SC18のExhibitor Forumで、富士通の次世代テクニカルコンピューティング開発本部システム開発統括部長の清水俊幸氏がPost-K(ポスト「京」)スパコンについて発表を行った。 SC18のExhibitor Forumにおいてポスト京スパコンについて発表する富士通の清水統括部長 ポスト京のゴールは、第1に、高いアプリケーション性能と良い電力効率を両立させることである。第2は、良い利用性とよりよいアクセスをユーザに提供することである。第3は、前世代からの進歩をさせながら、アプリケーションの互換性を保つことであるという。 このため、高性能と高いスケーラビリティを持つカスタムのCPUを開発することにした。高性能のカギは、幅の広いSIMDと高いメモリバンド幅、高いスケーラビリティのカギはTofuインタコネクトである。そして、高い電力効率は7nmプロセスの採用、電力制御機能、最適な資源配分