フロントエンドの React Redux Rx などの設計パターンを元に GUI 設計について考えてみました
グループウェアの研究活動を行なっていたACM SIGGROUP (Special Interest Group on Groupware)が、 昨年内紛のために崩壊してしまったらしい。 グループウェアの研究者の集まりのはずなのに グループ運営が苦手だというのはどういうことなんだと 多数ツッコまれたはずであるが、 よく考えてみると、 私自身も情報整理が超苦手なのに情報整理システムの研究を行なっていたりするし、 直感とは異なり、 どうやら人は自分が苦手なことを研究テーマに選んでしまうことが多いらしい。 調べてみたところ、 苦手なことを研究テーマに選んでしまう傾向は 「専攻分野反転の法則」 とか 「研究補償説」と呼ばれる定説だということがわかった。 こういう傾向は計算機科学に限るわけではなくて、 言語学の研究者は何をしゃべっているのかわからない奴が多いし 音楽学の研究者は音痴が多いらしい。 人生
■ 修善寺の「あさば」に泊まってきた 年端のいかぬ子猫(というにはずいぶん大きくなったが)がいるので、長期休暇といっても海外逃亡などするわけにもいかず、近場で一泊、そのかわり思い切り贅沢しよう! ということになった。選んだのは伊豆修善寺の「あさば」。ググればわかるように、とにかく食事が美味いことで有名な宿で、多くのレビューで食事のことしか書かれていない(笑)。 もちろん食事は文句なし、一品一品口に含むたびに目を見張るほどで、隅から隅まで美味しくいただいたのだが、それ以外の部分でもすばらしくて、こういうちゃんとした宿に泊まると、ユーザエクスペリエンスとはなんなのか、思わず考えてしまうねぇ(←職業病)。 最初、部屋の設備について説明されているときのこと。浴衣のほかにオリジナルのパジャマが置いてあるのだけど、「紺のラインが入ったのが男性用」ときたあとに「女性用がグレーのラインです」と続いたときに
第36回 手品とインタフェース 2009年10月14日 (これまでの増井俊之の「界面潮流」はこちら) 奇術や手品は人間の錯覚や勘違いを最大限に利用したエンターテインメントです。人間は錯覚や勘違いの固まりですから、突然何かが変化しても気付かなかったり/慣れたものを見逃すことが多かったり/手品の達人は観客の目前でも易々とイリュージョンを見せることができ、観客はそれを見て驚き楽しむことができます。人間の知覚能力や認識能力がたいしたものではないという事実は多くの場合は不利だと思われますが、そのおかげで未熟な技術でも実用的に使えて都合が良いこともあります。テレビや映画は1秒間に30枚以下しか画面を表示していないにもかかわらず、動画がなめらかに動くように見えるのは人間の知覚能力が低いおかげといえるでしょう。 勘違いをしやすいという点は、逆に考えるとイリュージョンを見る能力があるという長所だと考えること
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