小さなドーパミンヒットを繰り返すSNSアプリの無限スクロールがもたらす心理効果は、薬物中毒に陥った人が麻薬を求め続けてしまう原理と同じだといわれています。ドーパミン中毒による行動は、ギャンブル依存にも当てはまり、そう考えるとSNSの縦スクロール画面をスワイプし続ける行動とスロットを回す行動に恐いくらいの類似性さえ感じますね。次に表示されるコンテンツに対する期待が満たされたり、満たされなかったりする体験が、つい時間を忘れて画面をスワイプし続けてしまうことに繋がり、一度このドーパミンヒットのループにハマるとなかなか抜け出せないのです。 SNSアプリのフィードをスワイプすること自体にお金はかからないので、ギャンブル中毒に陥るよりはまだ良いかもと思えるかもしれません。多くの人が無限スクロールで失われるのは時間くらいだと考えているかもしれないです。 ただ、この無限スクロールによって表示されるコンテン
Googleが2011年に立ち上げたFacebook対抗ソーシャルサービス「Google+」の一般ユーザー向けサービスを2019年8月に終了する。主な理由は「使われていないから」としているが、「多くて50万人に影響する可能性のある、ユーザーが意図せずサードパーティーに個人情報を提供してしまう可能性のあるバグが見つかった」ことも明らかにした。 米Googleは10月8日(現地時間)、ソーシャルサービス「Google+」の一般ユーザー向けサービスを2019年8月に終了すると発表した。主な理由は「あまり使われていないから」としているが、その理由の説明の中で「Google+ People API」のバグで、最高50万人のGoogle+アカウントを非公開設定にしている個人データ(氏名、メールアドレス、生年月日、性別などだが電話番号や住所は含まず)が影響を受けた可能性があることが分かったとも書いている
SNSで見る、今ドキ高校生の“つながり”事情~「たむろする」若者を見かけなくなったワケ2018/06/12 SNSでの“つながり”が増えれば、人間関係構築の仕方も変わるはず。今回のインタビュー対象は若者代表として、女子高生ミスコン/男子高生ミスターコンの過去出場者の5人。情報収集ツールとしてではなく、つながりの側面からSNSがもたらす「今ドキ高校生の対人関係」について教えてもらった。 「Twitter教えて?」はあいさつ、SNSは“会話の距離感”によって使い分け LINE、Twitter、Instagramなど、さまざまなSNSが高校生に普及していく中、それぞれの使い分けがあると仮定して高校生たちに質問をしてみた。ヒアリングの結果、各SNSやその機能で下記のような特徴を見つけることができた。 ★ポートフォリオ型: ポートフォリオとは、アーティストやクリエイターが自分の実績や能力をアピールす
インスタ女子による「インスタ疲れ」や、メルカリのシェア倉庫化、YouTuberは「芸能人ではなく友達」など、スマホユーザー9つのトレンド(2017) 2017年に、若いスマホユーザーを中心にインタビューして、印象的だったユーザー行動やトレンドなどを9つまとめました。 <目次> 1、メルカリの「シェア倉庫化」すぐ買ってすぐ売る 2、インスタ検索の高度化「バイト先・気温を調べる」 3、インスタの価値は「写真を撮るまで」も含めた体験 4、インスタ女子による「インスタ疲れ」とストーリーの浸透 5、YouTuberが信用できるのは「芸能人ではなく友達だから」 6、中国アプリの独自進化 7、テクノロジーによる「国境や縛りのちょい溶け」 8、動画コンテンツが破壊する「言葉のカベ」 9、ジャンルや用途による「検索の分散化」 ※全体を正確に調査したものではありません、あくまで参考までにご覧ください。 1、メ
Facebookは2018年、ユーザーのニュースフィードには、友だちや家族からなどの投稿を優先して表示し、企業やメディアからの投稿は以前よりも表示されないようにしていく (編集部による要約) そういった内容のメッセージを、Facebookの創業者・会長・CEOであるマーク・ザッカーバーグ氏が2018年1月12日(日本時間)に自らのFacebookアカウントで投稿しました。 その1週間後の投稿では、「第2のアップデート」として、次のような情報を投稿しています。 ニュースは(表示比率が減るとはいえ)人びとが会話を始めるための大切な要素だ。そのため、ニュースフィードに表示されるニュース情報が高品質なものであるようにしていく。 (編集部による要約) Facebookが企業やメディアのFacebookページからの投稿をどう扱うかについては、これまでも一定していたわけではありません。 企業からの情報が
今日は小ネタです。Webページに設置しているソーシャルシェアのボタンが、モバイルではデスクトップと比べて非常に使われる率が低いという調査データがありました。さて、モバイルではソーシャルボタンは不要なのでしょうか? 「ソーシャルシェアボタンをモバイルで使ってる人なんているの?」という記事を、Moovwebが公開(リンク先は英語記事)し、ソーシャルシェアのボタンがモバイルではかなり使われていないことを調査データで示しました。 同社のサービスを利用しているECなど250サイトのデータ(の一部)を調査したところ、モバイル環境でソーシャルシェアボタンを利用しているのは訪問数比率で0.2%だったということです。 同社によると、ソーシャルシェアボタンを使うユーザーよりも、広告をタップするユーザーのほうが11.5倍多かったとのことです。 さて、このデータはどう読んで、どう利用するのがいいのでしょうか。 こ
Webサイトが起点? 利用者のニーズを考えて web サイトを設計し、ゴールまで導く。 Web サイトに限らずアプリケーションにも言える基本的な考え方です。昔から言われている当たり前の事ではあるものの、「Web サイトへ訪れる」という利用者の行動を大前提にしていることに疑問を感じています。 ブランド名など、何かキーワードが思い付けば検索をするでしょう。人によっては、ふと思い出して訪問することもあるかもしれません。しかし、そういったタイミングが 1 日でどれくらいあるでしょうか。Web サイトへわざわざ訪れるのが面倒と感じることもあるくらいです。 ターゲットにしている市場によっては検索が強かったり、わざわざブックマークしてサイトを訪れる人が多いかもしれません。しかし、そうした能動的な行動ではなく、ニュースフィードで偶然見かけた情報をキッカケに行動する人は少なくありません。ジャストシステムによ
攻撃者は悪質なコードを埋め込んだ画像をSNSなどにアップロードし、ユーザーに画像をダウンロードさせることでマルウェアに感染させるという。 画像ファイルに悪質なコードが埋め込んでソーシャルメディア経由でマルウェアに感染させる新たな攻撃手法が報告された。発見したセキュリティ企業のCheck Point Software Technologiesは、この攻撃を「ImageGate」と命名。ランサムウェアの拡散に利用されているという。 同社によると、この攻撃では悪質なコードが埋め込まれた画像を攻撃者がSNSサイトにアップロードする。さらに攻撃者は、SNSサイトの設定を利用してユーザーに画像ファイルをダウンロードさせ、ファイルをクリックした瞬間にマルウェアが実行されてしまう。
ソーシャルメディアをEコマースへ活用する流れは拡大傾向にある。よくEコマースに使われるソーシャルメディアとして名前があげられるのはFacebookやInstagramなどであるが、そんな中でもブランドプロモーションに最適なのがPinterestである。サンフランシスコに本社、日本でも展開しているこのサービスは世界的にもブランドからの注目度が高い。 参考: Instagram (インスタグラム) 最新トレンド【Twitterの120倍のエンゲージメント率】 Pinterestはアルバムに写真を貼っていくように、ネットで見つけてきたお気に入りの写真を自分の好みに保存して、それを共有できるソーシャルメディアである。友達やフォロワーとのネットワークに依存して成り立っているFacebookやTwitterとは違い、Pinterestは自分が興味を持った画像を見ることに注力しており、知り合いとの関係を
米Twitterは8月24日(現地時間)、Webオーナーが自分のWebサイトに貼れる「メッセージボタン」の提供を開始した。サイト訪問者はこのボタンをクリック(タップ)することで、オーナーにTwitterのダイレクトメッセージ(DM)を送れる。 Webサイトに貼るTwitterのボタンとしては、既にツイートボタン(表示しているページのURLをツイートするボタン)やフォローボタン(そのWebサイトのオーナーをフォローするボタン)がある。 企業にとっては、顧客にクレームをツイートされるよりも、DMで直接クレームしてもらった方が対応しやすいだろう。また、Webサイトを訪れた顧客は、商品に関する質問をDMで気軽にできるようになるだろう。 ボタンを生成するには、こちらのページで「Twitter Buttons」→「Message Button」を選び、「Paste a userID」にDMを受け取りた
Twitterでシェアされるメディア記事のURLの59%はクリックされない──。米コロンビア大学と仏国立情報学自動制御研究所(INRIA)は6月16日(現地時間)、このような研究結果を発表した。 これは、タイムライン上に表示される記事へのリンク付きツイートを、自分でリンク先をクリックして読まずにそのままリツイートするユーザーが多いことを示している。 「Social Clicks: What and Who Gets Read on Twitter?」と題するこの研究論文は、米計算機学会(ACM)主催のカンファレンスで発表された。 この研究は、2015年の夏の1カ月間にツイートされた、5つのメディア(CNN、The New York Times、The Huffington Post、BBC、Fox News)の記事のBit.lyによる短縮URLを含むツイートデータと、それらのURLのBit
日本でもセルフサービス(自社運用型)Twitter広告が始まりました。 Publish2015/11/19(木) 今日は久しぶりに最新ニュース的な話題を書きます。 Web運用を行う上で、広告とソーシャルはすごく重要な立ち位置にあるものですが、その両方にかかるニュースです。 そのニュースがこちら。 「「セルフサービス式のTwitter広告」を提供開始」 そうですTwitter広告です。 Twitter広告自体は以前からありましたが、一般的にするには少しお高い感じでした。 でも昨日から始まったセルフサービス型広告は比較的予算規模が小さい感じからでも始めることができるので、自社でまずやってみようという部分には面白い取り組みだと思います。 Twitterのセルフサービス型広告はクリックか成果報酬型の課金体系で運用されます。 この形態はGoogleAdwordsなどに非常に近い感じなので、費用対効果
総務省は5月19日、平成26年(2014年)の情報通信メディアの利用時間と情報行動に関する調査の結果を発表した。 調査は、2014年11月15日~21日に13歳~69歳までの男女1500人、平成26年1月の基本台帳の実勢比例による性別・年齢(10歳刻み)構成で行われた。抽出は、全国125地点のランダムロケーションクォータサンプリングで行われている。 これによると、スマートフォンの利用率は全年代合わせて62.3%となり、半数を超えた昨年から10%弱の伸びを見せた。10代の利用率こそ68.6%と全年代平均をわずかに上回る程度だが、20代は94.1%、30代は82.2%と、若年層では圧倒的多数を占める結果となった。なお、50代は半数をやや下回る48.6%、60代は18.3%だった。また、タブレット利用率は全年代で21.3%と、昨年から5%強の成長を見せているものの、スマートフォンと比較するとその
Talking about web usability, accessibility, IA, UCD, UX,... 公開日 : 2015年4月11日 (2015年6月11日 更新) カテゴリー : ウェブユーザビリティ, ウェブアクセシビリティ, ユーザーインターフェース (UI), 情報アーキテクチャ (IA), ユーザーエクスペリエンス (UX) ウェブサイトのデザイン (特に画面構成の検討) をしていて、ソーシャルメディアの各サービスが提供しているシェアボタンをページに埋め込むかどうか、議論になることはありませんか? コンテンツがユーザーにとって役立つものだったり、備忘録的に残しておきたいものだったり、他人にも見てもらいたいものだったりすると「シェアする」という行為につながるわけですが、そのための機能はウェブサイト側に (コンテンツのひとつとして) 用意すべきなのでしょうか。 シ
本記事は、Movable Type Advent Calendar 2014 3日目の記事です。今回は Post2Buffer プラグインを紹介します。 Post2Buffer プラグインは、Movable Type の投稿を Buffer を経由して、各ソーシャルメディアに流通するためのものです。 日本の多くのユーザーが、ソーシャルメディアを見る時間帯って、朝の通勤中、昼休み、帰宅中、22:00 以降と決まっているのではないかと思います。ソーシャルメディアの多くはストリーム型なので、いかに相手にみてもらえるかがポイントになります。Buffer は、1日のうちに投稿できる時間帯を設定おき、それまでにためておいた投稿をいっきに送ってくれます。また、投稿に関する反応の数値結果を、スマートフォンで確認できたりします。 フィードからソーシャルメディアに自動投稿する dlvr.it と併用するといい
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