと多様です。 色々なANIME作品で「KAMI-SAMA」は唯一神を呼びこんだり、唯一神だけでなく聖なる存在やgodのごとき相手を指したりする時に使われ

  • AskJohnふぁんくらぶ: 日本で『のだめカンタービレ』はANIMEと実写版で違う層が楽しんでいるんですか

    質問 『のだめカンタービレ』はANIME版と実写ドラマ版の両方があって、放映時期は別でしたが、それでもほとんど間をおかないでの放映です。視聴者層が違うのですか。同じ話が原作MANGAにくわえANIMEと実写ドラマという異なるメディアに置き換えられたわけで、実に面白いと思います。 回答 ANIMEの実写化やMANGAのANIME化・実写化は日ではそんなに珍しくありません。ほとんど間をおかずにANIME版と実写版が放映されるのは珍しいほうですが、それも『のだめ』が最初ではなく前例はいくつかあります。ANIMEと実写では内容に違いが出るのは当然としても、同じ話を元にしているのだから対象視聴者層も自然と似通ってきます。ただ原則はそうでも差異はあるわけです。 MANGAやANIMEを実写に置きかえる場合、対象視聴者として幅広い層を想定するのが日では普通です。OTAKUには属さないような層、ANI

    dododod
    dododod 2008/11/13
  • AskJohnふぁんくらぶ: ANIMEで瞳の色が右と左で違う人がときどき出てくるのはなぜ

    質問 ANIMEの登場人物で、ときどき右と左の目で色が違っていたりオッド・アイだったりする(いわゆる虹彩異色症)のはなぜですか。それから片目に眼帯の人物がANIMEにはたくさん出てくるのも不思議です。雰囲気が違う人物、何か特殊な能力をそなえた人物という設定の時によく見かけます。例えば『一騎当千』の呂蒙(りょもう)や『ブラックキャット』のスヴェンがそうです。虹彩異色症キャラがANIMEで好まれるのは何か日ならではの理由が背後に絡んでいるのか、それとも単に絵柄上の流行りなのか。あとキャラクターの描き分けがしやすいからでしょうか。例えば『ローゼンメイデン』のふたごの姉妹人形は左右の瞳の色違いがふたりでちょうど一対の関係にあります。あの場合は印象的なデザインになるからという以外に物語上も人物設定上も理由らしい理由はないように思うのですが、一方で『ブラックキャット』のスヴェンの場合は、あの目には未

    dododod
    dododod 2008/09/25
    ロイエンタール・・・
  • AskJohnふぁんくらぶ: 『グレンラガン』もそうでしたがガイナックスはなんで毎回全26話で力尽きるの

    質問 ガイナックスのTVシリーズには、その気になればもっと長くできるし、実際長くするに値する番組がいくつかあります。例えば『エヴァンゲリオン』や『グレンラガン』がぱっと思い浮かびます。なのにあそこは26話より長くはとてもできないと繰り返すのが常です。中身に関係なく26話を超えるとスタジオが沈没する、とか。なんでですか。26話超えの番組を手がけている制作スタジオならたくさんあって、しかも名声や知名度ではガイナックスに負けているはずなのに。他のスタジオはしっかり長期のシリーズ制作を続けているのに、ガイナはというとお金の問題でとてもできないとしています。どうなってるんですか。 回答 ガイナックスの財務事情については分かりません。娯楽コンテンツ企業としての日の業界内での位置、それからANIMEに出資する側にとってはどのくらいの位置づけなのかも自分にはよく分からないので、想像も交えてお答えします。

    dododod
    dododod 2008/09/13
    2クールがちょうどいいけどなー
  • AskJohnふぁんくらぶ: 『ガンスリンガー・ガール』も実写化すればいいのに

    質問 『ガンスリンガー・ガール』が実写化されないのはなぜですか。なんといってもリアルさなら随一なのに。 回答 『ガンスリンガー・ガール』の実写版がない理由として実在の十代の女の子に残忍な殺人者の役をやらせたり、子どもに拳銃を持たせたりするのに心理的抵抗があるから、と考える方もきっといるでしょう。しかしながら懸念は実際にはあまり関係していないと思います。2000年公開の『バトル・ロワイヤル』実写版には十代の少年少女が銃で殺人する生々しい場面がいくつもありました。あの映画は大ヒットしました。2003年制作の続編ではもっと過激な銃撃がでてきます。もっと過激な具体例もあります。知名度では『バトロワ』に劣るのですが三池崇史監督の『極道戦国志 不動』には小学生年齢の児童がやくざを暗殺する場面がありました。もうひとつ例を挙げると、昨年カルト人気を博した映画『片腕マシンガール』では女子高生が無慈悲で過激な

  • AskJohnふぁんくらぶ: 雷句氏の事件に思うこと(訳者のつぶやき)

    マンガ業界の構造改革論をぶちあげる方も何人かおられるようですが、現実的ではないと思いました。それができるぐらいなら、20年は昔にもう実現しているはずです。 かくいう私はマンガ家でもその業界の人間でもないのであまり偉そうなことは言えませんが、要するに問題は「担当編集者VS作家」で何か行き違いが起きても、最後は編集さんのほうが優位に立って終わり、という力関係にありそうです。 いや、そもそも「編集者」とは一体なんなんでしょう。彼/彼女が何か作家に対して要望や要求をする場合、それは編集部や会社の意思としてそうしているのか、それともあくまで彼/彼女自身の意思なのか。 常識で考えれば、ここにきっちりと線を引こうとするだけ野暮ではあるのでしょう。 ですが、自分自身の意思を「会社の方針です」とか「編集部の方針です」とすりかえてくる場合はどうでしょう。そこに反論しても、「ならばもう仕事あげませんよ」とさらに

  • AskJohnふぁんくらぶ: 『シグルイ』について(前編)

    質問 『シグルイ』はご覧になったでしょうか。マッドハウスの新作ANIMEです。良作ですか。それとも『覚悟のススメ』のような不快で胸が悪くなるような内容ですか。物語はなかなか面白そうなのですが、自分は量はともかく苦手な料理もあるほうなので。 回答 日では2007年夏に放映された『シグルイ』は、ここ米国のANIMEファンにとっては変り種の位置にあります。色々な点でもう少し人気になっていてもよさそうなのですが、現実にはろくに知られないでいる作品です。全12話のこのサムライ劇はポルノではありませんが、児童やティーンをはっきり除外して作られています。ダークで暴力的なチャンバラ劇といえば『バシリスク』『獣兵衛忍風帖』『魔界転生』が思い出されます。それに『ベルセルク』の人気は米国のANIMEファンのあいだでもとても高いのですが、妙なことに『シグルイ』はそうではありません。南條範夫の時代小説『駿河城御前

    dododod
    dododod 2008/01/07
    アニメ版シグルイについて
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