同じメーカーの洗剤が店頭で競争して、お互いを食い合ってしまう例や、未だオリジナルのDVDやブルーレイがまだ売れているのに、廉価版を早く出しすぎて、売上を減らしてしまった例などがこれまでもあった。 しかし最近は、これらに加えて「ビジネスモデルのカニバリ」が登場してきた。 例えば、売り切り型商品をサブスクリプション(継続課金)に切り替えたが、思った程ユーザーが増えず、トータルの売上が減ってしまう。 紙媒体から電子媒体への転換も、コストは下がったが、顧客が払ってくれる価値も下がってしまい、利益が減ってしまう。 また固定料金から成功報酬への転換、コスト課金からフリーミアムへの転換などでも、ビジネスモデルのカニバリが起きている。 こうしたビジネスモデルのカニバリを乗り越えてきた企業のケースを紹介することによって、対策を考えてみよう。 ケース1 課金方法が異なるリクルートとインディード リクルートは過
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