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ブックマーク / clementiae.hatenablog.com (2)

  • 〈耳刈ネルリシリーズ〉をまとめて - 忘れないために書きます

    今更ながら、ずっと前に再読した〈耳刈ネルリシリーズ〉の感想をここにまとめておこうと思った。これを書いているのは、金曜日の深夜。夜更かしにはもってこいだ。 ・『耳刈ネルリ御入学万歳万歳万々歳』 耳刈ネルリ御入学万歳万歳万々歳 (ファミ通文庫) 作者: 石川博品,うき出版社/メーカー: KADOKAWA/エンターブレイン発売日: 2009/02/12メディア: 単行この商品を含むブログ (1件) を見るまずこれは、非常に繊細で、照れ屋にしか書けない小説だ。 レイチ・レイーチイチという語り手は、超ハイテンションな一人称の語り口で始終まくし立てていき、心という心を隠し通してしまう。そうやって現代日オタク文化とチャネリングしているとしか思えないエロい脳内妄想を繰り広げるレイチは、嘘を吐きまくることで、来ならシリアスに盛り上がるべきシーンでも道化であることを徹底し、どこまでも軽く軽く軽く事件

    〈耳刈ネルリシリーズ〉をまとめて - 忘れないために書きます
    dowhile
    dowhile 2015/01/11
  • 京大SF研に入ってすぐオススメされた10冊(5月16日に三回目の追記) - 忘れないために書きます

    そろそろ全国のSF研に新入生が入るころだろうし、思い出話として語ってもいいかなと思ってこのエントリを書いた。 そもそものはじまりとして、高校3年の春休みにスタージョンの「海を失った男」を読んでSFの凄さに感銘を受け、そこからSF棚に平積みされていた伊藤計劃、円城塔、飛浩隆といった面々を消化し、いつの間にやらSF研のドアを叩いていたという、そういう人間である。 なお、見事に青背ばかりが並ぶわけだが、実は20世紀SFをオススメされたり、SFマガジン2000年2月号をオススメされたりすることも当然あった、と書いておく。ただ、残念なことに、アンソロはSF入門に極めて便利な一方で、僕自身がオススメされた時の記憶があまり残っていないので今回は避けることにした。 ※追記 これだけは書いておかなければ誤解を生むと思いましたので書きます。今の京大SF研と違って教養主義的である、というコメントがありましたが、

    京大SF研に入ってすぐオススメされた10冊(5月16日に三回目の追記) - 忘れないために書きます
    dowhile
    dowhile 2014/05/15
    京大なのに原書じゃないほうに驚く。今はKindleで古書が読みやすいのにもったいない
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