公立並みの費用で私立幼稚園に通える区 育児補助には、「出産手当金」「育児休業基本給付金」、子供が小学6年生になるまでもらえる「児童手当」など国から支給されるものと、「妊婦検診費用助成」や「医療費助成」など自治体から支給されるものがある。 補助の大きさに差が出るのは自治体独自の支援だ。たとえば、妊婦検診費用助成は14回無料が基本だが、自治体の財政や方針によってはそれ以下の場合も少なくない。育児補助の手厚さで他の自治体の追随を許さないのはやはり財政が豊かな東京23区だ。 なかでも突出しているのが江戸川区。国からの補助では足りない部分に対して補助が満遍なく行き渡っている。まず「乳児養育手当」として、0歳児を養育している世帯に月額1万3000円が支給される(所得制限あり)ほか、ベビーシッターなどの民間サービスより安く利用できる保育ママ(自治体から認定を受け、自宅などで少人数保育を行う)制度の歴史が
夏の休暇中、一度も仕事のメールチェックをしない! という鉄の意志を持つ人はどのくらいいるのだろう。普段そんなにマメではない私でも、休暇に入って数日経つと少し不安になってくる。......何か大事な連絡が来ていたらどうしよう? いやいや、休暇中だからということで済まされるはず。でも、今メールを見なかったせいで後からかえって面倒なことになったら?――そんなわけで、結局は何回もパソコンを開き、なんだかんだと返信したりちょっとした雑務を済ませたりする羽目に。 どうやらこうした傾向は各国共通なようで、イギリスのある調査機関によるこんな研究がデイリー・テレグラフ紙に紹介されていた。働く人の40%が休暇を終えて「かえってストレスを抱えて仕事に戻っている」と答え、90%が「休暇でたまったメールに返信するのを気に病んでいる」とのこと。さらに80%が「休暇中も頻繁にメールチェックをしたり電話をかけたりしてしま
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高齢者は人付き合いが大事=孤独な人より生存率1.5倍 高齢者は人付き合いが大事=孤独な人より生存率1.5倍 家族や友人、隣人に恵まれた高齢者は、孤独な高齢者に比べ、生き延びる確率が1.5倍も高いと、米ブリガムヤング大などの研究チームが2日までに米オンライン科学誌プロス・メディシンに発表した。孤独であることは、アルコール依存症やたばこを1日15本吸うのと同じぐらい健康に悪いという。 この研究は、世界で過去に行われた148種類、計約30万8900人を対象とする長期調査をまとめて分析し直した成果。調査期間が平均7年半で、対象者の平均年齢は約64歳。男女ほぼ半々で、地域別では北米51%、欧州37%、アジア11%、オーストラリア1%だった。 研究チームは、人付き合いがある方が生存率が1.5倍高いというのは、けんかばかりしているような人間関係も含んでのことと指摘。日常的に人付き合いがあることは、心
ワーキングプアは641万人=給付付き税額控除提言−厚労省研究班が初の推計 ワーキングプアは641万人=給付付き税額控除提言−厚労省研究班が初の推計 働いているのに貧困層に属するワーキングプアが、2007年時点で推計641万人に上ることが1日、厚生労働省研究班(代表・阿部彩国立社会保障・人口問題研究所部長)の調査で分かった。現役世代(20〜64歳)の男性労働者の9.85%、女性労働者の13.39%が該当し、深刻な雇用環境が裏付けられた形だ。 ワーキングプアの概数を明らかにした研究班の報告は初めて。阿部氏は低所得者に限定した給付付き税額控除が貧困解消に効果的だとした上で、必要な予算額も試算した。 調査は厚労省の「国民生活基礎調査」のデータを基に、学生のアルバイトや主婦のパートなどは除き、一日の主な活動を「仕事」とした人の世帯所得額を抽出。年金や公的扶助の収入を加味した上で、貧困層に属する人
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