音楽や映像、実演に関する権利者団体で組織される「デジタル私的録画問題に関する権利者会議」(以下 権利者会議)は7月17日、都内で会見を開き「コピーワンスの回数制限緩和には私的録音録画補償金制度の維持が不可欠」との声明を発表した。 7月12日に行われた情報通信審議会「デジタルコンテンツの流通の促進等に関する検討委員会」では、デジタル放送のコピー回数がこれまでの1回(コピーワンス)から10回(放送からHDD/DVDなどへの録画で1回、その他機器へのコピーが9回の合計10回)までに緩和される方向でほぼ合意している。 権利者会議側は委員会でコピーは4回(放送波からのコピー1回+他機器へのコピー3回)を主張しており、会見の席でも「10回という数字は必ずしも納得がいく数字ではない」としながらも、ユーザーと権利者の間で見いだした着地点として尊重するとの姿勢を示す。ただし、緩和の前提に「コンテンツへの尊敬
エバーグリーンは7月13日、Bluetooth 1.2に対応したオーディオレシーバー「EG-BT1390」の販売を直販サイト「上海問屋」で開始した。価格は9980円。 Bluetoothに対応したPCや携帯電話などから音楽データをワイヤレス受信できる。アナログ音声出力端子(RCA)を1系統備え、スピーカーやアンプなどと接続することで音楽再生が可能。通信最大距離は10メートルで、プロファイルはA2DPにのみ対応する。 Bluetoothを使う際に必要になるベアリング(初期設定)は、本体にACアダプターをつなぐことで自動的に接続待ちになり、送信側から検索と認証を行うことで完了する。 サイズは100(幅)×42(高さ)×25(奥行き)ミリで、重さは36グラム。ACアダプター、アナログオーディオケーブル、取り扱い説明書を付属する。 関連記事 エバーグリーン、カードリーダー内蔵のお手軽DVDプレーヤ
アップル、不具合対応の「iTunes 7.3.1」を公開 −無料版で全画面表示に対応した「QuickTime 7.2」も アップルは、ビデオ/オーディオ管理ソフト「iTunes」の最新バージョン7.3.1を公開した。対応OSはWindows 2000/XP/Vista、Mac OS X 10.3.9以降。 iTuns 7.3.1では、6月30日公開のiTunes 7.3において、iTunesのライブラリにアクセスする際に問題が発生する場合があった不具合が解決されている。 また同日に、動画再生ソフト「QuickTime」の最新バージョン 7.2が公開された。対応OSはWindows XP/Vista、Mac OS X 10.3.9/10.4.9以降。 これまで有償版(3,400円)でしか利用できなかった動画再生時の全画面表示を無料版でも利用可能にしたほか、H.264コーデックをアップデート
本製品はiPodをPCのUSBポートまたは純正ACアダプターと接続するためのコネクター。コネクタ間を極力短くした作りになっており、省スペースで利用できる。本体サイズも57(高さ)×25.8(幅)×8.4(厚さ)ミリ・7グラムと小型軽量で、携帯も苦にならない。 関連記事 ブライトンネット、リモコンをセットした車載用iPodカーアダプタ ブライトンネットは車載用iPodカーリモコンキット「Car Audio Cable with Remote Controlfor iPod」を発売する。 iPodの充電も可能、ビデオiPod鑑賞用車載キット ブライトンネット製。映像対応車載用トランスミッターユニットとiPod充電器のセット。iPodのバッテリー切れを心配することなく利用できる。 ブライトンネット、ビデオiPodの映像を車内で楽しめるトランスミッターユニット UHF帯を利用する車載用トランスミッ
最近、ファイル交換ソフトで、地上デジタル放送の番組がやり取りされている。しかも、ハイビジョン(HD)品質でだ。地デジ放送には厳重な著作権保護の仕組みが施されており、満足にコピーすらできないはず。ファイル交換できるようなHD品質の番組ファイルなど、流通はおろか、あってはならないはずでは? 現在、日本の地デジ放送と録画機器にはコピーガードがガチガチにかけられている。放送波には「コピーワンス」という複製防止信号が乗っており、視聴者は1回しか番組をコピーできない。ただ、地デジ対応HDDレコーダーやテレビパソコンで番組を録画する場合、録画自体がコピー1回とカウントされる。番組の複製は作れず、保存用にDVDへコピーした場合は、「移動(ムーブ)」するという考えに則り、ハードディスクにある録画内容は消去される。 書き出したDVDにもしっかりコピーガードがかけられ複製はできない。外で見ようとiPodに転送し
2007年7月18日、追加情報ありにつき再アップ 2007年2月24日、ボードだけでなく、ユニットの情報も増えてきたのでタイトル変更 昨日、あちこちのブログをブラブラしていて、3日ボウズかも・・・(仮)さん(現閉鎖) で当ブログが紹介されていた。 GV-MVP/GXWネタで、これがデジタル放送のガードにかかることなく、録画できること は「ほとんど知られていない」とのこと。 「あれ?」というのが当方の意見。これは結構有名な話と理解していたからだ。実のと ころ、GXWに限らず、デジタル放送が自由な録画を阻害する措置にはばかれることな く、普通に録画できてしまうキャプチャーボードは意外と多い。と、いうより、大半 がそうだと言っても言い過ぎではない。 そうでない、と思われているのは、メーカーのFAQであたかも「デジタル放送対応」 と書かれているもののみがデジタル放送を録画できるように書かれてあり、
H.264に対応したUSB接続のハードウェアエンコーダー「Instant Video To-Go」がフォーカルポイントコンピュータから発売になった。同社によると、変換元のビデオ記録時間に対して5倍のスピード(100分→20分)でエンコードが可能という。実売価格は14,800円(詳細は「今週見つけた新製品」参照のこと)。 この製品はH.264専用のハードウェアエンコーダーで、MPEG-1/2やDiVXなどの動画データをH.264形式の動画データに高速エンコードでき、本体が小型でポータブルだというのが特長。今は動画データのH.264への変換はソフトウェアエンコードでおこなうのが主流だが、これはCPUパワーを必要とするため、特にノートPCなど非力なPCでは負担が大きかった。小型ポータブルのハードウェアエンコーダーの登場で特にノートPCユーザーには重宝しそうだ。 ただし、変換されるデータはPS
東芝RD-A600開発者 片岡秀夫氏に聞く〜「RD-A600」は勝負機 HD DVDで録画文化を断固として守る!〜【動画アリ】 東芝のハイビジョンレコーダー「VARDIA(ヴァルディア)シリーズ」の最新モデル、HD DVDドライブ搭載の「RD-A600」が登場した。シリーズ最上位モデルという位置付けで、600GB HDDとHD DVDドライブを搭載し、HD DVD-R(2層対応)の録画再生に対応している。HD DVDを除いた基本機能は従来機「RD-S600」の進化形と言えるが、システムの見直しを図り、「デジタルW録」などの操作性を大幅に向上させている。 録画ファンの手が届く本機の登場で、レコーダーの分野でもHD DVDとBlu-ray Disc(BD)との競争が本格化することになる。東芝RDシリーズ(VARDIAシリーズを含む)のコンセプトリーダーである片岡秀夫氏に、BDとの決戦を控えた熱
Pybigi ニコニコ動画には宣伝効果はないどころか、逆にDVDの売上げを悪化させる?2007年4月のDVDの販売額が激減 日本映像ソフト協会の最新の資料によると2007年4月のDVDの販売額が激減している。販売用のDVDビデオの販売額は前年の同月比に比べ、65%と激減している。新作の数も減少していれば、説明もつくが新作の数は前年同月比にくらべ、104%と増加している。これはニコニコ動画のせいか? ごめん。ちょっと面白かった。 というのも、私、店ではDVDの担当もしているからで、いや、4月はどこも苦労したはずですよ? なぜならば ハリー・ポッターと炎のゴブレット 特別版 [DVD] ダニエル・ラドクリフAmazonハリー・ポッターと炎のゴブレット 通常版 [DVD] ダニエル・ラドクリフAmazon去年の四月には、こんな超ビッグタイトルがでてたわけだから。 4月に前年同月比いくわきゃない
小女子(コオナゴ)殺害予告犯の何がいけなかったのか 2ちゃんねるに「小女子焼き殺す」と殺害予告した男が、懲役1年6ヶ月を求刑されたそうである。これに対して行き過ぎだとか、表現の自由の侵害だといった意見もあるだろう。僕が思うにこの事件で彼がいけなかったのは、すごく単純なルールを破ったことだった。つまりそれは、 「ガチな大人をからかっちゃいけない」 ということである。からかう、揶揄するといった行為は、テレビなどで芸人が大物タレントに対して平気でやったりして、多くの人の感覚がズレてきている部分はあると思うのだが、本当の姿を知らない人が多いというのは仕方がないことかもしれない。 毒舌で知られる芸人なんかは、収録前に大物タレントの楽屋に必ず挨拶に行くし、収録が終わった後も失礼があったら詫びに行くのが普通である。それで「あそこをOAするのはちょっと…」という話になれば、編集でカットする。それを怠ると、
iPodのヒットに端を発するデジタルオーディオプレーヤーの流行で、ヘッドフォン/イヤフォンが大いに注目されている。一時は売り場の片隅に追いやられ、デモ機もろくに置かれていなかったのが、いまや量販店の壁いちめんに商品がずらりと並ぶ姿も珍しくはない。しかも単に価格を競うだけでなく、高音質をアピールしている製品の多さにも驚かされる。これは「デジタルオーディオプレーヤーでもいい音で聴きたい」というユーザー心理の表れで、大いに歓迎すべきことだ。 売り場を眺めていると、最も売れているのはインナーイヤー型と呼ばれる小型のモデル。なかでもShureなどに代表されるカナル(耳栓)型は、遮音性に優れるうえに、そのコンパクトさからは意外なほど良質な音を聴かせてくれることもあり、多くの人から好評を得ている。 その一方で、オーバーヘッド型とよばれる大型ヘッドフォンにも人気が集まっている。こちらの特徴はなんといっても
各社からBlu-ray DiscやHD DVDドライブを搭載したレコーダーが登場し、「いよいよ本格的なハイビジョン時代到来か!? 」と思わせる今日この頃。しかし冷静になってよく見ると、これらはまだまだ高価。さらにメディアが1枚1500円前後もするため、常用することを考えるとコストパフォーマンスは低い。 確かに地上デジタル放送などのハイビジョン映像をBlu-ray Disc/HD DVDのディスクへ録画するメリットは大きい。DVD/HDDレコーダーのように「HDDがいっぱいになってしまったが消すに消せない」「コピーワンスなのでDVDにムーブすると綺麗な画像を楽しめない」というような、困った事態に陥らないですむからだ。 しかしそのために20万円超の本体購入予算と、1500円前後のメディアを何10枚(人によっては何100枚?)も買うコストを考えると、ためらってしまうのが普通だろう。 そうなってく
東芝は、HD DVDを搭載したVARDIAシリーズ2機種「VARDIA RD-A600」「RD-A300」を6月末より発売すると発表した。価格はオープンとなる。予想実勢価格はA600が20万円以下、A300が15万円前後と見られる。 両機種ともにHD DVD/DVDドライブを搭載しており、A600が600Gバイト、A300が300GバイトのHDDを装備する。 HD DVD/DVDドライブは、HD DVD-Rのほか、DVDマルチ、DVD-R DLの録再に対応しており、HD DVDソフトの再生も可能だ。 地上、BS、110度CSデジタルチューナーを2基、地上アナログチューナーを1基備えたトリプル仕様で、デジタル×デジタル、デジタル×アナログの2番組同時録画に対応する。 前シリーズ「RD」時代から培ってきた「スカパー!連動」や「おまかせ自動録画」など多彩な録画機能はそのまま継承。リモコンの「おま
高ビットレート&DRMフリーの「iTunes Plus」のスタートや、ワーナーミュージック・ジャパンの楽曲が配信開始されるなど、アップルのiTunes Storeにまたも大きな動きが見られる。日本でのサービスが開始されて間もなく2年が経過するが、こうした同社の動きは何を意味するのか、来日した米Apple幹部に話を聞いた。 Luke氏: まずは日本のiTunes Storeにワーナーミュージック・ジャパンが参加したことを報告させてください。現在、日本のiTunes Storeは400万以上の楽曲、5000以上のミュージックビデオとショートフィルム、10万以上のポッドキャストを提供するまでに至っています。そして、その中には、iTunes Storeのみでしか手に入らないムービーやアートワーク、デジタルブックレットなども含まれています。 いまは国境を超えたアーティストのレコメンドも積極的に行って
アップルは6月6日、音楽配信サイト「iTunes Store」にてワーナーミュージック・ジャパンの楽曲を配信開始すると発表した。 絢香やBONNIE PINK、グリーン・デイ、コブクロ、リンキン・パーク、マドンナ、竹内まりや、マイ・ケミカル・ロマンス、レッド・ホット・チリ・ペッパーズ、R.E.M.、リップスライムなどの楽曲が配信されることになり、コブクロに関してはインターネット上での音楽配信は初となる。また、絢香「Jewelry Day」の限定版新作ビデオもiTunes Storeのみで配信される。 iTunes Storeは現在、400万曲以上の楽曲、5000本以上のミュージックビデオを配信しており、5月末からは「iTunes Plus」の名称で高ビットレート/DRMフリーでの配信も開始している。 関連記事 Apple、DRMフリーの楽曲販売を世界同時スタート ポール・マッカートニー、宇
Amazon.comは2007年内にデジタル音楽ストアをオープンし、デジタル権利管理(DRM)技術の施されていない楽曲をダウンロード提供する予定だ。 Amazonは米国時間5月16日、12000社以上のレコード会社と提携し、DRM技術の組み込まれていない、MP3フォーマットの楽曲を提供することを発表した。 レコード会社各社はこれまで、著作権で保護された音楽ファイルを違法配布する手段をユーザーに提供したPtoP企業と戦ってきたが、最近はDRMフリーの楽曲を提供する考え方を受け入れるところも出てきている。 Amazonの最高経営責任者(CEO)であるJeff Bezos氏は声明で「すべての楽曲でMP3を採用する。これは、Amazonで購入する楽曲のすべてがDRMフリーとなり、どのデバイスでも再生できるようになることを意味する」と述べる。 ユーザーは楽曲を、PCやiPod、Zune、Zenなどの
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