抗生物質の副作用・注意点【薬剤師が解説】感染症治療で処方される抗生物質(抗菌薬)。いずれもそれぞれの病気に合わせて処方されます。一定の間隔で最後まで飲みきることが非常に大切です。抗生物質の正しい飲み方、副作用、他の薬や食べ物との飲み合わせや飲酒などの禁止理由について解説します。 感染症の治療薬は、感染原因の菌やウイルスなどを殺していくことが目的なので、必ず決められた時間、回数を守って服用することが大切です。 治った感じがしても菌やウイルスが完全になくなるか、それによる感染状態が弱まり、自己治癒力で回復できるような日数を考えて処方されています。 それゆえ、処方日数の間は忘れずに服用しなければ、正しい効果を得ることができません。 また、抗生物質(抗菌薬)や抗ウイルス薬などの感染症の薬は、食後服用になっていることが多いですが、「時間がなくて食事ができないから、食事ができるまで飲まない」という考え