開発中のRogue Gladius Survivorsのキーアート。すでにSteam Storeページは公開されている。第2回のテーマは「ゲーム開発」だ。 第2回はチームに所属していた唯一のベテラン、シニアデザイナーの渡部が、新人のインディー開発チームがうまく回っていないと感じて、過去に所属していた会社で上司だった筆者・岩崎啓眞に「ヘルプしてもらえないか?」と頼むところから始まる。 あなたの知らない「縛りのなかで自由を目指すインディーゲーム開発」の世界が、ここにある。 聞き手・文/岩崎啓眞 編集/久田晴 なぜ、岩崎が引きずり込まれたのか?そもそも、シニアデザイナー(ゲームデザイナーではなく海外でいうアーティスト。絵描きがメインの仕事)の渡部は岩崎と知り合いで、岩崎の前々々職の時の部下のひとり。だったのだが、去年の秋ごろからずっと岩崎を仕事に誘えないか考えていた、というのである。 渡部曰く「