ポーランドで世界初とされる「悪魔払い」の専門誌が創刊され、話題を呼んでいる。キリスト教の儀式として行われる悪魔払いの正しい知識を伝え、オカルトブームに警鐘を鳴らすのが目的で、カトリックの神父が全面協力している。 専門誌は月刊「エクソシスト」。一部10ズロチ(約250円)で、発行部数は1万5千部。9月に出た創刊号は「悪魔は本当にいる」などのタイトルの記事を掲載、子育ての悩みに答える一般的な記事もある。第2号は占いについて特集した。 ローマ法王庁(バチカン)はエクソシスト(悪魔払い師)を公認しており、一部のカトリック教会では取りついた悪魔を追い払う儀式が行われている。(共同)