富士見町図書館は、2005年度町民1人当たりの個人貸出冊数が20.6冊で、人口1万5千人―2万人の全国同規模自治体公立図書館の中で、9年連続日本一となることが9日までに分かった。日本図書館協会(東京都中央区)が発刊した冊子「日本の図書館―統計と名簿2006」に掲載された。 統計は05年4月から06年3月末までの全国公立図書館の利用実績をまとめたもので、富士見町図書館は年間32万2千冊(CD、ビデオ、DVDを含む)の貸し出しがあり、町民一人当たり(人口1万6千人)の貸し出しがトップだった。 全国2位は滋賀県愛荘町の15.9冊で5冊近い開きがあった。人口の枠を外した全国総集計では、富士見町図書館は前年度の10位から6位に上がった。 県下の公立図書館でも同町はトップ。2位は下条村(1人当たり16.1冊)、3位は下諏訪町(同13.6冊)、4位は原村(同13.2冊)の順。5位までに諏訪地方の3