最後の更新から約4ヶ月。 相変わらず書き下ろす時間をつくる能力がない状況が続いているが、新たに「幼児期からのアクティブ・チャイルド・プログラム」教材がリリースされたことを記念?して、今年度で三巡目に入った弊社ジャーナル(Sports Japan)に掲載された拙稿を再掲する。 人類はいつから“遊び”はじめたのか? 文化人類学者のサーリンズは、現存する採集・狩猟民族の生活を丹念に調査し、成人男女が1日に費やす労働(食料収集)時間が2〜3時間であり、集められた食料はひとり当たり2,300カロリーにも及ぶことを明らかにしています。この人類史上、最も自由時間に恵まれていたと考えられる人たちは、その時間をいったい何に費やしていたのでしょうか。実は様々な調査から、コマまわし、けん玉、あやとりやお手玉などの遊びや、つな引きや棒たおしなどの力くらべ、さらには陸上競技、水泳競技、球技や格闘技といった類のスポー