オフロードコースを走る自転車のシクロクロス世界選手権で女子のフェムケ・ファンデンドリエシュ(ベルギー)の自転車から「隠しモーター」が見つかり「機材ドーピング」として波紋が広がっていた問題で、同選手が3月14日の声明で競技からの引退を発表した。AP通信が報じた。 スポーツバイクのシートチューブに内蔵される電動モーターの例(オーストリアのGRUBER Antrieb社の製品 vivax assist) ©GRUBER Antrieb GmbH & Co 「無罪を勝ち取るのは不可能」として、規律委員会での弁明を断念した。1月にベルギーで行われたU23(23歳以下)のレースで、同選手は車体のトラブルで途中棄権したが、その後の車体検査で不正の疑いが浮上。国際自転車連合(UCI)はトップレベルの大会で技術的な不正が確認されたのは初めてとしていた。(共同通信)
ジロ・デ・イタリア2000の第19ステージを疾走するマルコ・パンターニ =2000年6月2日 Photo: Yuzuru SUNADA かつてツール・ド・フランスやジロ・デ・イタリアで大活躍した伝説的なロードレーサー、マルコ・パンターニ(イタリア)の激動の生涯を描いたドキュメンタリー映画「パンターニ/海賊と呼ばれたサイクリスト」の公開を控え、11月24日に東京・渋谷で開かれる試写会に、配給会社 ユーロ・ピクチャーズ / エクスペアードよりCyclist読者15組30名様をご招待します。 パンターニの“真実”を見つめる作品 「パンターニ/海賊と呼ばれたサイクリスト」のポスター 1998年にジロ・デ・イタリアとツール・ド・フランスの両方で個人総合優勝を成し遂げるなど、圧倒的な登坂力で一世を風靡したパンターニ。しかしその後、ドーピングの疑いが持たれ、イタリアの検察当局に追及される中、2004年2
チェーンに代えて高密度ポリエチレンのストリング(ひも)の往復運動で後輪を駆動するユニークな自転車「STRINGBIKE」(ストリングバイク)がハンガリーで誕生した。踏み込むときに力が入りやすく、チェーンオイルによる油汚れの心配もない画期的な機構を搭載しており、ヨーロッパでは2013年から販売されている。その日本上陸第1号となったバイクに試乗する機会を得た。 理解しづらいエレガントな動き 独自の駆動方式をもつ「ストリングバイク」の日本上陸第1号車 ストリングバイクのペダル付近には、従来見慣れたギアホイールやチェーンは見られず、独特な形のリンク機構とカラフルなひもが張り巡らされている。一見してどのように動くのか想像することすら難しく、実際に動作している動画を見ても理解しづらい。まるでパズルのように各部が組み合わさって、独特のエレガントな動きを形作っている。 左右に取り付けられたスイングアームが
自転車の列に突っ込んだ軽乗用車=19日午後1時40分、北海道共和町 8月19日午前10時20分ごろ、北海道共和町国富の国道276号で、軽乗用車が競技用自転車9台をはねた。北海道警によると、女性1人が重傷を負い、他に男女8人が軽いけがをした。 道警によると、クルマを運転していた50代の男性は「脇見をしていた」などと話しているといい、自動車運転処罰法違反(過失傷害)の疑いで詳しく事情を聴いている。 現場は片側1車線のほぼ直線。自転車9台は道の左側を縦一列で余市町の方向に走行していた。 軽乗用車にはねられた自転車=19日午後1時20分、北海道共和町 地元消防によると、9人は東京にある大学の自転車サークルのメンバーとみられ「後ろから車に突っ込まれた」と話している人がいるという。 現場は積丹半島や羊蹄山に近く、見晴らしの良い地域。周辺には田畑が広がるほか小学校や旅館などが点在している。(共同通信)
今から50年ほど前、この世にマウンテンバイク(MTB)という遊び・競技を創った一人であり、そして世界中に広めていった男。それがゲーリー・フィッシャーだ。長髪をなびかせて米カリフォルニア州の山野を駆け巡っていた青年時代から、チョビ髭を跳ね上げた風貌の現在に至るまで、彼の自由な精神と常識を超越する創造力、ひるむことのないバイタリティーは変わらない。そんなフィッシャーが、フラリと東京に現れた。 (聞き手・中村浩一郎、写真・平澤尚威) マウンテンバイクの“神様” ゲーリー・フィッシャーは、突然日本にやってきた。 「フィリピンで休暇を過ごそうと思っていたんだけど、台風が直撃したんだ。ビーチはどこ、太陽はどこ? ということで、帰りにトランジットする予定だった東京に、ひと足早く来ることにしたんだ」 特徴的なファッションのゲーリー・フィッシャー そんな風にさらりと言ってのけるフィッシャーは、MTBの生みの
2014年のツール・ド・フランスはヴィンチェンツォ・ニバリ(アスタナ プロチーム)が総合優勝を手にしました。イタリア人選手としては16年ぶりの快挙で、イタリア中がニバリ・フィーバーに湧いています。 テレビニュース、新聞、雑誌などニバリがあらゆるメディアに登場し、キオスクへ行けば王者のシンボルである「マイヨジョーヌ」の黄色一色です。ツールが終わって約2週間が経ちましたが、ニバリがもたらした喜びは留まることを知りません。次から次へとニバリを題材にした何かが出てきます。 8月1日発行のスポーツ紙、ガゼッタ・デッロ・スポルトの付録として「NIBALI E L’ITALIA DEL TOUR(ニバリとツール・ド・フランスにおけるイタリア)」という別冊が発売されました。ガゼッタ紙が誇るジャーナリストたちが188ページに渡って2014年のツールを分析し、ニバリの栄光の軌跡をたどっています。さらに過去のイ
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