【海外事件簿】 北欧スウェーデンで7月、自宅で“原子炉”を作ろうとした男が、放射性物質を違法に取り扱っていた容疑などで警察に一時拘束された。男は家のキッチンで、放射性物質を混ぜ合わせ加熱するなどし、実験を行っていたという。このようにして原子炉を作るのは技術的には不可能で、動機についても男は「単なる趣味だ」と話しているが、軽率な行動が地域住民の怒りを買ったことは間違いなさそうだ。(黒川 信雄)関連記事「キリン」「松の廊下」…第1原発の業…丸儲け!“究極レア”警官エンブレムの…記事本文の続き 騒ぎを起こしたのは、スウェーデン南部エンゲルホルムに住むリカルド・ハンドル氏(31)。かつて空調設備の工場で働いていたが、現在は無職だという。 フランス通信(AFP)によると、ハンドル氏はスウェーデンの放射線安全庁宛てに、自身の実験を紹介するブログのアドレスなどとともに「こういう計画が違法かどうか教えてく