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ブックマーク / www.riken.jp (1)

  • ストレス耐性は親から子へ継承される

    理化学研究所(理研)生命機能科学研究センター老化分子生物学研究チームの農野将功リサーチアソシエイト、宇野雅晴研究員、西田栄介チームリーダーらの共同研究チームは、親世代が獲得したストレス耐性能力が、エピジェネティック情報[1]の組織間伝達を介して次世代に継承されることを発見しました。 研究成果は、さまざまな環境に適応する能力を速やかに子孫にのこす生物の生存戦略の一つとして、重要な知見となることが期待できます。 今回、共同研究チームは、モデル生物である線虫[2]を用いて、個体のストレス耐性制御において、各組織・臓器がどのように連携するのかについて解析しました。その結果、腸組織でのエピジェネティック変化が生殖腺におけるエピジェネティック変化を誘導し、この組織間コミュニケーションによって、個体のストレス耐性が上昇することを見いだしました。さらに、この腸-生殖腺の組織間コミュニケーションを介して、

    ストレス耐性は親から子へ継承される
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