この作品は平沢のソロ活動20周年、P-MODEL結成30周年を記念して昨年スタートした、8760時間(1年間)をかけて取り組むプロジェクト「凝集する過去 還弦主義8760時間」の一環として制作されたもの。かつて弦楽器を主体とする精妙なアレンジでP-MODELとはまったく異なったソロサウンドを確立した平沢は、自身の転換点となったこのストリングス&電子音のアレンジでP-MODELの楽曲を再構築する。 今回の作品ではリスナーをプロデューサー的な立場に位置づけ、投票で募ったリメイク希望曲の上位からレコーディングする楽曲をセレクト。リメイクの過程は「スケッチ」として平沢のオフィシャルサイトで公開され、今年2月に行われたライブ「PHONON2553」でもリメイクされた4曲がいち早く披露された。 なお詳細は未定だが9月には、平沢のソロ楽曲を本作と同様に“還弦主義”に基づいてリメイクした音源のリリースも予