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2007年3月22日のブックマーク (8件)

  • 最近まで土葬だったが

    http://anond.hatelabo.jp/20070322164543 うちの田舎は90年代まで土葬だったが、今は火葬に切り替えられている。理由は2つ。 ・墓穴を掘る人足がいない ・墓所を開拓する人足がいない 知られていないのかもしれないが、土葬は重労働を要する。 まず、墓穴を掘るのが重労働。墓穴には2mほどの深さと、棺おけを一回り大きくした程度の広さが必要。何にしても若い世代不足のわが田舎では、十数年前にとうとう墓穴を掘る人材がいなくなってしまった。 つぎに、墓所。これは大概その部落のはずれの山の斜面にある。わが田舎では棚田のようなスペースが段々と連なり、一家系で一段を使うようになっているが、その広さには限りがある。当然、いつかは、死者を葬るためのスペースを確保するために、山を切り開かなければなくなる。これまた重労働だ。老人ばかりの土地では、その人材がいない。 火葬への移り変わり

    最近まで土葬だったが
  • みんな幸せだったらいいのに。

    売春婦が差別がなんだのという不毛な議論遊びを見ていて、議論の核心とは全く関係ないひとつの話を思い出した。 山文京伝のエロ漫画「あしたのあたし」だ。 主人公・綾はお店でトップの風俗嬢。でも、仕事を終えて店を出れば一人の人間だ。マニアックな映画ファンで、古いマイナー映画をレンタルビデオで借りては楽しむのが綾の日課。 ある日、綾は行きつけのレンタルビデオ店で店員の青年に話しかけられる。いつも借りている監督の別作品を薦められたのだ。マイナー俳優や監督の出ている映画についてたずねたりしているうち、綾は青年と少しずつ仲良くなっていく。レンタルビデオ店に通い詰めになる綾。毎日が輝いて見えて、仕事も絶好調だ。 ところが。 ビデオを借りて帰る際に、綾は青年に映画のリバイバル上映に誘われた。顔を真っ赤にしてたどたどしく、必死に綾を誘う青年。綾は言葉が出なかった。 「――…ゴメン その日……仕事…で…」 ディバ

    みんな幸せだったらいいのに。
  • 私の神

    私にとっての神とは精神の安定を図る為の触媒のようなものだ。 神は自分の内側に存在する、徹底的に相対化されたもう一人の自分だ。 社会の中で生きて行く中で、思いもしない矛盾や理不尽に見舞われる事は沢山ある。それに対して自分が反射的に返すのは、怒り、憎しみ、絶望などの、負の感情だ。でもそれをいちいちむき出しにしていては社会の中で平和に生きてはいけない。 精神的な安定と慰めは、愛する家族や友人がいればその人達によって与えられるかもしれない。どんなにその人達が矛盾した存在であっても、その人達を愛することには関係しないだろう。 だがそういった人達が存在しない場合は?あるいは絶対的な信頼を寄せられるだけの愛を感じられない場合は? 最後に残るのは自分だけだ。だが自然状態の自分は負の感情で一杯になっている。 そこで自分の中で神という存在を作り出す。自然状態の自分から徹底的に相対化するために、仮想の人格を与え

    私の神
  • 「できる約束」しかしないようにすると、世界が変わる

    飲み会の幹事をやれば約束の大切さはすぐにわかるようになる。 「急に友達との約束が入っちゃって」 「仕事が長引きそう」 「え?今日だっけ?忘れてた」 んなことこっちは知ったこっちゃないのだ。 なんで先にした約束を破るのか。 なんで仕事が長引くことを予想できなかったのか。 なんで忘れるような優先度の低い飲み会に参加表明などするのか。 約束とは相手に期待をさせることだ。 期待を裏切るというのは想像以上のダメージを与える。 それに気づかず軽々しく口約束をする人は多い。 しかも、最近そういう人が異常に増えている。 政治家、芸能人、一般人問わず、みんな軽い約束をする。 そして、カンタンに、破る。 私は大学に入って初めてサークルの飲み会の幹事をした時に そのことに気づき、それ以来「できる約束しかしない」と誓い 社会人になった今もそれを続けている。 友達のライブやクラブに遊びに行く日は朝から出社して仕事

    「できる約束」しかしないようにすると、世界が変わる
  • なにこれ!俺アホじゃねえの!!!!!!!

    吐血した。 血ぃドバーっとでちまったよ。 ノド痛てえ。 死ぬのか、俺は死んじまうのか。 怖ええ! 俺が死んで、困る人も、悲しむ人もそんなにいないのだから、 別に死んでもかまわないのかもしれないけど、 怖ええ!! 暖房ガンガンかけてるのに寒い。 電気バチバチつけてるのに暗い。 怖ええ!!! 死にそうに苦しいのに、俺、オフィスで仕事してる。 今何時だ? 俺がこんな時間まで仕事してること誰も知らない。 こんな資料誰が読むんだ? なんでこんなことやってるんだ? アホじゃねえのか? 俺、アホじゃねえの? 目ェ見えねえ。 暗い。 ついてない。 このまま目が見えなくなったら仕事どころじゃねえ。 怖ええ!!!! 俺、アホじゃねえの? 誰かに甘えてえ! 誰かにこの寒気のような不安を全部伝えたい。 俺、世間のイメージほどタフでもなけりゃ明るい性格でもない。 こんな風になったら俺だって不安になるよ。 怖ええ!!

    なにこれ!俺アホじゃねえの!!!!!!!
  • https://anond.hatelabo.jp/20070320030600

  • 君の話を有難う

    やぁ増田。君の話を有難う>http://anond.hatelabo.jp/20070320001913 君と僕の違うところは、自分の育った環境が好きだったか否かなんだろうな。父親は現場の技術者で、器用で、なんでも作れて、壊れた電気器具なんてあっという間に直して、村で頼りにされてて、格好良かった。歴史や哲学にも詳しかった。僕の家は、代々そういう人間を輩出した家だった。 僕は、大学に行けとか良い学校に行けとか言われる度に、父親や母親の生き方が否定されてる気がして、心の奥底で反発を感じてたんだろうな。子供だったのでうまく表現できなかった。現場志望だったのに、頑張れば頑張るほど仕事コースに乗せられて、周囲がそれをよいことだと信じて疑わないことに息苦しさを感じるようになった。他人の「好意」にすごく弱かったんだ。潜在的にそれを裏切っていたから。 今は、向き不向きの問題なんだと思うようになった。前

    君の話を有難う
  • よかったこともあった。

    http://anond.hatelabo.jp/20070318005840 で、親父が死んだと書いたのだけれど・・(たくさんブクマありがとでした) 色々とごたごたが済んで、気づいたことがある。 下の弟は16でな。まあそろそろしっかりしてほしいと思うわけなのだが。 昔学校で何かあったらしくて、人の目に敏感で他人の前に出られない。 他人が触ったものは触れない。めっさ不安定。 ま、色々と問題を抱えてたっつーあれで、結局葬式にも出られなかった。 なのに、ものすごっく足が震えてんのに、病院に来たんだ。2年外に出なかった。 人にあたりちらさなくなった。昔の写真を笑って見られるようになった。 親戚なら、人前でも逃げなくなった。物音がすると進んで外を見回りに行くようになった。 上の弟も家でてるんで、私が会社やめて帰ってこよっかなと思ってたけど、こいつぁ大丈夫だな。 そういや、親父が患ってるあいだ、ずっ

    よかったこともあった。
    doggylife
    doggylife 2007/03/22
     良かった良かった。きっと大丈夫だ。