タグ

2010年5月7日のブックマーク (3件)

  • iPS細胞からの精子・卵子作製を解禁へ 文科省専門委が指針案 - MSN産経ニュース

    さまざまな組織になる能力があるヒトの万能細胞「iPS細胞」や胚(はい)性幹細胞(ES細胞)などから、精子や卵子などの生殖細胞を作る研究を解禁する一方、そうして作った生殖細胞を受精させ、胚を作ることは引き続き禁止することを定めた指針案を、文部科学省の専門委員会が10日、まとめた。 作った生殖細胞を受精させると個体を作ることにもつながり、倫理的問題が起きる恐れがあるとして、平成13年に策定された指針で禁止された。 だが、不妊のメカニズムを解明する研究などには生殖細胞作製が有用と判断し、今年2月に文科省の部会が解禁の方針を打ち出していた。 指針は一般からの意見募集や総合科学技術会議への諮問を経て正式に決まる見通し。

  • iPS細胞使用の倫理性について論説発表 京大准教授ら - MSN産経ニュース

    人工多能性幹細胞(iPS細胞)を使用する上での倫理問題などについて、京都大学人文科学研究所の加藤和人准教授(生命倫理)と英米などの科学者ら計17人がまとめた論説が、11日付(日時間)の米科学誌「セル」(電子版)に発表された。 受精卵を利用して作られるES細胞(胚性幹細胞)とは異なり、倫理的な問題は注目されていないiPS細胞だが、加藤准教授は「iPS細胞にも倫理的課題は多い。多くの科学者に考えてほしい」としている。 論説では、細胞提供者のプライバシー保護や、研究過程における倫理的問題などについて問題提起。 プライバシーの保護では、iPS細胞が細胞提供者の遺伝情報を持っていることで、提供者の持病などの個人情報が流出する危険性を指摘。「細胞を使用する研究者は、細胞の情報を守るセキュリティーのシステムを整備すべき」とした。 また、細胞の機能や安全性を調べるために行うヒトiPS細胞の動物への移植実

    doukana
    doukana 2010/05/07
  • iPS細胞から「腸」成功、臓器で初 奈良県立医大 - MSN産経ニュース

    あらゆる組織や臓器の細胞になることができる人工多能性幹細胞(iPS細胞)から「腸」をつくることにマウスで成功したと、奈良県立医科大学の中島祥介教授(消化器・総合外科学)らのグループが10日、明らかにした。立体的な臓器ができたのは世界初といい、18日から広島市で開かれる日再生医療学会で発表される。 中島教授らは、マウスのiPS細胞を液体中に浮かんだ状態で6日間培養するなどして、管状の腸のような組織をつくった。この組織は、腸の中のべ物を移動させるのに必要な「蠕動(ぜんどう)運動」と呼ばれる収縮をしているほか、粘膜や筋肉、神経細胞などが腸と同じ層構造を持っており、「機能も形態も物と同じ」(中島教授)という。 iPS細胞は、京都大の山中伸弥教授が世界で初めて作製。再生医療や創薬に有用と世界的に期待されている。

    doukana
    doukana 2010/05/07