中央アジアでは現在も尚、イヌワシを使った狩りが行われているそうなんだ。モンゴル、キルギスタン、カザフスタンなどの国では騎馬民族の間でこの伝統が継承されているという。 シカやオオカミ狩りに使うときは、獲物の頭を狙うという独特の訓練法を使い、ワシは獲物となる動物の頭を爪でつかむように訓練されているそうだ。ワシの爪で捕らえられた動物は引き離そうとするが、ワシはしっかりとつかんで放さずそのうちあいては疲れてきて動きが止まる。最後にトドメを刺すのは猟師の仕事だそうで、イヌワシとの連携プレイで生計を立てているのだそうだ。