1月6日、日帰りの手術を受けた。 痔なのだ。 当人としては辛かったのだが、おもしろ感あふれる病気である。命に関わるような病気ではないので笑いに転化することができるのが幸いだ。 しかし問題は予定していた取材にいけないことである。 (林 雄司) 「白いスーツでどこでも浮かびあがる」 予定していたのは白いスーツを着ていろんなところで浮く、という企画だ。築地場外、ワタミ、河原。岸壁に行けばきっと自然にロープを結ぶでっぱりに足をかけてしまうことだろう。 縄ばしごもいい。公園の木の太い枝に縄ばしごを結んでぶら下がろう。そのために縄ばしごの作りかたもチェックした。おもちゃのライフルを持てばむかしの松田勇作の映画みたいだろう。 ライフルまで行かなくてもアメリカンクラッカーやおでんの串でも決まるんじゃないか。なにせ白いスーツだ。白いスーツはクラッシックなボタンがたくさんついてるサイボーグ009みたいな形に決
卒論を読んでコメントをつけて返すという仕事をしている。 疲れる。 ほとんど同じことをどの学生についても書いているからである。 「出典の書誌情報を明記しなさい」 この二年間、ことあるごとにゼミで言っているのだが、ほとんどの学生はそのほんとうの意味は理解していない。 それをたぶん「ズルをしてはいけません」という警告のように聴いているのだろうと思う。 「カンニングするな」とか「授業中私語をするな」とか「教室でカップ麺を食べるな」というような注意と同列のものだと、たぶん思っている。 しているところを見つかったら叱られるけれど、見つからなければどうってことない、とたぶん思っている。 それでいったい誰が困るというのよ、とたぶん思っている(キムチ味のラーメン臭が教室に漂っていると、次の授業に教室を使うものは苦しむぞ)。 自己利益の追求を優先させることは悪いことではない、と教えられてきたからである。 自己
断崖絶壁に建てられたイタリアの教会「聖コロンバーノの隠れ家」 中世におけるキリスト教では、俗世との関わりを断ち、祈りと瞑想に生きることが尊ばれていたため、しばしば人里離れた洞窟や岩壁などに修道院が建てられました。 なかでもイタリア北部にある1319年以前に建てられた「聖コロンバーノの隠れ家」と呼ばれる教会は、絶壁に埋もれるような形で存在しています。 とても人の住めないようなたたずまいをご覧ください。 場所はイタリア北部トレンティーノ=アルト・アディジェ州にあるロヴェレート。 近くには現在ヨーロッパでもっとも大きな現代美術館の一つである「トレント・ロヴェレート近現代美術館があるそうです。 こんな場所に住むだけでもめまいがしそうですが、いったいどうやって建てたのでしょうか。 上側からのアングル。 川の向かいにあり、夏場は生い茂った木々に囲まれるようです。 聖コロンバーノ(543-615)は、ヨ
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