半導体メモリーや液晶ディスプレーで世界一のシェアを誇る韓国のサムスン電子が今年、総額約2兆1000億円という過去最大の設備投資と研究開発費を投じる。半導体と液晶に集中させることで、世界一の座をがっちりキープしようという狙いだ。 もちろん、日本勢も黙ってはいない。NAND型フラッシュメモリーで世界第2位の東芝は、世界一奪還を目指すもようだ。もともと同メモリーを世に送り出し、数年前までは世界一の座にあっただけに、期待がかかる。 カムコーダー部隊が支えるイメージセンサー それにしても、サムスン電子をはじめとする韓国企業や、台湾や中国の新興企業がグローバルでものすごい勢いで台頭している。このままいくと、メモリーやディスプレー以外の分野でもシェアを奪われかねない。 ただし、同じ半導体でも、日本企業が世界一のシェアを誇っている分野がある。5月24号日経ビジネスの特集で紹介したソニーのイメージセンサーを
【ニューヨーク=山川一基】ソニー、米検索大手グーグル、米半導体大手インテルの3社が、インターネットを使って動画などを楽しむテレビを共同開発する見通しになった。英経済紙フィナンシャル・タイムズが報じた。米国などではネットを通じて動画を見る人が増えている。今後のネットテレビの技術で主導権をとる狙いとみられる。 同紙によると、19日から米サンフランシスコで始まるグーグルの開発者会議で発表する見通し。グーグルが基本ソフト(OS)の「アンドロイド」、インテルが省電力の中央演算処理装置(CPU)「Atom(アトム)」の技術を持ち寄り、ソニーはテレビの画像や音声などの技術を提供する。 3社が目指すのは、テレビとパソコンの機能をあわせもったネットテレビ。普通のテレビ放送に加え、ネット経由で受け取る動画やホームページなどをスムーズに視聴できるようにするとみられる。 ネットに直接つなげてテレビ放送を見る
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