文化放送は3月29日（月）より、平日深夜の音楽番組『ヴァイナル・ミュージック〜歌謡曲2.0〜』をスタートします。当番組は毎週月曜から金曜27:00〜29:00（毎週火曜から土曜午前3:00〜5:00）に生放送でお届けします。 今ラジオ局はAM局、FM局に限らず、「若年層のリスナー獲得に向けた施策」に取り組んでいます。思い切った施策で新たな風を取り込むことは大切ですが、一方で、長年にわたり絆を築いてきたリスナー、ファンとの関係も大切にしたいと考えます。特に平日の深夜ゾーンは、まだミドル世代以上のリスナーが数多く存在します。 “古き良きもの”を“新しく魅せる”ことができ、多くの世代のココロを動かしていくのが、「シティ・ポップ」、そして「ヴァイナル・ミュージック」だと考え、昔レコードに慣れ親しんだ人には懐かしさを、若い人には新しい音楽メディアとして温かさと興味を届ける深夜音楽番組『ヴァイナル・ミ

フロントマンだったデヴィッド・シルヴィアンのアイドル的なルックスも手伝い、日本で大きな人気を博していたバンド、ジャパン（JAPAN）が解散目前に行なった日本ツアーから、1982年12月8日東京・九段 日本武道館でのライヴの模様を収録する『武道館 1982年12月8日』（CD MSIG-1401〜2 3,200円 + 税）が8月26日（水）に発売されます。 脱退したロブ・ディーンの代わりにギタリストとして土屋昌巳が参加したこのツアーは、ライヴ音源に3曲のスタジオ録音を加えたアルバム『オイル・オン・キャンヴァス』として1983年に発売されていますが、そこにはない「バーニング・ブリッジズ」「異国人」「ヨーロピアン・サン」「ライフ・イン・トウキョー」も収録。さらに、デヴィッド・シルヴィアンと坂本龍一が1982年に発表したシングル「バンブー・ミュージック」を坂本龍一と矢野顕子とともに披露し、続く「テ

伝説のロック・バンド、レッド・ツェッペリン（Led Zeppelin）が2007年に行なった27年ぶりの再結成コンサートを収録するライヴ映像作品『祭典の日（Celebration Day）』が、日本時間の5月31日（日）午前4時から3日間限定でバンドのオフィシャルYouTubeチャンネルにて公開されます。このライヴで、バンドは全16曲を披露。2012年にリリースされた同名のライヴ・アルバムは〈グラミー賞〉で最優秀ロック・アルバムを受賞しました。 このライヴは、バンドがかつて所属していたアトランティック・レコーズの創設者で、彼らの友人でもあったアーメット・アーティガンのトリビュート・コンサートに出演した際に収録されたもので、2007年12月10日に英ロンドンのO2アリーナで開催されました。2000万人を超える応募のチケット争奪戦を経て会場に入ることのできたファンの前で、ジョン・ポール・ジョー

1969年に音楽出版社として設立され、日本の音楽シーンをリードし多くのアーティストと日本の音楽史に残るスタンダード・ナンバーを生み出してきたアルファミュージックは、創立50年を機にソニー・ミュージックグループで再出発し、今年度“ALFA50”のプロジェクトを始動。その第1弾として、4月24日（金）より、海外でとりわけ人気が高く、全世界的“シティ・ポップ・ブーム”の火付け役となった吉田美奈子、ハイ・ファイ・セット、佐藤 博のアルファミュージック時代のアルバムを全世界配信ストリーミング・サービスを開始しています。 また、日本の音楽の転換期となる一時代を築いたアルファミュージックの作品群を深く楽しめる、アルファミュージック・オフィシャル・ウェブサイト、およびInstagramを立ち上げ、今後のリリース情報や数ある名盤に関しての解説＆エピソードなども順次アップしています。海外音楽ファンの間で人気を

休刊から3ヵ月で完全復活。Amazonでは予約開始と同時に注文が殺到し、「映画秘宝」史上初のAmazon売れ筋ランキング〈雑誌〉総合部門で第1位を獲得した「映画秘宝」2020年6月復刊号（双葉社 1,200円 + 税）が発売されています。 誌面では「映画秘宝」編集部が独断と偏見で勝手に決める、問答無用の2010年代映画ベスト10ランキングを発表。栄えある第1位に輝き、表紙を飾ったのは『マッドマックス 怒りのデス・ロード』（2015年 / ジョージ・ミラー監督）。本作でヒロインのフュリオサ大隊長を演じたシャーリーズ・セロンは、2010年代ベスト・ガールにも選出されました。 さらに、「映画秘宝」ならではの切り口で、2010年代の映画をテーマ別に徹底大総括しています。町山智浩が語る元気が出る映画大全をはじめ、荒井晴彦の2010年代日本映画ベスト＆ワースト10、アメコミ映画ベスト武装ファッション1

新型コロナウィルスの影響で、劇場公開が5月22日（金）に延期となった映画「ホドロフスキーのサイコマジック」。本来の公開日だった4月24日（金）より、「寄付込みオンライン先行上映」を行なうことが決定しました。 「ホドロフスキーのサイコマジック」オンライン映画館は、全国で「ホドロフスキーのサイコマジック」を上映する予定の映画館が一体になった仮想空間。家にいながら映画を楽しめ、全国の映画館を支援できる「寄付込みオンライン先行上映」です。アップリンクが運営するオンライン映画館「アップリンク・クラウド」にて期間限定でストリーミング配信し、映画館への支援としてオンライン映画館での売り上げから、本作の上映を予定している全国の映画館へ均等に分配されます。 プランは2つ、通常プラン1,900円と、寄付込みプラン2,500円。いずれも72時間レンタルとなっています。4月24日（金）14:00から5月21日（木

4月3日に公開されたものの、新型インフルエンザ等対策特別措置法に基づく初の緊急事態宣言による劇場の休館で観ることが困難となっている映画「白い暴動」が、4月17日（金）から5月15日（金）までの約1ヵ月間、動画配信サービスにてレンタル配信されます。レンタル配信するのは、アップリンク・クラウド、Amazonプライムビデオ、GYAO!ストア、クランクイン！ビデオ、COCORO VIDEO（ココロビデオ）、TSUTAYA TV、DMM動画、dTVなど。配信開始日、価格は配信サービスによって異なる場合があります。 映画「白い暴動」は、貴重なアーカイヴとインタビュー、アーティストのパフォーマンス映像で追ったドキュメンタリー映画。経済破綻状態にあった1970年代のイギリスで、市民が抱いていた怒りは第2次世界大戦後に増加した移民たちに向けられました。街は暴力であふれ、黒人やアジア人が襲われるなか、レッド・

2月に1年半ぶりの新曲「Overlord」を発表した、デイヴ・ロングストレス率いるダーティー・プロジェクターズ（Dirty Projectors）が、ニューEP『Windows Open』を3月27日（金）に発表しました。ロングストレスが映像を撮影したリリック・ビデオが公開中の「Search For Life」、「Overlord」ほか全4曲を収録。 『Lamp Lit Prose』ツアーのバンド・メンバーがレコーディングに参加した『Windows Open』は全曲で作曲、プロデュース、ミックスをロングストレスが、2018年からギターとヴォーカルでバンドに在籍するマイア・フリードマンがリード・ヴォーカルを担当。歌詞はロングストレスとフリードマンが手がけ、米ロサンゼルスでレコーディングされました。

デイヴ・ロングストレス率いる米ブルックリンのバンド、ダーティー・プロジェクターズ（Dirty Projectors）が、2018年のアルバム『ランプ・リット・プローズ』以来1年半ぶりとなる新曲「Overlord」をリリースしました。ロングストレスが監督したミュージック・ビデオもYouTubeで公開されています。 新曲は、ギタリストのマイア・フリードマンによるヴォーカルを中心とした3声のハーモニーと、ロングストレスのアコースティック・ギター、ナット・ボールドウィンのコントラバス、マウロ・レフォスコのコンガからなり、“アマゾン・プライム時代の（ジョニ・ミッチェルの代表曲である）〈Both Sides Now〉”と言いたくなるもの。バンドのツイッターによれば、この曲はこれまでにも何度かライヴで披露したことがあるとのことです。

ワープ30周年を記念して、スクエアプッシャー、ワンオートリックス・ポイント・ネヴァー、ビビオが日本に集結 「WARP RECORDS」の設立30周年を記念して、スクエアプッシャー（Squarepusher）、ワンオートリックス・ポイント・ネヴァー（Oneohtrix Point Never）、ビビオ（Bibio）が日本で一堂に会するスペシャルDJツアー〈WXAXRXP DJS（ワープサーティーディージェイズ）〉の開催が決定しました。日程は、11月1日（金）東京・渋谷 O-EAST / DUO、11月2日（土）京都・CLUB METRO、11月3日（日）大阪・心斎橋SUNHALL。 このツアーでは、3者がスペシャルDJセットを披露するほか、限定作品やグッズが買えるポップアップストア、30年にわたるレーベルの歴史を彩る映像作品の上映なども予定されています。 WARP RECORDSの設立30周

ビーチ・ボーイズ、エルヴィス・プレスリー、フィル・スペクター、フランク・シナトラ、カーペンターズなど、多くのアーティストのレコーディングに参加したセッション・ドラマー、ハル・ブレイン（Hal Blaine）。2019年3月に90歳で亡くなったブレインが生前レコーディングに参加した3万5000以上の楽曲から、25曲を収録するコンピレーション・アルバム『ハル・ブレイン・ワークス〜華麗なるドラミング』（CD SICP-31279 2,000円 + 税）が7月24日（水）に発売されます。 収録曲はロネッツ「ビー・マイ・ベイビー」、クリスタルズ「ダ・ドゥ・ロン・ロン」、ボブ・B・ソックス＆ザ・ブルー・ジーンズ「ジップ・ア・ディー・ドゥー・ダー」といったフィル・スペクターがプロデュースした楽曲のほか、エルヴィス・プレスリー「ア・リトル・レス・カンヴァセーション」、ビーチ・ボーイズ「グッド・ヴァイブレー

株式会山田養蜂場は、スキンケアシリーズ発売から20年を迎える今年、化粧品事業部を「アピセラピーコスメティクス」と改め、ブランド・リニューアルを実施。それを記念して11月14日よりCM「自然の力」篇をブランドサイトにて公開しているほか、全国テレビにて順次放映中。このCMの音楽「A（アー）」を、坂本龍一が制作しています。 “ミツバチの恵みで女性ひとりひとりの美しさを引き出す”という「アピセラピーコスメティクス」のブランド・コンセプトのもと、坂本は「一言で言うと“自立した女性”をイメージしてこの曲を制作しました。女性の美しさ、たくましさ、いい意味での強さを意識しています」とコメント。ラテン語でミツバチを意味する「Api（アピ）」から、楽曲名は「A（アー）」と付けられています。 本作に出演しているのは、多数のファッション・マガジンで活躍中のモデルにして、明治時代の小説家、国木田独歩の玄孫、国木田彩

来日公演〈フレッシュン・アップ ジャパン・ツアー2018〉が10月31日（水）よりスタートするポール・マッカートニー（Paul McCartney）のアーカイヴ・コレクションの新作として、ポール・マッカートニー＆ウイングス『ウイングス・ワイルド・ライフ』（1971年作）と『レッド・ローズ・スピードウェイ』（1973年作）が12月7日（金）に同時発売されます。 それぞれいくつかの仕様があるなか、もっともコンテンツの充実している限定盤『ウイングス・ワイルド・ライフ（デラックス・エディション）』（3CD + DVD UICY-78860 22,000円 + 税）と『レッド・ローズ・スピードウェイ（デラックス・エディション）』（3CD + 2DVD + Blu-ray UICY-78861 27,000円 + 税）は、リマスターされたオリジナル・アルバム、ボーナス・トラック、未発表デモ、レアなビデ

2019年2月の来日公演が決定したTOTOや、1973年のフランク・ザッパのロサンゼルス公演、ザ・フーの解散コンサートなど、洋楽レジェンド・アーティストのライヴ映像作品全8タイトルが、10月24日（水）にヤマハミュージックエンタテインメントから再発されます。 発売されるのは、TOTO『ライヴ・アット・モントルー 1991』（Blu-ray + CD + Tシャツ + 2LP YMXZ-10756〜60 10,000円 + 税 / Blu-ray YMXZ-10765 3,500円 + 税）、フランク・ザッパ『ロキシー・ザ・ムーヴィー』（Blu-ray + CD + Tシャツ + カセット YMXZ-10761〜4 10,000円 + 税 / DVD + CD YMBZ-10774〜5 3,500円 + 税）、レニー・クラヴィッツ『ジャスト・レット・ゴー〜レニー・クラヴィッツ・ライヴ』（DV

〈SUMMER SONIC 2018〉出演も話題となった“新世代ジャズ黄金期の象徴”カマシ・ワシントン（Kamasi Washington）が今年6月にリリースしたアルバム『ヘヴン・アンド・アース』より、新ミュージック・ビデオ「Hub-Tones」がYouTubeで公開されています。本作はビヨンセとジェイ・Zによるザ・カーターズの楽曲「Apeshit」を担当した映像作家のジェン・ナルーが手がけています。 『ヘヴン・アンド・アース』は、LAの音楽集団ウェスト・コースト・ゲットダウンとザ・ネクスト・ステップを集結させ、サンダーキャット、テラス・マーティン、ロナルド・ブルーナー・ジュニア、キャメロン・グレイヴス、ブランドン・コールマン、マイルス・モーズリー、パトリース・クイン、トニー・オースティンといったLAシーンを代表する豪華なメンバーが集結。発売日には「Heaven」と「Earth」の2ディ

設立10周年を迎え、〈SONICMANIA 2018〉でのステージ・ジャックやポップアップ・ショップの開催など、盛り上がりを見せているフライング・ロータス（Flying Lotus）主宰レーベル「Brainfeeder」が、その10年の歴史の集大成としてコンピレーション・アルバム『Brainfeeder X』を特殊スリーヴケース付きの限定盤（BRC-586LTD 2,800円 + 税）と通常盤（BRC-586 2,500円 + 税）の2形態で11月16日（金）に世界同時発売。レーベルの歴史を彩る代表曲に加え、フライング・ロータスやサンダーキャットらの初出し音源22曲と初めて公式リリースされるレア音源など全36曲が2枚組CDに収録されています。このリリースの発表に合わせて、フライング・ロータスによるブランドン・コールマン「Walk Free」のリミックスがYouTubeにて公開されています。

セイント・ヴィンセント（St. Vincent）が、全米10位を獲得した昨年のヒット・アルバム『マスセダクション』の収録曲を録音し直したピアノ・アコースティック・アルバム『マスエデュケーション』（HSU-10278 2,400円 + 税）を11月7日（金）にリリース。収録曲「Savior」が公開されています。 セイント・ヴィンセントは『マスセダクション』に収録する全13曲のうち「Dancing with a Ghost」以外の12曲をアレンジし直し、友人でヨーコ・オノの新作『ウォーゾーン』にも参加している気鋭のプロデューサー、トーマス・バートレットとともに米ニューヨークのスタジオへ。2日間で一気に完成させたというこのアルバムは、ピアノと歌だけで楽曲に新たな表情を与えています。 ■2018年11月7日（水）発売 セイント・ヴィンセント 『マスエデュケーション』 HSU-10278 2,400

2017年にダフト・パンクがプロデュースしたシングル「Over Night」をリリースし、ダフト・パンクが初めて外部アーティストをプロデュースしたことで話題を呼んだ、オーストラリア・バイロンベイ出身、現在はドイツ・ベルリンに拠点を置く5人組エレクトロ・ディスコ・バンド、パーセルズ（Parcels）が、デビュー・アルバム『パーセルズ』（HSU-10260 2,400円 + 税）を10月12日（金）に発売。アルバム収録曲「Lightenup」と「Tieduprightnow」のミュージック・ビデオが公開されています。 フランスを代表する2大音楽レーベル、「Kitsune」と「Because Music」から共同リリースされるこのアルバムは、ベルリンのスタジオにてレコーディングされ、暑い日差しを感じさせるサマー・アンセムから、70〜80年代ディスコ＆ソウルの影響を受けたシンセ・ポップまで、彼らの

レディオヘッドのトム・ヨーク（Thom Yorke）がニュー・アルバム『Suspiria（Music for the Luca Guadagnino Film）』（XL-936CDJP 2,750円 + 税）を10月26日（水）に世界同時リリースすることが公式発表され、1stシングル「Suspirium」のミュージック・ビデオがYouTubeにて公開されています。 本作は、ダリオ・アルジェント監督の傑作ホラー映画を、『君の名前で僕を呼んで』で注目を浴びたルカ・グァダニーノがリメイクし、ヨークが音楽を手がけることでも話題となっている映画『サスペリア（原題）』のサウンドトラック。ヨークが作曲とアレンジを担当し、インスト曲だけでなく、今回公開された「Suspirium」や「Unmade」「Has Ended」など、ヴォーカル曲も含まれています。さらに、ロンドン・コンテンポラリー・オーケストラと聖

1961年に「スーダラ節」でレコード・デビューを飾り、一大ムーヴメントを巻き起こした、ハナ肇とクレイジーキャッツの音楽史をまとめたクロニクル本「クレイジー音楽大全 クレイジーキャッツ・サウンド・クロニクル」（写真）がシンコーミュージック・エンタテイメントより発売されたことを記念し、著者である娯楽映画研究家“オトナの歌謡曲プロデューサー”こと佐藤利明のトークショーが、9月6日（木）に東京・神保町 書泉グランデにて開催されます。ゲストとしてフリーアナウンサーの吉田照美も登壇。なお、同イベントには参加券が必要。8月25日（土）10:00より書泉グランデの3階にて「クレイジー音楽大全」を購入された方、先着50名に参加券が配布されます。 トークショー以降も、〈ザッツ・ニッポン・エンタテインメント外伝 クレイジーキャッツのクレイジー・ナイト〉と題した記念イベントが9月10日（月）東京・荻窪 ベルベット