継続か刷新か。 首都・東京のトップを決める決戦は、当初、現職の小池百合子知事と元参議院議員の蓮舫氏との2強対決と見られたが、政党の支援を受けない広島県安芸高田市の元市長、石丸伸二氏がこれに割って入る展開となった。 そして、現職の小池知事が勝利した。 舞台裏では何が起きていたのか、選挙戦を追った。 (首都圏局都庁クラブ、社会部 取材班) ※開票結果や、3人の7日夜の発言を加えて更新しました。 3期目を目指した小池。 今回の選挙では「選挙と公務の『二刀流』」を掲げ、平日は公務を優先し、土日に街頭演説を行う計画で選挙戦に入った。 陣営は「71歳の小池の体力面を考慮して序盤は抑える戦略だ」と話した。 小池が頼りにしたのがAIだ。 自身のSNSに、生成AIを活用してつくった「AIゆりこ」を登場させた。 民放でのキャスター経験もある小池自身が発案したという。 公務で時間を取られる小池に代わり、もう1人