江戸中期から続く蔵元「真名鶴酒造」(福井県大野市)は、52万5000円(1リットル入り)の高級日本酒セットを販売する。8セットの限定販売で、20日から予約を受け付ける。 1999年の全国新酒鑑評会で金賞に選ばれた大吟醸酒を寝かせて熟成させ、クリスタルガラス製の容器に入れた。太陽や鶴、亀の蒔絵(まきえ)を施したオーストリアの高級グラスメーカー「リーデル」製のグラス二つを付けた。 ワインなどの洋酒に比べて、安価な商品が多い日本酒のイメージを変えるため、芸術品のような高級感を持たせたという。杜氏(とうじ)の泉恵介さん(48)は「味も見た目も値段も最高でしょうね」とPRしている。 問い合わせは真名鶴酒造(0779・66・2909)。