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ブックマーク / kande-takuma.hatenadiary.org (6)

  • NHK報道番組「クローズアップ現代」のアニメ聖地巡礼に関する分析メモ(若干補足) - kande-takumaの別所

    製作サイドの理由 ・アニメ制作の省力化のため (背景をトレースにて製作できる) (架空世界を設定した場合必要となる世界観の構築の手間を省くことが可能) ・アニメDVDや関連CD売上などの売上げ以外の収入源へつなげていく。 ・地元自治体などの地元団体とタイアップすることで協力が得やすい。 地元目線からの演出などのヒントも得られる。→これも製作の効率化につながる。 ユーザーサイドの理由 ・聖地巡礼を行うことで、アニメの世界の中に入るのに似た快感が得られる。 ・アニメの中で登場した場所を自分たちで探すことによって、能動的な楽しみが得られる。 ・等身大の主人公を設定できるため、感情移入がしやすい。世界をイメージしやすい ので没入しやすくなる。 現在の潮流 ・自治体が地元のPRに、地元密着アニメを利用しようとしている。 ラグランジェ、埼玉PRアニメ4立てなど この手法の問題点 ・地名連呼など、あざ

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  • 「惡の華」について、アウトサイダーの言い分 - kande-takumaの別所

    前の「惡の華」の記事についてmixiの方でコメントがつきました。 「アウトサイダー」は憧れてなるものではないのじゃないか、というご指摘でした。 それに対する私のレスをこちらにも転載しておきます。 惡の華(4) (講談社コミックス) 作者: 押見修造出版社/メーカー: 講談社発売日: 2011/08/09メディア: コミック購入: 7人 クリック: 31回この商品を含むブログ (40件) を見る そうですね。「アウトサイダー」は憧れてなるものではない。 実際「惡の華」においても、きっかけにおいて、どうしようもなく陥ってしまう、という展開を持ってきています。 春日くんと仲村さんが自転車で町を出ようとするところまではその形で一貫していて、初期にプロットとしてここまでで物語をまとめる形も念頭にあったのかな、と思いました。 ところが、物語はまだ続いているんですよね。 この辺は、全然違うアプローチの「

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    dododod
    dododod 2011/11/02
  • 押見修造「惡の華」 - kande-takumaの別所

    惡の華(3) (講談社コミックス) 作者: 押見修造出版社/メーカー: 講談社発売日: 2011/02/09メディア: コミック購入: 11人 クリック: 61回この商品を含むブログ (45件) を見る 一〜四巻読了。 前から気になっていた作品でしたが、 読んで爽快な気分にはなれないだろうな、と思って読むのを躊躇していました。 レスター伯のお薦めもあって今回読んでみました。 ……予想どおりイヤな気分になりました(^^; 物語として非常によく出来た作品だと思っています。 いわゆる純文学の世界を娯楽作品へ落とし込む際には、その切り口によって読者を選別する作品になってしまいます。 『AIR』もそういう作品だったのですが、「惡の華」は、作品の雰囲気を最初から純文学テイストで満たしているため、読者の側で心の準備をさせてくれる分だけ、『AIR』に比べれば良心的なのだ、と言えるでしょう。 物語作品に娯楽

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    dododod 2011/10/30
  • 2011-07-22

    〜『AIR』DREAM 美凪シナリオの真実〜 アウトサイダー=社会秩序の内にあることをみずからの意志で拒否している者。 こういった人たちは、インサイダー=既成秩序の内側にとどまる人々、にとってはやっかい者でしかない。 〜コリン・ウィルソン『アウトサイダー』集英社文庫版裏表紙より〜 目次 (1)アウトサイダーのもつ価値観 (2)遠野美凪を縛る「母の夢」 (3)みちると美凪と「私の夢」 (4)おわりに 序 西暦2000年9月8日。 この日、『AIR』は発売された。 AIR メモリアルエディション 全年齢対象版 出版社/メーカー: KEY発売日: 2010/05/28メディア: DVD-ROM クリック: 40回この商品を含むブログ (10件) を見る 『AIR』概要紹介HP ジャンルはビジュアルノベル。 しかし、発表直後、この作品の評価は賛否両論、二分されていた。 圧倒的な素晴らしい作品である

    2011-07-22
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    dododod 2011/07/23
  • 大高忍「マギ」における物語の流れと描写との違和感について - kande-takumaの別所

    マギ (6) (少年サンデーコミックス) 作者: 大高忍出版社/メーカー: 小学館発売日: 2010/10/18メディア: コミック購入: 1人 クリック: 60回この商品を含むブログ (18件) を見る 週刊少年サンデー連載中の「マギ」が章のクライマックスを迎えています。今回は主人公の一人、アリババの故郷、バルバッドを舞台にした話でした。 これが結構長い話になっているのですが、今一つ盛り上がりに欠けている印象がありました。 7月のオフの時にも海燕さん達と話していたことで、既に海燕さんが記事で触れてらっしゃるところです。→ 該当記事 で、物語上、クライマックスを迎えて、アリババが共和制導入を打ち出すなど、それなりに派手なことをやってはいるのですが、やっぱりどこか盛り上がり切れない印象があります。 それは何故なんだろうな、ということを少し考えてみました。 私個人の印象として、「マギ」において

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    dododod 2010/10/05
    バルバッド編
  • Landreaallの読みにくさについて - kande-takumaの別所

    Landreaall 1 (IDコミックス ZERO-SUMコミックス) 作者: おがきちか出版社/メーカー: 一迅社発売日: 2003/03/26メディア: コミック購入: 30人 クリック: 180回この商品を含むブログ (117件) を見るLandreaall 13 (IDコミックス ZERO-SUMコミックス) 作者: おがきちか出版社/メーカー: 一迅社発売日: 2008/11/25メディア: コミック購入: 13人 クリック: 49回この商品を含むブログ (66件) を見る 1〜13巻まで読了。 主観的評価 9 客観的評価 9 Landreaallを最新の13巻まで先日読み終えた。海燕さんとのラジオに備えてのことでした。 この作品が傑作であると、私も評価します。ただ、その肯定的評価は既に他の方が存分にしておられるので、そちらを参照していただくとして、 海燕さんの例 ペトロニウス

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