「Ubuntu Linux」の開発を支援するCanonicalは、同社が出荷するバージョンの「Firefox」において、デフォルトで米Yahooの検索結果を使用する提携契約を結び、新たな収益源を獲得した。 今回の動きは、Mozillaの手法を採用したものだ。FirefoxはデフォルトでGoogleに検索トラフィックを送信するようにセットアップされており、Mozillaの売上高(2008年は7900万ドル)の大半は、これによって発生する検索広告売上の分配金である。 「Canonicalはレベニューシェアリング契約について、Yahoo!と交渉した。そして、この売上は、CanonicalはUbuntuおよびUbuntuプラットフォームのオープンな開発を続けるための開発者とリソースを提供する助けとなる」とCanonicalのRick Spencer氏は米国時間1月26日、メーリングリストで述べた。