安倍政権「専門性を生かせているかは疑問」 自民党前総裁・谷垣禎一さんが語る政治への思いとは 2020年8月19日 12:00 ◇平成の始まりは冷戦の崩壊とほぼ時を同じくしています。国際情勢の変化は日本の政治にどのような影響を与えたのでしょうか。 「私が防衛政務次官になったのは1990(平成2)年だが、その頃にちょうど湾岸戦争が始まった。湾岸戦争は米ソの管理の及ばないところで起きたという意味で、ベトナム戦争や朝鮮戦争など冷戦期の紛争とは形態が全く異なる戦争だった。こうした世界秩序を無視する行為に対し、防衛庁内でも相当な議論をし、(自衛隊が多国籍軍の後方支援に参加する)国連平和協力法案をまとめて国会に提出した」 「しかし、当時の集団的自衛権の解釈は極めて厳格で、法案は通らなかった。そこで結局は90億ドルもの金を拠出することとなった。それでも金を出すだけでは国際的な評価は得られなかった。このよう
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